10
Jul
【最遊記RELOAD 】最終章・最遊記RELOAD BLASTへと続く物語をアニメ化!あらすじや魅力、放送内容の詳細を紹介!
※加筆日2023年2月2日
※記事内容は2021年7月までの情報に基づくものです。
「さいゆうき」と聞いて、ピンとくるものといえば何でしょうか?
かの有名な西遊記は、三蔵法師がお供の孫悟空(そんごくう)、沙悟浄(さごじょう)、猪八戒(ちょはっかい)と天竺へ経文を取りに行くため旅に出る物語ですよね。
最遊記とは作者・峰倉かずや先生いわく「最も遊ぶ西遊記」をコンセプトにしており、缶ビールやタバコ、移動は車など近代的な物が多く登場します。
1997年から連載スタートした最遊記シリーズ。
コミックは「最遊記」、「最遊記RELOAD」、「最遊記RELOAD BLAST」、「最遊記外伝」、「最遊記異聞」が発行され、併せて累計発行部数2500万部突破!
またアニメ化や映画化、2.5次元のミュージカル舞台化(歌劇伝)もされ、長年愛され続ける大人気作品です。
最遊記は2022年で連載25周年を迎える記念として、2022年1月に5度目のアニメ化が決定!
アニメのタイトルは「最遊記RELOAD ‐ZEROIN‐(ゼロイン)」
今回は、なぜ5度もアニメ化が続く大人気作品なのか、
・最遊記とは?
・最遊記の魅力って?
・5度目のアニメ化決定!声優や内容は?放送日はいつ?
主に3つを紹介します!最遊記を知らない方やおさらいしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
最遊記とは?【最遊記RELOAD】
人間と妖怪が共存する「桃源郷」が舞台。
かつて人間と妖怪は平和に暮らしていましたが、桃源郷全土にわたる「異変」によって侵食されつつありました。
その元凶となるのは「牛魔王(ぎゅうまおう)」です。
牛魔王とは500年前、闘神・哪吒太子(なたくたいし)により、天竺国・吠登城に葬られた大妖怪。
葬られたはずの牛魔王でしたが、何者かにより蘇生されようとしていたのです。
それは、禁断の汚術「化学と妖術の合成」によるものでした。
禁断の理由は、人間と妖怪が交配されることがタブーとされているように、バランスを崩し「負(マイナス)の波動」を発するからです。
今や桃源郷は負の波動により、妖怪たちは狂暴化して自我を損失しながら人間たちに襲いかかります。
そんな妖怪に怯える人間たちは、死と恐怖が隣り合わせの日々を送っていました。
その元凶となる牛魔王の蘇生を阻止すべく観世音菩薩が三仏神に命じ、三仏神から命を受けた主人公・玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)は、三蔵と過去を共にした経験のある妖怪たち孫悟空・沙悟浄・猪八戒を連れて、西にある天竺国へ旅立ちます。
三蔵は牛魔王の蘇生を阻止することだけではなく、天竺国には亡き師匠の形見である「聖天経文」が利用されていると三仏神から助言され、聖天経文を取り戻す旅でもあるのです。
こうしてみると、最遊記は西遊記をモチーフにしているということがよくわかりますよね。
孫悟空・沙悟浄・猪八戒が妖怪にも関わらず、負の波動の影響を受けない理由は、己を信じ、他の妖怪たちと敵対する強い精神力を持っているからです。
かといって完全に負の波動の影響を受けないとは言い切れませんが、三蔵も悟空たちと同じく「信じられるものは己自身」と公言しており、強い絆を持った3人と共に西の旅を続けるのでした。
最遊記の魅力って?【最遊記RELOAD】
最遊記を見て最初に思いつくのが、「作画がきれい」ではないでしょうか?
原作では髪の毛一本一本細部まで描かれていて、カラー描写は1枚の絵画のようにとても繊細で美しいです。
最遊記の作画の美しさは、「Salty‐dog 峰倉かずや画集」が発行されるほど人気でファンを魅了します。
その他にも押さえておく魅力が3点ありますのでご紹介します!
最遊記の魅力①登場人物がイケメン!
西遊記を知っている方の登場人物たちのイメージは、僧侶頭巾をかぶった法師様と妖怪の猿・カッパ・豚を想像するかと思います。
最遊記の登場人物はイケメン揃いでファンを魅了させます!
玄奘三蔵(げんじょう さんぞう)【最遊記RELOAD・キャラクター】
玄奘三蔵は、女性と間違われるほど容姿端麗。
金髪で瞳は紫暗のタレ目でタバコを吸い、武器は肩からかけている摩天経文と拳銃を使います。
僧侶ですが短気で口は悪く、麻雀など賭け事もします。
孫悟空(そんごくう)【最遊記RELOAD・キャラクター】
孫悟空は、正義感が強く純粋な少年。食べることが何よりも大好きで天真爛漫な末っ子タイプです。
本来の姿は、斉天大聖(せいてんたいせい)と呼ばれる、大地のエネルギーが集結して誕生した人でも神でもない異端児。
沙悟浄(さごじょう)【最遊記RELOAD・キャラクター】
沙悟浄は、無類の女好きで喧嘩っ早いところもあり、悟空や三蔵とはよく喧嘩します。
人間と妖怪の間に生まれた半妖で、キリッとしたつり目のヘビースモーカー。
猪八戒(ちょはっかい) 【最遊記RELOAD・キャラクター】
猪八戒は、元人間の妖怪。温厚な性格で、敵味方関係なく誰とでも敬語で話します。
怒らせると1番怖いタイプで、いわゆる腹黒キャラです。
三蔵一行の移動手段である、車に変身することができる小さな白い翼竜・ジープ(アニメ版では白竜)の飼い主でもあります。
4人タイプの違ったイケメン揃いで、まさに目の保養!
女性ファンが多いのも納得ですよね。
その他にも個性あふれる美形キャラはたくさん登場しますので、あなたの好みが必ず見つかりますよ!
最遊記の魅力②名言が多い
最遊記は、読者の心をグッとつかむ名言が非常に多いです。
その名言は敵の心をも動かすこともあり、心を浄化してくれます。
ほんの一部分ですが、ご紹介しましょう。
「人間の味方?俺は生まれて死ぬまで、俺だけの味方なんだよ」
引用:最遊記1巻
『「無一物」という言葉がある。何物にも捕らわれずに生きろ、と』
引用:最遊記9巻
このように現代社会にも通ずる言葉が、たくさん込められています。
彼らの過去が壮絶であるため、苦難を乗り越えてきたからこそ各巻名言がたくさん存在しています。あなたの心に刺さること間違いなしです!
最遊記の魅力③爽快アクション
最遊記は女性ファンが多いと思われがちです。
ですが、戦闘シーンは子どもや男性ファンも魅了するほど、細い描写と爽快なアクションが繰り広げられるのです!
三蔵法師といえば経を唱えるイメージですよね。
最遊記の三蔵は拳銃を所持しており、戦闘シーンでは主に拳銃を使います。
最終手段として三蔵は肩にかけている「魔天経文」を唱えると、経文がスルスルと四方八方に伸び「魔戒天浄」の法力を発動し敵を一掃することができます。
悟空は、身軽な体を使って軽快なアクションを繰り広げ、武器はお馴染みの如意棒。
沙悟浄は錫杖(しゃくじょう)と呼ばれる、先端に三日月型の刃が付いた鎖鎌で、敵の体を一撃で断ち切ります。
猪八戒は気功術を使い敵を一掃します。また治癒力も備わっており、負傷者の救護も可能です。
普段喧嘩も多い三蔵一行ですが、戦闘シーンはなぜか息がぴったりで見ていてスカッとするものばかりです。
そんな彼らのギャップにあなたも心を奪われるでしょう。