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Jul
Netflixで放送された令和最新作のアニメ版ゴジラ『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』の魅力を徹底解説!
不気味な子守歌、消えた科学者、地下に眠る骨…謎が謎を呼ぶミステリー要素
そもそもなぜメイとユンがゴジラの謎について探ることになったのか?それが千葉県の「旧嗣野(つぐの)地区管理局」通称「ミサキオク」近辺で発生した電波障害がきっかけです。メイは大学教授の代理としてこのミサキオクにある突如鳴り出したアラームの調査を依頼されます。
その時は結局何もできずに帰されるのですが、過去にそのアラームの修理を行った「オオタキファクトリー」のHPからユンの開発した超高性能AI「ナラタケ」に辿り着きます。そのAIがきっかけでアーキタイプの研究へと足を踏み入れることになったのです。
またユンは古い洋館の調査を行っていた際に地下の隠し部屋から流れる不気味な音楽を耳にします。その数日後ラドンが町に飛来し、ユンは実はあの音楽が怪獣を目覚めさせるトリガーだったのではないか…と探りを入れ始めます。
このようにそれぞれ謎の現象がきっかけで怪獣と深く関わっていくことになったのです。
50年前 行方不明になった科学者は一体どこに?
メイはアーキタイプについてさらに調べていくうちに、葦原(アシハラ)教授という人物に辿り着きます。彼は過去にアーキタイプの第一人者と言ってもいいくらいアーキタイプについて研究をしていたのですが、50年前に突如姿を消していました。それ以降行方は解っていなかったのですが、アーキタイプの謎を追っていくうちにメイたちは葦原教授のその後を知ることになるのです・・・。
どうしてこんなものが?地下に眠る怪獣の骨
「ミサキオク」で働いている職員・佐藤 隼也(サトウ シュンヤ)はアラーム事件のあと、局長に連れられ施設の地下へ連れて行かれました。物々しい防護服を着せられ辿り着いた先で目にしたものはなんと、頭上数百メートルもある巨大な怪獣の骨だったのです・・・。
どうしてこんなものが電波観測所の地下に?街に舞い降りた怪獣と何か関係が…?
このようにゴジラS.P.とは複数のミステリー要素から成り、多くの謎が出現します。その謎について自分で考察してみるのも楽しいですし、ストーリーが進み、謎が明かされる時のドキドキ感ったらたまりません。
そんな風に大人も楽しめるミステリ-要素がこの作品の見どころではないかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「ゴジラS.P.<シンギュラポイント>」の魅力について、
・ハイテンポで繰り広げられる高度な頭脳戦
・大人も楽しめるダークでシリアスなミステリー要素
の二点を重点的にお話させていただきました。
「ゴジラ=特撮」「男性向けの作品」「ハプニング映画」とイメージされる方も多いかもしれませんが、この作品は「いままでのゴジラを知らない若い世代でも楽しめる、新しいテイストの怪獣アニメ」です。
「これまでゴジラシリーズを観たことがない」若い方や女性の方にも是非観ていただきたい作品となっています。現在Netflixで全話配信中ですので気になる方はぜひ観てみてください!