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Jul
ヴェノム2で登場すると噂のヴィラン カーネイジについて徹底解説!
カーネイジについて
第二作目の最大の敵であるカーネイジ。意味は大虐殺という何とも物騒な名前ですが、カーネイジは連続殺人犯であるクレタス・キャサディがシンビオートと融合して生まれた怪物です。その特徴としては、クレタスが赤毛で、赤色に執着している性格のようで体は赤色の姿をしています。
ヴェノムは黒ベースの体色をしているので戦いの際のコントラストも見ものですね。見た目の違いでいうとスパイダーマンを黒い怪物風にデザインしたのがヴェノム。 そのヴェノムを赤くしたのがカーネイジと言えばわかりやすいでしょうか?
クレタスが赤色に固執しているのは、第一作目のラストでもそれを匂わせる描写がありました。赤が好きで大量殺人を犯したのか、それとも血の色が好きだからなのか…そこは未だ不明です。
寄生した人間が残忍な性格の持ち主なため、カーネイジは名前の通り残虐の限りを尽くすことが大いに予想できますね。原作でもヴェノムが大苦戦しているという記録もあります。
エディはヴェノムの暴走を止めることができたので、善良な市民を手にかけるということはありませんでしたが、クレタス、ことカーネイジはそこに輪をかけているのでどんな被害が出るのか想像できませんね。
シンビオートの力は宿主の感情や性格、衝動が一致するとさらに増幅される性質を持ちます。これによる災いは予想できないくらいです。どんな災厄をもたらすのかは、本編を楽しみにしておきましょう。
今回、メガホンを取ったサーキス監督はインタビューでヴェノムとカーネイジの違いについて以下のように語っています。
“「彼は霧に姿を変えることができますし、あらゆる形のツルにもなれる。形態を変えて、武器にすることができる。そうしたいろんな全てのことを彼はできるんです。全シンビオートは宿主の人間に反映されます。つまり、カーネイジの闇や遊び心、ウィット、奇妙さ(はクレタスから来ている)。クレタスは本当に頭が良いんです。真のユーモアセンスも持ち合わせている。そうした繋がりを、シンビオートにも反映させたかったんです。」”(米IGNのインタビューより)
第一作目では、基本的に格闘による戦闘で手足を使って戦っていたヴェノムですが、これを見る限り、多彩な戦い方を習得しているカーネイジの方が圧倒的に有利に見えますね…
原作との違い
ちなみに原作では、エディも犯罪者として刑務所に収監されており、同じ部屋にいたのがクレタスでした。エディはシンビオートの力で(要はヴェノムになって)脱獄しますが、その時、シンビオートの一部が付着しクレタスはカーネイジになるのです。
それを踏まえて、第二作ではどのように脱獄をするのかも気になるところです。第一作のラストから始まって何らかの方法でヴェノムに変身させてシンビオートの一部を奪うのか、それとも他のシンビオートがクレタスの元にやってくるのか、その辺りも気になるところですね。
カーネイジとの戦い方
カーネイジは驚異的な強さでヴェノムを圧倒すると考えられます。仮に同じ強さのシンビオートでも、寄生した相手が純粋な悪で罪悪感も何もなく暴力的であれば、善良な人が敵うはずがありません。おそらくはボロボロにされて負けてしまう描写もあるかもしれません。
そこでどう戦うかがカーネイジとの戦いの鍵になりそうです。ポイントは『音』ではないかと予想します。シンビオートはある種の音が苦手であり、ヴェノムも第一作目でその弱点を露呈しています。カーネイジの苦手とする『音』を特定し、攻略の糸口になるかなと思っています。
他作品とのクロスオーバーについて
冒頭にも少し触れましたが、この『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の予告編で気になる部分がたくさんありました。それは歴代スパイダーマンの映画や、アベンジャーズに繋がりそうな要素も見え隠れしており、さらにはアメコミ界の巨匠スタン・リーさんの顔も登場しています。
リーの顔を見るということはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)世界への繋がりも大いに期待できそうですね。楽しみです!MCU以外でも『スパイダーマン』ユニバースに繋がるという流れも激アツですね。
最後に
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のカーネイジについて解説してきました。今回の副題でもあるレット・ゼア・ビー・カーネイジの意味は『大虐殺よ、起きろ』という意味です。
何とも物騒ですが、ダークヒーローであるヴェノムがどう立ち向かうのか、エディはヴェノムとどう乗り越えて行くのか楽しみです。2021年公開予定ですが、具体的な日程発表までもう少し待ちましょう!