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18

Jun

【ウマ娘】漫画版主人公のオグリキャップ&ハルウララをまとめてみた!

漫画では主役で大活躍!

アニメ版は完全に脇役だった2人ですが、漫画版では共に主役を担っています。

シンデレラグレイにおける主人公のオグリは、カサマツトレセン学園の新人ウマ娘。
ゲーム版やアニメ版とは打って変わって、競走馬としての凄味を存分に発揮しています。
ただし極度の大食い、レース以外では天然なところは原作そのままです。

シンデレラグレイはヤングジャンプで連載されており、ウマ娘人気の上昇に伴い破竹の勢いで売れている模様。
今や並み居る人気連載と並ぶ名物漫画となっています。

一方、ハルウララがんばる!におけるウララも原作とは異なり、精神年齢が低く設定されているようで、子供っぽくワガママに描かれています。
「高知の人々に愛されていたウララ」を史実通りに擬人化したキャラになっているため、周囲からの寵愛が強調されている点が特徴的。
同時に、ウマ娘最初のメディアコンテンツだったこともあり、まだ方向性が定まっていないところも見受けられます。

なお、ハルウララがんばる!はサイコミで連載されていましたが、既に掲載を終了しており、コミックスも発売されていません。
ただしアニメ2期放送に合わせ復活掲載が行われたので、今後再び読める機会があるかもしれません。

史実における実績は対照的

共に漫画版で主役を任されたウマ娘ですが、オグリとウララの史実における実績は真逆です。

オグリキャップはデビュー戦こそ2着に甘んじたものの、その後は順調に勝利を重ね、笠松競馬から中央競馬へ移籍します。
その後も勝ち続け、1988年10月には初のGIとなる天皇賞(秋)に挑みますが、そこではタマモクロスに敗れ2着。
翌月のジャパンカップも3着に沈みましたが、有馬記念では見事勝利し、初の栄冠を勝ち取りました。

この後も、地方の星となったオグリキャップは数多くの名勝負を繰り広げます。
スーパークリークやイナリワンといったライバル達とのハイレベルな死闘、「芦毛は走らない」というジンクスの打破、そして極度のスランプから有馬記念で復活勝利を果たし有終の美を飾る圧倒的ロマン。
その全てが当時のファンを熱狂させ、オグリキャップを競馬史上最高のスターにしました。

一方、ハルウララは113のレースに出場し、一度も勝利できなかった馬です。
もちろん中央での出走経験はなく、地方の高知競馬場における戦績。
本来なら、ここまで多くのレースに出走させる馬ではありませんが、気性が荒い割に臆病な性格のハルウララは乗馬には向いていないと判断され、走れるうちは走らせてみようという調教師の意向で、年間20レース前後のペースで出走していました。

「どれだけ走っても勝てない馬がいる」という噂は中央の競馬ファンの間にも流れ、やがてマスコミが取り上げるようになります。
何度負けてもチャレンジする姿が多くの人の心を掴み、やがて競馬ファンではない人々の間でも知られるようになり、名前の可愛さもあって一大ブームを巻き起こしました。
ハルウララ見たさに全国からファンが駆けつけ、地方の競馬場としては異例の入場者数を記録し、ハルウララの馬券購入専用窓口が作られ、高知市の観光功労者として表彰されるなど、競走馬の域を超えたアイドルとして引退後も長年愛され続けています。

実績こそ対照的ですが、「地方から生まれたアイドル」として競馬界を支えた点は共通している両者です。

まとめ

この両者が主役に抜擢されたのは、競馬ファン以外でも知っているその幅広い人気があってこそでしょう。
アニメ1~2期ではどちらも名物キャラ的ポジションで、決してメインではありませんでしたが、今後更にスポットが当たることも期待できます!

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