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Jun
【SPY×FAMILY】主要キャラクター紹介−個性派揃いの親子とその周辺人物について−
ランキングには常に上位にランクインする『SPY×FAMILY』。目が離せない展開が続いており、アニメ化の噂も耐えない本作品。
今回はアニメ化の前に個性的でとても魅力的なキャラクターについてご紹介します!
【SPY×FAMILY】とは
SPY×FAMILYは遠藤達哉先生が『ジャンプ+』で連載している少年漫画です。
連載は2019年3月で以降、数々の賞を受賞しています。
また、6巻発売時点で800万部を売り上げるモンスターコンテンツとなっています。
これは『鬼滅の刃』を大きく上回るペースであり、今最もアツい漫画と言っても過言ではないでしょう!
以下、簡単なあらすじです
本作はドイツ冷戦を彷彿させるヨーロッパ風の世界が舞台となっています。
隣り合う東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)が対立しており、主人公は西国のスパイとして登場します。
主人公はコードネーム『黄昏』と呼ばれる超凄腕のスパイです。
ある日、黄昏に『家族を作り、東国の要人の息子が通う名門校に潜入せよ』という任務が言い渡されます。
この任務を遂行するために黄昏は精神科医ロイド・フォージャーと名を変え、東国に潜入します。手始めに黄昏は偽りの親子を作るのですが、その子どもと妻は人には言えない裏の顔があり…。
それぞれが自分の正体を隠しながら普通の家族として過ごそうとする痛快コメディ漫画です。
ハプニング満載の3人の家族生活、そして世界平和を賭けた緊急任務『オペレーション梟(ストリクス)』が幕を開けます!
【SPY×FAMILY】のキャラクターまとめ
『SPY×FAMILY』の世界には黄昏一家の関係者、アーニャが通うイーデン校関係者が主な登場人物となります。なかでもクセの強いキャラクターを紹介していきます!
フォージャー家関連
黄昏=ロイド・フォージャー
※以降、ロイドと呼びます
本作の主人公。人間離れした頭脳と身体能力を持ち合わせる西国側の諜報組織WISE(ワイズ)の超敏腕スパイ。変装が得意でどんな人物にでもなりすまし、あらゆる任務を完璧にこなしてきた。
スパイとして生きると決めた日から人としての幸せを捨て、戸籍も無いため、コードネーム『黄昏』と呼ばれている。
物語の中心となる『オペレーション梟(ストリクス)』のためにバーリント総合病院に勤める精神科医ロイド・フォージャーを名乗るようになる。
戦争孤児として絶望や孤独を味わってきた経験があり、『子どもが泣かない世界』を作りたいという思いからスパイになった。
任務のためならどんな手段も使い、たくさんの人間を騙してきたのだが、その本質はとても心優しく、義理堅い性格。
普段は冷静な黄昏が時には任務より感情を優先することがあり、そういった人間味のある一面がとても魅力的な男。
随所に見られる彼の心情の変化もこの作品をより楽しむための大事な要素となっている。
主にツッコミ役で、娘のアーニャや妻のヨルが度々引き起こすハプニングに常に手を焼いている。
アーニャ(アーニャ・フォージャー)
任務のため子どもを探して孤児院を訪ねたロイドと出会い、フォージャー家の養子として迎えられた女の子。好きな食べ物はピーナッツ。年齢は4歳?5歳?くらいだが6歳と言い張っている。
実はアーニャは人の心を読むことができる超能力者であり、そのことを隠している。
孤児院ではロイドの心を読んで、難解なクロスワードパズルをあっという間に解いてしまったことで任務に適任と判断され、養子となった。
しかし本当のアーニャは勉強がとても苦手で好奇心旺盛な超お転婆娘。
アーニャは喋り方が独特で基本的に平仮名だけで単語をくっつけただけのような話し方をします。また、語尾が不自然ことも多々あり、子どもらしい可愛らしさを演出している。
「はは そんざい しない」や「がんばるます」など。
その生い立ちは非常に残酷なもので、とある組織の実験体として生み出された存在であり、その扱いに耐えきれずに施設から逃亡。孤児院に入った後も気味悪がられて里親を転々と変えられてしまっていた。
そのためロイドに捨てられることを恐れており、時折そういった感情を爆発させることがある。
ロイドの心を読んでスパイの手伝いをしようとして空回りし、更なるハプニングを起こすことも多々ある。
しかしその能力を使って後にロイドの妻となるヨルと出会うきっかけを作るなど、良くも悪くも物語を盛り上げるキーマンとなっている。
ヨル・ブライア(ヨル・フォージャー)
本作のヒロイン。東国の首都バーリントの市役所で働く27歳独身女性。のちにロイドの妻となり、ヨル・フォージャーとなる。
基本的にはマイペースな性格で家事なども苦手(お掃除だけは得意)。
整った容姿をしているのだが、自分に自信がなく、婚期が遠のいていた。
しかしその正体は凄腕の殺し屋で、弟の親代わりとしてお金を稼ぐために数々の暗殺を行なってきた。
幼少期から殺人術を習っており、そんじょそこらのテロリスト程度は一発でKOしてしまうほどの強さ。作中ではロイドに勝てる可能性がある唯一の人物。
ちなみに彼女にはフグの毒も効かない。
アーニャの服を買うために訪れた仕立て屋で出会う。
その時のヨルは職場のパーティーに恋人を連れて行くと嘘をついてしまい、とても困っていた。その心を読んだアーニャがロイドと引き合わせるために一芝居打った結果、お互いの利害が一致して恋人のフリをすることになる。
パーティーに参加した2人だったが、ロイドはその前に緊急任務をこなしてきており、フラフラの状態だった。意識がはっきりとしないまま、「ヨルの夫です」と自己紹介してしまったこともあり、勢いで夫婦となることになった。
ロイドとしては任務達成までの偽りの妻として婚姻したが、ヨルは自分の存在を認めてくれるロイドに少しずつ惹かれ始めている。
お酒が非常に弱く、すぐに酔っ払ってしまう。酒癖も悪く、勢い余ってロイドや弟を殴ってしまうこともあった。
殺し屋ということがバレたらロイドに捨てられてしまうと思い、彼女もまた正体を隠したまま家族として生活するようになる。
ボンド
とある事件がきっかけでフォージャー家の一員となった真っ白な大型犬。
名前はアーニャが大好きなアニメ『ボンドマン』からきている。
ボンドの正体は未来を見ることができる超能力犬。
プロジェクトアップルという研究で軍事目的の動物として生み出された。
犬なので未来が見えても話すことができないのが、アーニャがボンドの心を読むことで最強タッグになる。
比較的大人しい性格だが、アーニャのことが大好きでぬいぐるみに嫉妬するなど、犬らしい可愛い一面も持ち合わせている。
ユーリ・ブライア
ヨルの弟で東国の外務省に勤務している超エリート。
極度のシスコンで姉のヨルのことになると見境がなくなる。
そのためロイドに対して異常なまでのライバル心を抱いている。
しかしその正体は国家保安局〈SSS〉所属の秘密警察であり、西国のスパイである『黄昏』を追い続けていた。
テロリストの調査や市民の監視を仕事としており、時には拷問や盗聴など任務遂行のためには手段を選ばないことから恐れられる存在。
姉のヨルには心配かけさせまいとその正体を隠している。
常に周囲を警戒していたロイドはその正体に気づき、逆に利用してやろうと考えている。
フランキー
普段はタバコ屋をしているがその正体は情報屋。
ロイドに情報提供をしたり、アーニャの面倒を見てくれたりする便利屋さん。
シルヴィア
ロイドが所属している西国の諜報機関WISEの管理官。
「こんにちは、あるいはこんばんは」という特徴的な挨拶をする。
戦争経験者であり、その時娘を亡くしている。
フィオナ・フロスト
ロイドと同じくWISE所属の女スパイでコードネームは夜帷(とばり)。
表向きはロイドが勤務しているバーリント総合病院の事務員として働いている。
無表情でクールな印象だが、実はロイドのことが大好きでお嫁さんになることを目標としている。
そのためヨルにライバル心を抱いており、テニス勝負を持ちかけるが惨敗している。
見た目とのギャップが非常に魅力的な女性。