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May
【オッドタクシー】小戸川家の押し入れの謎について考察してみた(8話時点)
この記事では、小戸川家の押し入れの謎について考察します。1話目からたびたび小戸川家の押し入れに何か秘密があるような描写があります。いったい押し入れの中にはどんな秘密が隠されているのでしょうか?4つの説を考えましたのでそれぞれみていきましょう。
仮説1:誘拐された女子高生が押し入れにいる
1つ目は誘拐された女子高生が押し入れにいるという説です。まずは、1話での押し入れに向かって話しかけている小戸川のセリフを紹介します。長いですが重要そうなセリフなので全てのせます。
「お前幸せなのか。別にいつ逃げてもいいんだぜ。閉じ込めてるわけでも縛ってるわけでもない。お前がここに勝手に居ついたんだ。なんで俺んち来たんだっけな。ああ、腹減ったか。俺はこのまま病院だ。仕事行くから遅くなる。別にいつ逃げたっていいんだぜ。」(1話)
明らかに押し入れの何かに向かって話しています。それが人なのか動物なのかはわかりませんが、何かがいるようです。人であるならば誘拐された女子高生がいる可能性が高いと思います。7話では海に遺棄された死体が見つかりますが、誘拐された女子高生の死体とは断定されていません。
つまり、海に遺棄された死体は別人、もしくは殺したと思って海に捨てた女子高生が生きており、近くにになった女子高生を誘拐という形で小戸川が助けて匿っているのではないか、ということです。しかし、この説はミスリードだと私は考えています。理由は2つあります。
1つ目は、押し入れの中の人物の反応が全くないことです。小戸川が押し入れに話かけたり、押し入れのこときにかけたりするシーンは多くみられますが、押し入れから反応があったことは一度もありません。押し入れの中の人物が何らかのショックで喋れなくなった可能性もありますが、声以外の何らかの反応があるはずです。
2つ目は、7話の小戸川のセリフです。7話では小戸川家の窓ガラスが何者かに割られ、現場検証をしてもらうために大門弟を呼びます。そして、大門弟が帰った後、ガムテープで窓ガラスを修復し、「これで逃げれないだろう」というセリフ言います。
窓ガラスが割れて穴が開いたのはせいぜい1cmほどです。押し入れの中に人間がいるとしたもその程度の大きさの穴ではそもそも逃げられません。また、人間がいた場合はドアから逃げるでしょう。小戸川も「いつ逃げてもいい」と発言してますし、内側に鍵はないと思います。
以上のことから、誘拐された女子高生が押し入れにいるという説は間違いだと私は考えています。
仮説2:小さな虫がいる
2つ目は小さな虫がいるという説です。これは先ほども紹介した小戸川のセリフがヒントになります。「これで逃げられないだろう」というセリフです。
先ほども説明した通り、窓ガラスの穴はせいぜい1cmほどです。つまり、人間ならそもそもそんな小さな穴からは逃げられないので、ガムテープで窓ガラスを修復した後の「これで逃げられないだろう」という発言は不自然になります。
ですが、アリやダンゴムシの小さな虫の場合はどうでしょうか?1cmほどの穴であれば逃げることができます。羽がある虫ならば1cmほどの穴から逃げることは可能です。押し入れに人間がいるよりも現実的な考え方です。そして、ガムテープで塞げば逃げられないので先ほどの小戸川のセリフも納得がいきます。
しかし、気になる点はなぜそんなものを押し入れに入れているのか、ということです。猫や犬などの動物を入れているならまだしも、そんな小さい虫を押し入れに入れているのは意味がわかりません。
押し入れに人間がいることよりも少し現実的にはなりましたが、それでも虫を入れている説明がつきません。小戸川は小さな虫マニアなのでしょうか?(笑)