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【幼なじみが絶対に負けないラブコメ】志田黒羽は幼なじみヒロインの暗黒時代を終わらせる? 徹底検証
言うほど幼なじみヒロインは負け続きなのか?
出典 : Amazon.co.jp
今や「負け確ヒロイン」「負け犬ポジション」など酷い言われようの幼なじみヒロインですが、果たして本当にそうなのか、いつ頃からそうなったのか、人気作品を中心に検証してみました。
2010年代の幼なじみヒロイン
○空銀子(りゅうおうのおしごと!)
○安達垣愛姫(政宗くんのリベンジ)
○向井戸まなか(凪のあすから)
△フィルフィ・アイングラム(最弱無敗の神装機竜)
×椎名まゆり(STEINS;GATE)
×澤村・スペンサー・英梨々(冴えない彼女の育てかた)
×七宮智音(中二病でも恋がしたい!)
×遠藤サヤ(だがしかし)
×澤部椿 (四月は君の嘘)
×網文韻子(アルドノア・ゼロ)
×鮎川天理(神のみぞ知るセカイ)
×花江恵理(俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件)
×ひまわり(俺を好きなのはお前だけかよ)
2000年代
○ウィンリィ・ロックベル(鋼の錬金術師)
○成瀬川なる(ラブひな)
×三日月夜空(僕は友達が少ない)
×千石撫子(物語シリーズ)
×田村麻奈実(俺の妹がこんなに可愛いわけがない)
×一ノ瀬ことみ(CLANNAD)
×芙蓉楓(アニメSHUFFLE!)
×南戸唯(いちご100%)
×青葉つぐみ(かんなぎ)
1999年以前
○浅倉南(タッチ)
○ミスマル・ユリカ(機動戦艦ナデシコ)
○レイン・ミカムラ(機動武闘伝Gガンダム)
○ファ・ユイリィ(機動戦士Zガンダム)
○清水薫(MAJOR)
○近藤保奈美(帯をギュッとね!)
○生方澄(モンキーターン)
×久遠寺右京(らんま1/2)
やはり2000年以降とそれ以前で、幼なじみヒロインの立ち位置は大きく異なっています。
昔はラブコメ以外の作品で単一ヒロインとして設定されるケースが多く、当然勝率も高くなっています。
ハーレム系ラブコメが増えた2000年以降は、他のヒロインとの差別化が図りやすく、主人公の子供の頃を知る特性がエピソードを作りやすいためか、登場する頻度こそ高いですが、二番手以降のヒロインに設定されることが多く、勝率は低めになっています。
「幼なじみ=負けヒロイン」の構図が定着したのは2000年後半以降で、これは属性の細分化でメインヒロインが「神様」「幼女」「姫様」「妹」など多岐に亘るようになり、その当て馬としてかつての王道ヒロインである幼なじみを配置するようになったからと思われます。
以降は、ポツポツ勝ちヒロインになった幼なじみもいますが、負けが込んでいるのが実状です。
ならば、幼なじみヒロインが王道とは言えなくなった今、当て馬をあてがわれる方に回るのも時間の問題。
その口火を切るのが黒羽になるかもしれません。
まとめ
長い間ずっと冷遇され続けた幼なじみヒロインが、ついに逆襲を始める時が来ました。
果たして黒羽が幼なじみヒロインの救世主となれるかどうか。
春放送のアニメに要注目です!