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Mar
【ホリミヤ】2期の可能性を徹底検証! 原作は完結も円盤、ビリビリ動画でヒット
スクエニは2期に消極的?
出典 : Amazon.co.jp
今の時代、これだけヒットしていれば2期の可能性はかなりありますが、懸念材料もない訳ではありません。
その点も幾つか検証していきます。
まず、原作が既に完結している点ですが、これはデメリットにはならないでしょう。
原作が連載している間にアニメ化する方が、連載誌とコミックスの両方に恩恵が得られるので好ましいのは確かですが、完結していることでコミックスのまとめ買いがしやすいという別のメリットも生じるため、一長一短と見なすことができます。
事実、近年は『鬼滅の刃』や『五等分の花嫁』などアニメ化展開の途中で原作が終了するケースが目立っており、『はたらく魔王さま』のように原作完結からしばらく経って2期が制作されるパターンもあるくらいなので、原作が終わったからといって、アニメ化展開も打ち切られるとは限りません。
一方で、出版社の傾向という点においては、確かな懸念材料と言える点が1つあります。
ホリミヤを掲載している月刊Gファンタジーはスクウェア・エニックスの雑誌ですが、このスクエニは2期に対し消極的な傾向が見受けられるのです。
今年10周年を迎えた『月刊少女野崎くん』は、1期の円盤が平均1万枚以上を記録したのに未だ2期は発表されず、同じく1期がヒットした『妖狐×僕SS』『ばらかもん』も続編が作られることなく完結しました。
こういった前例があるので、ホリミヤも2期は見送られるのでは……という心配はどうしてもしてしまいます。
ただし、これはあくまで傾向であって、必ずしもヒット作の2期が作られない訳ではありません。
例えば、同じGファンタジーの『最遊記』や『黒執事』、ヤングガンガンの『WORKING!!』『咲-Saki-』『セキレイ』といった作品は2期制作が行われています。
2期決定後に大きなトラブルがあった『ハイスコアガール』も、紆余曲折の末に無事完結までアニメ化されました。
また、1期がそこまで大きなヒットになっていないのに2期が制作された『不機嫌なモノノケ庵』『賭ケグルイ』などの前例もあります。
ちなみに、野崎くんはシリーズ累計700万部(10巻時点)、ばらかもんは480万部(13巻時点)、妖狐×僕SSは400万部(9巻時点)以上を発行しており、いずれも巻割35万部以上を記録。
原作売上が高いから2期は確実とも言い難いでしょう。
よって、スクエニ作品に関しては2期を予想するのが極めて難しく、少なくとも売上だけで判断するのは困難です。
1期で完結する流れが作られているように見えますが、この反響の大きさがそれを覆し、2期制作に繋がったとしても不思議ではありません。
まとめ
主人公以外のカップルにファンの注目が集まるラブコメは結構ありますが、このホリミヤはその筆頭とも言える作品で、堀さんと宮村が早い段階で結ばれたのもあり、この2人以外の恋模様が気になるというファンはかなり多かったと思います。
2期でそこを丁寧にアニメ化してくれるとみんな幸せになれると思うのですが……実現するかどうかは微妙な情勢。
なんとか2期が来てくれるのを願うばかりです!