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Jan
【呪術廻戦】イケメン「五条悟」領域展開と目を隠す理由/プロフ・声優情報/0巻のあの台詞の考察も【ネタバレ】
アニメも起首雷同編に突入し、まだまだ盛り上がりを見せる「呪術廻戦」。
今回は、呪術廻戦の中でも圧倒的な強さとともに人気を誇る、「五条悟」についてご紹介。
身長などのプロフィールや、目を隠す理由や術式についてなど、五条悟の魅力を解説していきます!
引用:animeanime.jp
※単行本、ファンブックのネタバレを一部含みます。
五条悟とは
五条悟は、日本にたった4人しか存在しない「特級術師」のうちの一人。
呪術師としての業務はもちろん、呪術高専1年である主人公の虎杖、伏黒、釘崎の担任として教鞭もとっています。
飄々とした人柄で、強さに反した軽薄な態度。一見危機が迫ったような状況でも、ふざけたような無駄に良いノリで周りを振り回すことも。
『教師なんて柄じゃない』、と自分で認めるような五条悟が教師になった理由は、「強く聡い仲間を育てるため」。
というのも、保身や権力のことしか考えない呪術界の上層部を嫌っており、『保身馬鹿、世襲馬鹿、高慢馬鹿、ただの馬鹿 腐ったミカンのバーゲンセール』と揶揄するほど。
その気になれば上層部はその強さでどうにかできるものの、それでは意味がないと考えて教師の道を選んだんですね。
呪術界では御三家と呼ばれるうちの「五条家」に生まれ、作中では日本三大怨霊とされる菅原道真の子孫にあたる五条悟は、自他ともに認める「最強の呪術師」。
規格外ともいえる五条悟が生まれたことで年々呪霊の強さも増しており、世界の均衡が崩れたともいわれています。
作中では特級の呪霊に襲撃されたことすら『街中でアンケートをとられたくらいのハプニング』だと軽く告げるところに強さが垣間見えますね。
原作者の芥見下々先生も、五条悟はわかりやすい「強さの天井」だと評しています。
五条悟のプロフィールまとめ
基本情報
白髪に蒼眼、190cmを超える身長…と、容姿にいたっても最強ともいえる五条悟。
作中で女子校を訪れると、女子高生からは黄色い声を浴び、女教師からは電話番号を渡される始末。
漫画初期と比べると、どんどんまつげもバサバサになり美形に磨きがかけられている印象です。
CV
中村悠一
引用:animeanime.jp
生年月日(誕生日)
1989年12月7日
身長
190cm前半
所属
東京都立呪術高等専門学校1年担任
等級
特級呪術師
好きな食べ物
甘いもの
嫌いな食べ物
アルコール
趣味・特技
なし(何でもできるため)
五条悟はかなりの甘いもの好きで、作中でも喜久福の饅頭を食べたりコーヒーに各砂糖を何個も入れたり…という描写があります。
甘いものを好きになったきっかけは、「頭を回すために甘いものを食べていたらそのまま甘党になった」というもの。
この頭を回す、というのには五条悟の術式が関係していると考えられています。
五条悟の術式は、「無下限呪術」。
無限を現実に持ってくる、というもので、作中でも無限でバリアのようなものを張っていたのは記憶に新しいと思います。
以前まではこれをマニュアルでやっていたのですが、高専時代の途中からオートに切り替えるように。
呪力の強弱や物体の形状や速度から、自分に向かうものの危険度を選別するというものです。
マニュアルに比べて最小限のリソースで術式を出し続けられるものの、その労力は同期の家入硝子に「出しっぱにしてたら 脳が焼き切れるよ」といわれるくらいでした。
そのため自己に対して常に反転術式を回して脳を回復させ続けているため、かなりの甘党となるほどの糖分を欲するのもうなずけますね。
普段は目を隠す理由は?
基本的に戦闘時以外は黒い目隠しをつけている五条悟。
これには彼の特徴の一つでもある蒼眼、「六眼」が関係しています。
五条悟のもつ「六眼」は、術式の詳細を目視できるという力を持っています。
六眼はほんの少しの呪力でさえも目視できてしまい、呪力のない無機物ですらそれ以外の呪力の流れなどによって見えるというもの。
そのため、裸眼のままだとその情報量に疲れやすくなってしまうことから目隠しをしているんですね。
高専時代はサングラス、0巻では包帯、そして現在の黒い目隠しにいたります。現在でも高専時代とは違う形ではあるもののプライベートではサングラスをつけることもあります。
五条悟のつけているサングラスも黒い目隠しも、普通の人がつけると真っ暗で何も見えないくらいの濃さ。
しかし五条悟にとっては、目隠しをしたとしても周囲の呪力によって高解像度のサーモグラフィーのように見えています。
できるため、目隠しをしても日常生活に支障はないんですね。
引用:fumimagazin.com
五条悟の術式は「無下限呪術」
無限を現実に持ってくる、という術式。
五条悟の周りには無下限呪術によって現実化された無限が張られてあり、打撃による直接的な攻撃から呪力による攻撃、瓦礫などの物質も五条の前の無限に触れることで遅くなっていき、五条に触れることはいわゆるバリアのように遮られます。
この術式の応用として、長距離の瞬間移動や空中への浮遊も可能です。
五条はこの無下限呪術をオートマ化し、対物からの危険度に応じて無限を通すものを選別しています。
本当のところならこれを常に発動していると脳が焼き切れるほどの負担になりますが、五条は自己の脳に反転術式を施しながら行っているため基本的には無下限呪術はほぼ出しっぱなし。
とはいえ下戸なところや「毒物なんかも選別できればいいんだけどそれはまだ難しい」との発言、夜蛾からのげんこつを受けているところを見るとすべてのものを無下限ではじいているわけではないようですね。
領域展開「無量空処」
領域を展開すると、宇宙のような空間が広がる「無量空処」。
無限の知覚と伝達を強制させることで、知覚→伝達→行動、というサイクルの中で知覚と伝達のみが無限に繰り返されるため、行動は何もできなくなります。
これを受けた相手は、この知覚と伝達における過多な情報量に脳が耐えられないため廃人のようになってしまうんですね。
ちなみに作中では0.2秒だけの領域展開を行いましたが、この短時間でも一般人には半年分に値する情報量が流れ込み、社会復帰には2か月かかかるほどのものでした。
相手を領域に入れた時点で勝ちが確定する領域展開のうちの一つです。
0巻で夏油傑に告げた言葉の考察
注意 ここからは0巻のネタバレを多く含みます
百鬼夜行で乙骨によって致命傷を受けた夏油傑のところに五条悟が迎えに行く場面があるのですが、この最後のシーンの五条のセリフが明かされておらず、いまでも読者の間ではセリフを考察する声が上がっています。
夏油「別に高専の連中まで憎かったわけじゃない。ただこの世界では、私は心から笑えなかった」
五条「傑。ーーーー ーーーー」
夏油「はっ 最期くらい呪いの言葉を吐けよ」
というシーン。
実はこのシーンのセリフは『0巻の中言っているセリフ』だと明かされています。
五条が言ったセリフだとは書かれていないものの、五条のセリフの中だとすると
- 「僕の親友だよ。たった一人のね」
- 「おかえり」「頑張ったね」
- 「一人は寂しいよ?」
ではないかといわれています。
夏油は五条の言葉を受けて屈託のない笑顔で笑うのですが、その前に一度呆気にとられたような顔をしているため、「言われると思ってなかった言葉」だと考えられますが…どれもすべておかしくはなさそうです。
やはり、順当に考えると「僕の親友だよ。たった一人のね」が一番ベストなセリフな気がします。読者の間でも、このセリフを推す声は多いですね。
しかし、「おかえり」「頑張ったね」もありえるのかな~、とも思っています。
というのも、芥見先生はメインキャラクターに対して実際にある曲をイメージソングとしてあてはめています。
夏油傑のイメージソングは、TWO DOOR CINEMA CLUB『come back home』。
「You hear the day beckoning ,know that it’s all in your head
(その日が手招きしてるのが聞こえるって、それは全部お前の頭の中だけで聞こえてるだけなんだよ)」
「so now you’re on your own , won’t you come back home
(だからもう独りで生きていくみたいだね、でもこっちに帰ってこないか?)」
離反の原因となった任務の後は高専には帰らなかった夏油に対して、最期に「おかえり」。
「心から笑えなかった」のに術師として過ごしてきたこと、そんな世界を変えるために行動を起こしたことへの「頑張ったね」。
呪詛師として百鬼夜行を決行し、自分の望む世界をつくるために五条の生徒を殺そうとした夏油は、まさか五条から「頑張ったね」なんて言われるとは思えないため呆けた顔になるのもうなずける気がします。
芥見先生からどのセリフかはっきり聞きたくないような聞きたいような、このまま解釈の余地を残してほしいような複雑な気持ちです(笑)
引用:livedoor.blogimg.jp
五条悟の公式イメージソングと考察
五条悟の公式イメージソングは、この2曲。
- ASIAN KUNG-FU GENERATION『未だ見ぬ明日に』
- Avicii『Shame On Me』
1曲目はAvicii『Shame On Me』。
「Shame on you」が「恥知らず!」「みっともない!」という意味で、タイトルではこれを自分に向けていますね。
「”Shame on me for loving you”(お前を愛した俺がバカみたいだ)」
「”You can go to hell with your fucked-up friends”(めちゃくちゃな仲間たちと地獄に堕ちればいい)」
という歌詞から恋人の裏切りによる失恋を題材とした曲だといわれていますが、五条悟の恋愛は作中では描かれておらず芥見先生も「五条が特定の女性に誠実になるイメージがない」というほど。
「love」といっても一概に恋人だけではなく友人や家族にも使うこともあるため、こちらは離反した親友である夏油傑に対するイメージソングなのではないかと思います。
前半ではこのような罵倒が多く、夏油のしたことが理解できない高専五条の嘆きのよう。
「相棒として、親友として信頼していたのに」といったところでしょうか。
「”No I can’t live without you”(お前がいなきゃ生きていけないよ)」
「”You know I can’t live without you”(お前がいなきゃ生きていけないってわかってんだろ)」
と、親友としての思いの強さがうかがえます。
しかし最後には「”I’ll get my kicks without you”(お前がいなくても俺は元気でやれる)」
という歌詞もあり、言っていることがちぐはぐで心の整理ができていない印象。
高専時代は「善悪の判断を夏油に委ねていた(ファンブックより)」とされており、六眼と無下限の抱き合わせで生まれから規格外に最強だった彼は常識や考え方が一般の思考とは外れていたところがあるため、信頼していた夏油を善悪の指標としていたのかもしれません。
しかしその後は「夏油離反後の方がしっかりしてそう(ファンブックより)」といわれるように、夏油離反後はいままでの善悪の指標を元にしながらも五条は五条なりに自分の考えを探して「強く聡い仲間を育てる」というやり方を見つけたようにも感じられますね。
離反後に百鬼夜行まで起こした夏油のことを「親友だよ たった一人のね」と、自分の生徒である乙骨(夏油に殺されそうになっている)にすら堂々と告げられることからも、二人には深いつながりがあるのでしょう。
2曲目のASIAN KUNG-FU GENERATION『未だ見ぬ明日に』は爽やかで青春を想起させるような雰囲気でありながら、歌詞はどこか過去に未練があるような内容。
「淡い夢 喪失の地平 広い世界 置いてけぼりさ いつも」
「どんなに悲しい最期が待ち受けていようとも それを「希望」と呼ぼう」
といった歌詞からも、高専時代の同期とのすれ違いのことにも感じられます。
たった2週間の付き合いだった虎杖と伏黒は、虎杖の異変に「大丈夫か?」と声をかけ「大丈夫」と返されたのにもかかわらず「何かあったろ」と見抜いた関係性。
それに対して夏油と五条は3年近く相棒として親友として一緒にいたものの、夏油傑の異変に「大丈夫か?」と声をかけたが「ただの夏バテさ 大丈夫」という嘘に気づかなかった過去も。
この先の五条悟の進展はまだわかりませんが、渋谷事変とその後の未来という考え方もできるかもしれませんね。
単行本ではその渋谷事変も終わりにさしかかり、本誌では渋谷事変に続いて2つ目の山場と思われる新展開を見せる「呪術廻戦」。
今後の展開にも目が離せませんね…!