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【無職転生】最強キャラは主人公じゃない? ルーデウスより強いキャラをまとめてみた
出典 : Amazon.co.jp
2021年冬アニメ『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』は、なろうアニメでありながら主人公最強作品ではありません。
そこで、主人公のルーデウスが最終的に作中でどのレベルの強さになるかを徹底検証しつつ、ルーデウスより強いキャラをまとめました!
ルーデウスの強さは最終的に「人類最強」
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『無職転生』の主人公、ルーデウス・グレイラットは規格外の才能を持って転生しました。
前世では34歳無職、長期にわたる引きこもりで両親の葬式にすら出ず、兄弟からも愛想を尽かされた正真正銘のクズニート。
そんな昔の自分に対する後悔と嫌悪感から、今度こそまともに生きようと強く決意し、転生後は子供の頃から真面目に魔術や剣術の稽古に励みました。
前世が前世だったこともあり、実年齢の割に精神的な未熟さが目立つものの、圧倒的な魔力総量と無詠唱による攻撃魔術によってメキメキ頭角を現わし、子供ながら相当な戦闘量を身に付けます。
更に、フィットア領転移事件によって魔大陸に飛ばされて以降、そこで知り合った魔族「スペルド族」の戦士ルイジェルド・スペルディアの指南を受け、過酷な環境下で幾度もの実戦を経験。
加えて、魔界大帝キシリカ・キシリスに数秒先の未来が見える「予見眼」を与えられ、苦手だった剣術でもかなり戦えるようになり、10代前半の時点であらゆる戦闘に対応できる万能な魔術師になりました。
アニメ1期で描かれるこの時期のルーデウスは、既に父のパウロや師の1人であるロキシーをも凌ぐ力を身に付けていますが、ルイジェルドには及んでいません。
本作には強さの目安として初級・中級・上級・聖級・王級・帝級・神級といった7つのランクがありますが、パウロは聖級剣士並、ロキシーは聖級魔術士並で、ルイジェルドは帝級剣士並の戦闘力を有しています。
よって、パウロ&ロキシー以上ルイジェルド未満のこの時期のルーデウスは、王級魔術士並の力と言えるでしょう。
ランクだけで見ると、7段階中3番目の位置にあるため「平均より少し上」程度に思えますが、実際には王級=世界有数の天才。
この時点で既にルーデウスは人類の仲でも最上位に位置する実力者になっているのです。
そしてラノア魔法大学入学に入学して以降は更に力を付け、「泥沼のルーデウス」の異名で広く知れ渡るようになります。
その後、彼の前に約50年後の自分(老ルーデウス)が現れます。
彼はヒトガミに従った「もう1つの未来のルーデウス」で、打倒ヒトガミを掲げ魔導鎧(マジック・アーマー)という強化鎧を開発していました。
そんな未来の自分から得たヒントをもとに、世界最強の存在・龍神オルステッドとの戦いに備え、魔導鎧の開発に着手します。
何度も試行錯誤した中で生まれた短期決戦向け「零式」は、魔力の消耗が激しいので戦闘時間に限界があるものの、一時的に驚異的な戦闘力を引き出すことが可能で、これを装備することで(生身でないとはいえ)更なる自身の強化に成功。
以降も様々な経験や強敵との戦いを経て、また父となったことで脆かった精神面も改善され、23歳にしてついに七大列強7位の座に就きました。
七大列強とは技神ラプラスによって定められた、人の世界で最も強い7人。
純粋な強さと必ずしも一致している訳ではないものの、一応この時点で世界の7位という位置付けになりました。
とはいえ、極限まで鍛え、魔道具の力を借りても尚、ルーデウスは世界最強まで到達できませんでした。
彼を確実に越える力を持ったキャラ3名を、以下に列挙します。
ヒトガミ(人神)
人神という名はあくまで称号や渾名のようなもので、実際に人の世界の神ではないようです。
とはいえ、その力はまさに神そのもの。
「他者から信頼される呪い」と未来視および遠隔視を駆使し、人の夢に現れ「お告げ」として己の意のままに行動させます。
性格も最悪で、己の操った人間が激昂する様を喜び、嘲笑い、最後に破滅させ愉快がるという、悪意そのものといった存在。
戦闘面でも最強ですが、それ以上に人間を弄ぶ為に生まれたようなシリアルキラーであり、人生を翻弄されたルーデウスにとっても宿敵と言える相手です。
物語序盤から登場しますが、本性が明らかになるのはもっと先。
異世界転生モノでは「主人公を手助けしてくれる神様」が多いものの、このヒトガミは詐欺師のような口調のため終始無気味で、当初から敵と予想している人も多かったようです。