脚は口よりも饒舌に語る！　希美さんの脚

みぞれさんに対して希美さんは感情が脚に出ているようです。

・物語始め、音楽室へ向かう際。早く練習を始めたいのか、足取りはとっても軽やか、角でのターンもキレッキレ。時折後は確認するものの一緒にいるみぞれさんを気にせずグイグイ前へ進んでいきます。

・その後、音楽室へ到着、すぐに鍵を開けないみぞれさんに「まだかなー」という感じでつまさきをトントン。

・パート練習を一緒にする後輩が現れるとそちらへダッシュ！

・練習後「パートでファミレス行く」とみぞれさんに告げ、またもダッシュ！

・みぞれの後輩・りりかちゃんがみぞれのことで相談を持ち掛けた際も、早くファミレスに行きたいのか、つまさきをトントン。

・新山先生に音大受験を検討していることを告げるものの反応が芳しくなく、つまさきをトンと床に立てる。

・音楽室で同級生と進路の話をしている際もずっと脚を投げ出したまま。

・みぞれをプールに誘った際、連れていきたい人がいると言われ、つまさきをトン。

・またも同級生と真剣な進路の話をするものの、つまさきは立てたまま。

・みぞれとの大好きのハグ、希美の片足を前に出したまま所在なさげ。

こちらもある特定の感情を表している、とまでは行かないものの、基本的につまさきを立てているシーンでは、目の前のことと何か別のことを考えている節がある模様。
特に大好きのハグのシーンでは前に出した足が落ち着かず、今にも逃げ出したい…というような気持ちがヒシヒシと伝わってきます。
腹の底が見えない希美だけに、脚が動くシーンは要注意！ですね！

おまけ　山田監督渾身のダブルリードギャグ

パンフレットで山田監督が渾身のダブルリードギャグを入れたと言っているのですが、剣崎梨々花が発した「さしずめダブルルーリードだよ」がソレです。
ルー・リードは1960年代から活動しているアメリカのミュージシャン。
女子高生のりりかが何故ルー・リードを知っているのか…？
そしてダブルルーリードと言える状況と一体何なのか…？
全く謎なギャグです。
そして物語には1mmも関係のないセリフでした！