5位：入江直樹（いりえ なおき）

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1990年代に連載された大ヒット少女漫画で、2008年にはアニメ化もされた『イタズラなKiss』のメインキャラ。
主人公・琴子（ことこ）に一目惚れされたイケメンで、かつ頭脳明晰でスポーツ万能な男子。
ただし、ラブレターを渡そうとした琴子に「頭の悪い女は嫌いだ」と酷い言葉を投げつけるなど、かなり意地が悪く捻くれた性格です。

子供の頃に女の子の格好をさせられており、男バレした際の周囲の反応に傷つき、それ以降は他人に対し常に距離を置くようにしていた様子。
そのため、何度冷たくされても食らいついてくる琴子を当初は煙たがっていましたが、彼女の気丈さと情の深さに感化され、心を開くようになりました。

女性向け作品への出演が多い平川さんですが、少女漫画原作のアニメはあまり機会がなく、『アオハライド』田中陽一（たなか よういち）、『神様はじめました』翠郎（すいろう）など数える程度です。

4位：魘夢（えんむ）

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2019年にテレビシリーズが放送され、社会現象となった『鬼滅の刃』の登場キャラ。
本作最大の敵・鬼舞辻無惨（きぶつじ むざん）配下の精鋭「十二鬼月」の1人で、「下弦の壱」の数字を与えられた眠り鬼です。
他人の不幸や苦しむ姿を見るのを至福と位置付けており、他の下弦の鬼たちが怯えながら無惨に粛清される様を堪能していたことで唯一粛清を免れています。

鬼でありながら外見は人間そのものですが、その本質は紛れもなくシリアルキラー。
まず幸福な夢を見せて、その後おぞましい悪夢を見せることで精神を崩壊させ、それを愉悦の糧とする極上のサディストです。

無限列車編におけるメインとなる敵（猗窩座戦はラスボス戦後のイベントバトルみたいなもの）で、上弦の鬼に成り上がろうとするだけあって、その血鬼術はかなり強力。
無慈悲かつ厄介な策略を用い、炭治郎と煉獄の前に立ち塞がりました。

本来は中ボスポジションのキャラですが、彼がメインの敵となった無限列車編が日本映画の興行収入歴代1位になったことで、歴代有数の知名度を誇る敵キャラとなりました。

3位：伊藤誠（いとう まこと）

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2007年放送『School Days』の主人公です。
一見すると大人しそうな見た目の平凡な高校生ですが、実は恐ろしいほどの性豪ぶりで、次々と周囲の女子を毒牙にかける鬼畜。
しかも、優柔不断を通り越し凄まじく面倒臭がりで、面倒事に対しては過剰なくらい拒否反応を見せるなど、彼の辞書に「責任を取る」という言葉は存在しないと思われます。

アニメ界広しと言えど、ここまで嫌われた主人公は前代未聞。
放送から15年近くが経過した現在も、「誠死ね」というスラングが現役で使用されるほどで、たまにトレンド入りすることさえあります。
間違いなく、平川さんが演じた全てのキャラの中で一番嫌われている人物でしょう。

2位：竜ヶ崎怜（りゅうがざき れい）

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2013年よりアニメ化展開がスタートした『Free！』のメインキャラ。
元々は岩鳶高校陸上部で棒高跳びをしていましたが、葉月渚（はづき なぎさ）の勧誘と七瀬遙（ななせ はるか）の泳ぎに感銘を受けたことで水泳部に入部。
ただし、当初は全く泳げませんでした。

メガネをかけた外見通りの理論派で、持論に自信を持ってはいるものの、理論と計算によって導き出される美を追及するなど独特の美意識を持つ変人。
しかも極端な方にばかり向かい、テンションも度々おかしくなるので、本人は至って真面目ですが結果的にシリアスな笑いを生み出しています。

平川さんが数多演じているメガネキャラの中でも、最も人気・知名度の高いキャラです。
代表作に挙げるファンもかなり多いと思われます。

1位：花京院典明（かきょういん のりあき）

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平川さんが演じたキャラの中で、最も知名度の高い人物は『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』の花京院でしょう。
当初はDIOに肉の芽を植え付けらた影響で空条承太郎の敵として現れましたが、彼に敗北し、その後は仲間となって共にエジプトに向かいます。
スタンド「法皇の緑（ハイエロファントグリーン）」によるエメラルドスプラッシュも強力ですが、それ以上に本人の頭脳が大きな武器となっており、幾度となく仲間を救いました。

原作ファンから最も声優を重要視されたキャラの1人で、特にラバーソールの偽花京院と「レロレロ」に関しては注目が集まっていましたが、どちらも完璧。
ジョジョファンから大きな信頼を得て、男性アニメファンからの評価も爆上げしました。
そういう意味でも、唯一無二の代表作と言えます。

順位

*1位　花京院典明（ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース）
*2位　竜ヶ崎怜（Free！）
*3位　伊藤誠（School Days）
*4位　魘夢（鬼滅の刃）
*5位　入江直樹（イタズラなKiss）
*6位　桃太郎（鬼灯の冷徹）
*7位　棗坂シキ（Dance with Devils）
*8位　逆巻ライト（DIABOLIK LOVERS）
*9位　相楽玲（LOVE STAGE!!）
10位　朝日奈右京（BROTHERS CONFLICT）

まとめ

たくさんの女性ファンを魅了してきた平川さんだけに、魘夢はハマり役でしたね。
彼を演じる上ではそのねっとり感と変態性が重要でしたが、見事にそれを演じ、映画のメガヒットに貢献しています。
今後もねっとりキャラを演じる機会が増えそうですね！