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Oct
【ゆるキャン△】犬山あおい(イヌ子)が人気者になった理由まとめ! でかい胸だけが魅力じゃない
マイルドな「毒」
とても優しく気遣いの人であるイヌ子ですが、その反面結構なイタズラ心の持ち主でもあります。
彼女の悪癖である「ホラ吹き」がその最たる例ですね。
悪癖といっても、虚言癖や周囲をかき乱す類の嘘ではありません。
例を挙げると、「そばうどんのお店の起源は蕎麦鵜丼(そばう・どん)」「ニュージーランドではキャンプしながら狩りを楽しむためキャンプ場ではみんな銃をぶら下げてる」など。
一言でいえば「ネタ」ですね。
ただし、一瞬で嘘とわかるようなものではなく、これらを聞いたなでしこは思わず本気にしそうになっていました。
実際、なでしこでなくても「本当?」と思わず呟いてしまいそうなくらい絶妙なところを突いているホラですよね。
それでも、嘘をついている時のイヌ子は目が人形のようになる上、相手が本気で信じていると判断した場合は「うそやでー」とバラすので、大きな迷惑にはなりません。
また、ツッコミに関してもおっとりとした口調ながらキレがあり、なでしこに関しても「バイト代が胃の中に消えるタイプやぁ」と砕けた物言いをするなど、優しいだけのキャラではありません。
作品の雰囲気を壊すような心ない発言は一切せず、日常の掛け合いに小さな刺激を与えるスパイスを提供しています。
ホラ吹きという一面、そして鋭いツッコミなど、イヌ子のマイルドな毒は野クルの面々や周囲の人々が会話をしやすい環境を整えているのです。
そしてもう1つ。
イヌ子は千明と視聴者に対し、8話において強烈な刺激を与えてくれました。
クリスマスキャンプの話をしていた際、サラッと「私はクリスマス彼氏と過ごすから無理やなー」と発言!
リアルタイムで観ていた視聴者を震撼させる一言でした……が、直後にいつもの調子で「うそやでー」と否定。
全国のイヌ子ファンを見事に振り回していました。
この1シーンをもって彼女に魅了されたアニメファンは決して少なくはないでしょう。
でもやっぱりでかい胸も魅力
出典 : Amazon.co.jp
巨乳属性は、それだけで凄まじい威力の武器となります。
それは単純に見栄えの良さや巨乳好きが多いことだけが理由ではありません。
巨乳キャラは圧倒的に二次創作されやすいのです。
イヌ子の胸部のボリュームは、メインキャラ5名の中では図抜けており、例えるなら一人用のテントが並ぶ中に一つだけドーム球場が建っているようなもの。
「そびえる連峰」という異名は伊達ではありません。
そのありあまる胸によって、イヌ子はtwitterやpixivなどのファンアートで圧倒的な人気を誇っています。
ファンアートの多さはそのままキャラ人気に直結するので、彼女の人気は二次創作に支えられている面もあると推察されます。
日常アニメにおいて、巨乳キャラの存在意義はラブコメ・ハーレムものとは少々異なります。
特にハーレムものが顕著ですが、ラブコメにおける巨乳キャラはどうしてもお色気要因になりがち。
読者や視聴者もそれを期待するため、必然的に巨乳キャラは巨乳であることが第一の特徴になってしまいます。
しかし日常アニメの場合、巨乳キャラの巨乳が強調されるのは主に水着回・温泉回といったサービス回が主。
それ以外ではさほど重要視されず、あくまでキャラの属性の1つと見なしている人が多いのではないでしょうか。
イヌ子の場合、特に巨乳以外にも様々な属性があるため、巨乳という要素はより薄まります。
なので、原作マンガやアニメで彼女を眺めている最中は、巨乳キャラであることをそこまで意識しない人が多いと思われます。
そういうキャラが、サービス回で見せる巨乳のインパクトは絶大です!
ファンアートがたくさん描かれるキャラというのは得てして「巨乳であることが最大の売りではないけど巨乳なキャラ」だったりします。
イヌ子はその典型ともいえるキャラで、巨乳は彼女の最大のセールスポイントではありませんが、だからこそイヌ子の人気を支えている一面でもあるのです。
まとめ
連載当初やアニメ放送前は、イヌ子がここまで人気キャラになるとは思いませんでした。
でもこうしてあらためてイヌ子について色々と考えてみると、アニメファンに受け入れられる要素をたくさんもったキャラだったんだ……としみじみ感じます。
これからも2期、映画、またへやキャンといった新たな企画でイヌ子の活躍を見る機会がたっぷりあると思いますが、きっと期待以上の魅力を見せてくれることでしょう!