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【弱キャラ友崎くん】七海みなみ(みみみ)は真のメインヒロイン? 徹底検証
人気がありすぎて外伝の主役に
出典 : Amazon.co.jp
みみみの人気が作中No.1なのは、2018年発売の「このライトノベルがすごい!2019」で明らかになりました。
女性キャラクター部門で6位に入る大健闘を見せたのです。
この6位というのは勿論、『弱キャラ』の中での6位ではなく、ラノベ全体の中での6位。
『青春ブタ野郎シリーズ』の桜島麻衣と同率で、のちに2連覇を達成する『ようこそ実力至上主義の教室へ』の軽井沢恵、2020年に国内外のアニメファンから人気を博した『魔女の旅々』のイレイナといった錚々たる面々を上回っての6位入賞です。
10位以内に他の『弱キャラ』のヒロインは入っていないので(日南が50位)、みみみがこの作品の人気No.1ヒロインと証明されました。
更に、このラノ2020では1ランクアップして5位にランクイン。
2021では10位に後退してしまったものの、アニメ化していない段階で3年連続のTOP10入りは驚異的な結果と言えます。
その圧倒的人気もあって、サンデーGX 2020年8月号よりみみみを主人公としたスピンオフ『七海みなみは輝きたい 弱キャラ友崎くん外伝』の連載がスタート。
作中でもフォーカスしているみみみのコンプレックスに踏み込みつつ、母親からモデルの仕事を紹介されたのをきっかけに一歩踏み出した彼女の新たな日常を描いています。
メインヒロインではないキャラが外伝やスピンオフの主役に抜擢される例は多く、最も有名なのは『とある』シリーズの御坂美琴です。
彼女を主人公とした『とある科学の超電磁砲』が大ヒットしたことで、このシリーズは飛躍的に人気を向上させました。
それ以外にも『この素晴らしい世界に祝福を!』のめぐみん、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のアイズ・ヴァレンシュタインなど、主役に抜擢されるキャラはいずれもアニメファンやラノベファンなら誰もが知る人気者ばかり。
みみみはそんな面々に肩を並べるレベルの超人気ヒロインなのです。
ここまでみみみの人気が高まった理由は、やはり普段の明るさと内に抱えるコンプレックスのギャップでしょう。
表面上は明るいけれどコンプレックスを抱えている……というキャラは少なからずいますが、その多くはコンプレックスの部分に重きを置かれ、結果「実は暗い思想のキャラ」「実は歪んだ人物」という設定になりがちです。
しかし、みみみはコンプレックスを持ちながらも腐らず、日南に対する悪感情を生まず、影を背負いながらも優しいままでい続けています。
そんな彼女の健気さが、人気の基盤になっていると思われます。
そしてもう1つ、なんと言っても友崎との関係性に尽きます。
最初は陰キャに優しい陽キャという立場で、少しずつ対等になっていき、自分以外の人のために奮闘する友崎を見て、やがて彼に好意を抱く……といった具合に、とても丁寧に恋愛感情の経過が描かれています。
ラブコメの中には、ヒロインがどうして主人公を好きになったのかわからないような作品も多々ありますが、みみみが友崎に惹かれるのはとても自然で、「恋する女の子はかわいい」の見本のようなヒロインと言えるでしょう。
まとめ
アニメ化に最も多大な貢献をしたキャラと言っても過言じゃないですよね。
アニメファンからも確実に受け入れられるヒロインだと思います!
声優さんの演技にも期待!