癒やし系アイドルだけど……

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外国人であることと同等、あるいはそれ以上の特徴として、エマには「癒やし系スクールアイドル」という属性があります。
これまでに登場したスクールアイドルで言えば、μ’sの南ことり（みなみ ことり）が癒やし系の筆頭でしたが、エマも負けていません。

エマの癒やし系アイドルとしての基盤は、8人兄弟の長女という環境にあります。
7人もの弟や妹の世話をずっとしてきたため、他人の面倒を見るのを全く苦にせず、それどころか誰かの世話をしないと落ち着かないらしく、断られるとショックを受けて泣きそうになるほど。
究極の世話焼きアイドルと言えます。

そんな彼女の姿勢はスクールアイドルとしての特徴にも反映されていて、ソロ楽曲も牧歌的な曲調。
ファンからも「ライブを観に行くと癒される」と評判らしく、同好会の中でも特に方向性がハッキリしています。

ただし、そんなエマでも常に穏やかな訳ではありません。
スクールアイドルに関しては、その強いこだわりから自己主張が強く、ライブの出演権争奪戦の際には強い積極性を見せます。

また、意外と頑固な一面もあります。
それを色濃く描写したのが、アニメ第5話「今しかできないことを」。
寮生仲間の朝香果林（あさか かりん）を事ある毎にスクールアイドルに誘っており、「スクールアイドルには興味がない」と主張する彼女を困惑させている一幕が描かれていました。

ただ、エマは決して人が嫌がることをする子ではありません。
彼女は果林がスクールアイドルに興味があるのを無意識下で見抜いていた節があり、彼女自身もどうして果林が頑なに断るのかがわからず混乱していました。
その後、果林の本心を知ったことであらためて彼女をスクールアイドルに誘い、「いつも笑顔でいて欲しい」と告げるエマは、母性さえ漂わせていました。

ちなみに、エマは歴代のスクールアイドルの中で最も巨乳。
胸だけでなくウエストも1位、そしてヒップも2位という豊満な体であり、バブみを感じさせるスクールアイドルとしても名を馳せています。

ニジガクメンバーとの関係は？

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エマが最も仲良くしているニジガクのメンバーは、同じ3年生組の2人です。

果林とは寮仲間で寝食を共にする仲であり、私生活は意外とポンコツな果林と世話焼きのエマは非常に相性が良く、スクスタでは様々なエピソードで頼り頼られる2人の様子が描かれています。
アニメ版では、エマが留学直後に寮の場所がわからずにいたところに果林が声をかけ、それがきっかけで親友の間柄になったことが明らかになりました。

同じぽわーっとした雰囲気で姉属性でもある彼方とは共通点が多く、本人達もシンパシーを感じているようで、波長が合う模様。
一方で、甘え上手な彼方と甘えられ上手なエマという正反対な面もあり、彼方に膝枕をするのがエマの日課になっているようです。
彼方いわく「エマちゃんの膝枕が一番落ち着く」とのこと。

年下組との相性も抜群。

スクールアイドル好きの同志であるせつ菜とはスクールアイドル談義で盛り上がりますし、愛には日本語の特訓と称し知識にないことを色々教わっているようです。
同じ転入生組の桜坂しずく（おうさか しずく）とは学科も同じで、ゴールデンレトリバーを飼っている「犬派」の彼女に対抗して「ヤギ派」を名乗るなど、接点が多く見受けられます。
純粋な性格で人を疑わないため、イタズラ好きのかすみの行動を真に受け、無自覚に良い方向へ導くこともあり、結果として彼女との相性も良好です。

数多くの弟・妹と暮らしてきた経験から、年下の子が何人も一緒にいる同好会はエマにとって懐かしさを感じさせるものらしく、彼女にとっては最良の環境と言えるでしょう。

まとめ

アニメ5話は単にエマ回というだけでなく、エマの魅力を詰め込んだ内容で、エマファンにとっては至極の内容でしたね！
転入生時代から彼女を応援してきたファンやエマかり派にとっては、感無量だったのではないでしょうか。
この影響で、ファンが更に増えそうですね！