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Sep
【狼と香辛料】3期の可能性を徹底検証! 再開後も好調を維持
3期より再アニメ化の可能性が高い?
出典 : Amazon.co.jp
アニメ3期に向けて様々な展望がある狼と香辛料ですが、では実際に3期が作られる可能性はどれくらいあるのか、様々な観点から検証してみましょう。
まず円盤売上。
1期は平均約9000枚を記録したのに対し、翌年放送の2期は約5000枚にダウンしてしまいました。
5000枚という数字自体は、当時であっても続編が作られるギリギリのラインと言われていましたが、やはり1期からの落差がネックになってしまい、早期に3期の企画が立ち上がらなかったと推察されます。
ただ、同じような流れでありながら3期が決まった作品もあります。
『のんのんびより』です。
2013年放送の1期は8000枚強を記録したものの、2015年放送の2期は約5000枚にダウンし、しばらくアニメから遠ざかっていたものの、2018年に劇場版が制作され、2021年には第3期が放送される予定です。
このような例もあるので、円盤売上で3期の可能性を否定することはできません。
次にストック。
アニメ2期までに消費した原作は1~3巻および5巻で、既に22巻+狼と羊皮紙5巻が発売されているため、ストックに関しては全く問題ありません。
制作会社に関しては、あまり考慮する必要はないでしょう。
というのも、1期はイマジンが制作しましたが、その後アニメ制作からは撤退しており、2期およびOVAはブレインズ・ベースが制作しています。
よって、3期でまた制作会社が変わることも考えられるのです。
一方で無視できないのが、本作のレーベルが電撃文庫という点です。
電撃文庫は数多くのヒット作を抱える最大手のレーベルなので、アニメ化候補の作品が多数あり、ヒット作であっても続編が後回しになるケースが多々あります。
他方、2010年代後半に『ブギーポップは笑わない』や『キノの旅』を再アニメ化するなど、レジェンド作品を若い世代に伝えようとする意識が強いレーベルでもあります。
この前例を考慮すると、3期よりも再アニメ化や『羊皮紙』のアニメ化の方が現実的かもしれません。
2006年に第1巻が発売された狼と香辛料は、2021年に15周年を迎えます。
10周年の時はアニメ化こそなかったものの、再始動+新シリーズ開始という大きなサプライズがあり、様々な企画も用意されました。
現在も根強い人気を誇っていることが明らかになった15周年では、いよいよアニメ化という形でアニバーサリーを祝うかもしれませんね。
まとめ
昔売れていた作品ではなく今も売れている作品なので、プロモーションの価値も十分にありますし、15周年記念にアニメ化は決して夢物語ではありません!
この際3期でも再アニメ化でもいいので、ぜひ実現して欲しいですね!