6位　神山健治

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押井守監督主宰「押井塾」に参加した押井監督の教え子で、2002年に発表された機動警察パトレイバーの短編アニメ『ミニパト』で監督デビュー。
直後、押井監督の代表作である攻殻機動隊シリーズのテレビアニメ版『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で監督を務め、押井監督の後継者的存在となりました。
2009年にはノイタミナ枠放送のオリジナルアニメ『東のエデン』を手がけヒットを記録し、Production I.Gのエースとして現在も活躍しています。

押井監督の攻殻機動隊シリーズは国内だけでなく海外でも大人気で、そのシリーズの魅力を損なうことなく継承したことで海外からも高い評価をされている監督です。

5位　今石洋之

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伝説のアニメーター・金田伊功氏のフォロワーと自他共に認めるアニメーターで、2004年に劇場公開された『DEAD LEAVES』で監督デビュー。
2007年放送『天元突破グレンラガン』でブレイクを果たし、2011年にトリガー設立メンバーの一人となります。
以降はトリガー作品の監督を務め、『キルラキル』『プロメア』といったヒット作を輩出してきました。

動きを大事にする監督で、アクションシーンでは立ったまま会話するシーンを極力作らないようにしているようです。

4位　山田尚子

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京都アニメーションに入社し、アニメーター→演出家を経由して2009年放送『けいおん！』で監督デビュー、同時に大ヒット作の監督という称号も得ました。
2013年には初のオリジナル作品となる『たまこまーけっと』を制作・発表。
その後は『映画 聲の形』『リズと青い鳥』を手がけ、いずれも高い評価を得ています。

映像を重視する京アニの監督らしい繊細な心情描写が得意で、引きの絵や背景、表情に強いこだわりを感じさせる作風で人気を博しています。

3位　長井龍雪

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演出家出身の監督で、2003年～2005年放送の『まぶらほ』で監督補佐を担当し、2006年『ハチミツとクローバーII』で監督デビュー。
2008～2009年放送の『とらドラ！』では、脚本家の岡田麿里さん、キャラクターデザイナーの田中将賀さんと組んで大ヒットを記録し、以降『とある科学の超電磁砲』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』と数多のヒット作を生み出しています。
特にあの花は、ノイタミナ枠史上最高のヒット作になりました。

生々しい人間ドラマを描くのが得意で、非常にエモーショナルなシーンを各作品で作りあげています。

2位　石原立也

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京都アニメーション入社後、アニメーター及び演出家の道を経て2005年に『AIR』で監督デビューし、大ヒット。
更に翌年『涼宮ハルヒの憂鬱』が歴史的ヒット作となり、京アニ共々大ブレイクを果たしました。
以降も『CLANNAD』『中二病でも恋がしたい！』『響け! ユーフォニアム』と数多くの大ヒット作を輩出している、京アニを代表する監督です。

フラッシュバックを用いた演出を好み、中二恋やOP絵コンテ・演出を担当したけいおんでは好評を博しました。

1位　新海誠

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ゲーム会社の日本ファルコムに入社し、ゲームのOPムービーを制作する傍ら、自主制作のアニメを制作。
2002年に商業デビュー作となる短編アニメ映画『ほしのこえ』をほぼ一人で手がけ、アニメファンの間で注目を集めます。

以降、『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』と男女の距離を描いた映画作品を発表し続け、様々な賞を獲得。
そして2016年に『君の名は。』で興行収入250億円のメガヒットを記録し、次回作『天気の子』でも140億円をマークするなど、時代の寵児となりました。

新海ワールドと称される、圧倒的に美しい風景描写が特徴的で、どの作品においても風景が作品を創っています。
言の葉の庭まではアーティスティックでありエゴイスティックな点がコアな人気を獲得していましたが、君の名は以降はエンターテイメントを強く意識した作品に着手し、アニメファンの枠を越える多くの人々を魅了しています。

順位

*1位　新海誠
*2位　石原立也
*3位　長井龍雪
*4位　山田尚子
*5位　今石洋之
*6位　神山健治
*7位　荒木哲郎
*8位　今千秋
*9位　岸誠二
10位　あおきえい
11位　金崎貴臣
12位　伊藤智彦
13位　たつき
14位　いしづかあつこ
15位　京極尚彦
16位　武本康弘
17位　小野学
18位　藤田陽一
19位　津田尚克
20位　太田雅彦

まとめ

今回「監督歴20年以内」という縛りのため、細田守監督や水島努監督といった1999年デビューの方々は対象外となっています。
それでもこれだけヒット作を持つ方々がいる訳ですから、アニメ界の未来は明るいですよね！
今後も色んな才能を持った若い監督が現れることを期待しましょう！