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アニメ監督の若手&中堅TOP20を発表! 今一番キテる監督は誰!?
13位 たつき
出典 : Amazon.co.jp
大学在籍中にサンライズでCGアニメーションの制作を担当する傍ら、自主制作アニメーションサークル「irodori」を立ち上げ、『ケムリクサ』など数多くのWebアニメを制作。
その後ヤオヨロズ設立メンバーの一人となり、『てさぐれ!部活もの』のアニメーション監督を経て、2017年放送『けものフレンズ』の監督に抜擢され、メガヒットを記録しました。
2019年には『ケムリクサ』のリメイク版を手がけ、これも大ヒットに導いています。
CG制作をライフワークとしており、その独特な世界観と様々なギミック、不意打ちの更新などに見られるサービス精神から、数多くのディープなファンを生み出しました。
12位 伊藤智彦
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マッドハウスで制作進行→演出家の道を辿り、荒木哲郎監督のもと『DEATH NOTE』で監督助手、細田守監督のもと『時をかける少女』『サマーウォーズ』助監督を務め、2010年に『世紀末オカルト学院』で監督デビューを果たします。
この作品が高く評価され、2012年には『ソードアート・オンライン』を指揮。
その爆発的ヒットで一気にアニメファンの間で有名になり、以降『僕だけがいない街』『HELLO WORLD』などを手がけています。
SAOのまだ現代には存在しない技術・世界観をサイバーパンクのような映像で見事に再現し、長期シリーズにした功績は非常に大きいですね。
11位 金崎貴臣
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アニメーター出身の監督で、演出を経て2006年に『スクールランブル 二学期』で監督デビュー。
2011年放送の『これはゾンビですか?』で注目を集め、2016年放送『この素晴らしい世界に祝福を!』の大ヒットで一躍有名になりました。
これゾンは原作に忠実なアニメ化でしたが、このすばではギャグに振り切った内容で独自のカラーを構築。
そして、このすばテイストで制作した2020年放送『プリンセスコネクト!Re:Dive』が高く評価され、その地位を揺るぎないものにしています。
余談ですが、プリコネOPの監督のクレジットタイトルが普通のサイズにもかかわらず「謙虚」と言われているのは、過去に手がけた『東京レイヴンズ』のOP演出で監督の名前をドデカく表示していたことに由来します。
10位 あおきえい
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演出家として活躍したのち、2004~2005年放送『GIRLSブラボー』で監督デビュー。
2007年公開の映画『空の境界』第一章「俯瞰風景」で本シリーズを大ヒットに導き、ufotableおよび型月ファンから信頼を得て、2011~2012年に放送された『Fate/Zero』で大ブレイク。
Fateシリーズの人気を揺るぎないものとしました。
Fate/Zeroの原作者・虚淵玄さんとは『アルドノア・ゼロ』でもコンビを組み、ヒットを記録。
意味深なセリフや難解な設定・描写を好み、その傾向は2020年放送『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』でより顕著になっています。
ちなみに、アニメ版『SHUFFLE!』で物議を醸した「空鍋」のシーンを演出したのはこの方です。
9位 岸誠二
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アニメーター出身の監督で、僅かな演出機会しかないまま2003年放送の5分枠アニメ『かっぱまき』で監督デビューを果たした異色の経歴の持ち主。
その後も毎年監督業を務め、『瀬戸の花嫁』『天体戦士サンレッド』などのギャグ主体のアニメで評価を上げ、2010年放送『Angel Beats!』でブレイクを果たします。
以降も、『Persona4 the ANIMATION』『人類は衰退しました』『結城友奈は勇者である』など数多くのヒット作を手がけています。
完全シリアスな作品は少なく、コメディ要素のある作品を好んで制作しています。
8位 今千秋
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ヒカルの碁、キングダムの神谷純監督に師事し、演出家としての経験を積んだのち、2006年放送『ひぐらしのなく頃に』で監督デビュー。
本作のヒットによって注目を集め、以降『純情ロマンチカ』『のだめカンタービレ』『おとめ妖怪 ざくろ』『世界一初恋』などヒット作を量産しています。
男性向け作品、女性向け作品の両方でヒットを記録した数少ない監督の一人。
『映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』では東映アニメーション所属者ではないにもかかわらず監督に抜擢され、その信頼の厚さが窺えました。
7位 荒木哲郎
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マッドハウス入社以降、制作進行から演出家となり、2005年発売のOVA『おとぎ銃士 赤ずきん』で監督デビューを果たしています。
2006~2007年に超人気作『DEATH NOTE』の監督に抜擢され結果を残し、2010年には『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』をヒットに導き、翌2011年にはノイタミナ枠放送の『ギルティクラウン』が話題に。
そして2013年に『進撃の巨人』を手がけ、その評価は不動のものとなりました。
世界観をかなりしっかりと練る監督として知られていて、ギルティクラウンや『甲鉄城のカバネリ』といったオリジナル作品ではよりそれが顕著に出ています。