【松岡凛（まつおかりん）とは】

出典 : 『Free! Series Portal Site』

鮫柄学園2年生。
小学生の時、フリーしか興味がなかった主人公：遙（はるか）を「見たことのない景色を見せてやる」とリレー競技に誘い、遙を競泳の世界に導いた。
小学生の頃は明るく社交的な性格をしていたが、1期の再会時は笑顔が消え剣呑な態度をとる。
1期最後には皆と和解を果たし、本来の明るく朗らかな性格を取り戻す。
1期はツンツンデレ、2期はツンデレデレな感じだ。

魅力その１：ツンデレ具合が可愛い

出典 : （c）おおじこうじ・京都アニメーション／岩鳶高校水泳部ES : TVアニメ『Free!-Eternal Summer-』公式サイト

凛といえばダブル主人公と呼べるほどのポジションに位置する。
2期からは鮫柄学園側にスポットが当たっていたし、映画「劇場版 Free!-Timeless Medley-[絆]」も主演だ。
それほど人気が出ているのは、そのクールでとがったナイフのような雰囲気や水泳に対する熱意、妹・後輩に対する優しさ、実は泣き虫であるという、実に多方面の表情を持つのが理由だろう。
ツンデレといってしまうとまた意味合が違うのかもしれないが、素っ気なさそうで実は周りに甘いし絆され性な凛である。

1. Free!１期の作品テーマは「遙の成長と凛の救済」
→1期登場時にはかなりツンツンで、遙に対して並々ならぬ闘争心を持っているが、最終的には「遙に勝ちたいのではなく、もう一度遙たちと泳ぎたかったのだ」ということに気づき挫折しかけていた競泳に向き合う。
最後に一緒にリレー泳ぐあたりが漸くデレ期。（最終回で「俺もお前らと一緒に泳ぎてぇ･･･」と泣かれたときはいきなりのデレ期に視聴者は皆唖然だった。でも可愛いから許す）

2. 1期で似鳥に辛く当たっていたのに最後には「アイ」呼びになる
→凛に小学生の時から憧れている似鳥（にとり）は後輩になれたことを喜び、凛の金魚のフンと化す。
だが無自覚に地雷を踏み抜く似鳥に、凛は辛く当たる場面が目立った。
が、しかし。似鳥が悩みを口にすると励まし、最終話では「松岡先輩」「似鳥」呼びが「凛先輩」「アイ」に変わる。意外と懐に入れるのが早い。

3. 以前は「遙・真琴・渚・そして凛」がリレーメンバーだったのに、今やそのポジションに怜に奪われ、1期8話で怜（れい）に対して嫉妬を見せる
→でも2期3話で怜に水泳教えてあげる凛。ツンの後のデレが遅いよ！

どうだろうか･･･。1期と2期ではだいぶ棘々しさが違うため、もう凛をツンデレと呼んではいけないのだろう。
だが、泣いたり、キレたり、無邪気に笑ったり･･･感情豊かな彼は一見面倒なタイプであるがそれをカバーできるだけデレが酷く愛おしい。
凛がかっこいいではなく可愛いと評価を受けることにも納得だ。