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27

Jul

【彼女、お借りします】主人公・木ノ下和也のクズレベルはどれくらい? 検証まとめ

出典 : © 宮島礼吏・講談社/「彼女、お借りします」製作委員会 : TVアニメ『彼女、お借りします』公式サイト

2020年夏放送のテレビアニメ『彼女、お借りします』より、主人公の木ノ下和也を大特集!
数多のラブコメ主人公の中でも特にクズな性格だと言われている彼ですが、果たしてそのクズレベルがどれくらいなのかを徹底検証します!

木ノ下和也(きのした かずや)キャラクター概要

出典 : © 宮島礼吏・講談社/「彼女、お借りします」製作委員会 : TVアニメ『彼女、お借りします』公式サイト

『彼女、お借りします』に登場する男性キャラクターで、本作の主人公。
ロイヤルヒルズ練馬の203号室から練馬大学に通う大学1年生で、経営学科に所属。
一浪しているため、同じ1年生のヒロイン・水原千鶴(みずはら ちづる)より1つ年上です。

ごく普通の茶髪男子で、容姿に特別な面はありません。
体型も中肉中背で、いたって平凡。

人生で初めてできた彼女、七海麻美(ななみ まみ)に僅か1ヶ月で「他に好きな人できちゃった」と一方的に別れを告げられ破局し、その悲しみを癒やすために「レンタル彼女」のサービスを利用し、千鶴と出会います。
その千鶴を周囲に彼女と紹介し、辻褄を合わせるためにしばらくレンタル関係を継続することに。
当初はレンカノ自体に否定的でしたが、千鶴と交流を深めるうちに彼女のことを好きになり、レンカノに対する偏見もなくなっていきます。

性格はいい加減でガキ臭く、上辺を気にしてその場その場で取り繕うことばかり考えるため、平気で嘘をつくタイプ
しかし夢に向かって真摯にひた走る千鶴に多少なりとも感化され、少しずつ改善していきます。

一応最低限の良心は持ち合わせており、自分の嘘で千鶴に迷惑をかけている自覚はあるらしく、自己嫌悪に浸ることもしばしば。
よくも悪くも思い切りはよく、フェリーから転落した千鶴を助けるため躊躇なく海に飛び込むなど、例え命の危険があろうと他者を助ける気概は持っています。

担当声優は堀江瞬(ほりえ しゅん)さん

自分を棚に上げて説教・悪口

出典 : © 宮島礼吏・講談社/「彼女、お借りします」製作委員会 : TVアニメ『彼女、お借りします』公式サイト

『彼女、お借りします』がアニメ化される以前……というか連載当初から、主人公の和也は読者に「クズ主人公」と言われていました。
実際、彼には思わず目を覆いたくなるようなクズ要素が複数あり、擁護できるレベルではありません。
それを一つ一つ取り上げていきます。

まず、最も読者および視聴者をイラつかせたのが、その偉そうな言動です。
近年、価値観の押しつけや説教臭いセリフがますます嫌悪されるようになっていますが、その中にあって和也は時代を逆行するかのようなとんでもないムーブを披露します。

顕著なのは物語冒頭の第1話。
彼女にフラれ、半ば自暴自棄になっていた和也は、未経験のレンタル彼女サービスを利用します。

彼の前に現れたのは、ハイスペックな容姿の千鶴。
十分にデートを堪能し、料金を支払った後、別れ際に手を握られた和也は思わずときめき、自分が特別な扱いを受けたと勘違いします。

しかし当然、それはリピーターを得る為のレンカノとしてのテクニック。
他の利用者も同じことをされていたと知った和也は逆上し、レビュー満足度を最低の☆1つにします。

ここまでは、まだわからなくもない行動ですが……彼の真骨頂はその後。
まるで夜の街で働く女性に説教するオヤジのように、再度千鶴を指名し「モテない童貞相手に好きでもないのいデートして金貰ってヘコまない?」だの「すぐ別れるんだからいくら相手のこと想ったって無駄じゃん」だの説教臭いことをネチネチと言いやがりました。

千鶴はプロとしての努力をしていただけで、彼女には何の落ち度もありません。
彼女にフラれた腹いせに、千鶴をストレスのはけ口にしただけという印象しかなく、この時点で早くも本作は『クズ主人公と可愛いヒロインのラブコメ』という構図が決定的となりました。

その後も、自分を棚に上げて千鶴を「性悪女」と自室で罵るなど、目に余る言動が随所に見られます。

嘘、見栄、見下し

出典 : Amazon.co.jp

和也がクズ主人公としての確固たる地位を築き上げたのは、彼の虚言癖です。
最大の嘘は、レンカノに過ぎない千鶴を周囲に「彼女」だと告げたこと。
しかも身内、友達と節操なく嘘を重ねていきます。

ここのクズポイントは、友人たちに嘘をついた理由が「レンカノを彼女と偽っているのが恥ずかしいから」という点。
見栄のために嘘をつくのは典型的な虚言癖の一群ですが、彼の場合はそれだけに留まりません。
本人にそういうつもりはないかもしれませんが、上記の理由は客観的に見てレンカノを見下している考えであり、引いては千鶴を見下していると言えます。

ハッキリ言ってしまえば「レンカノなんかを彼女と偽ったのが恥ずかしい」という意識が、彼の中に必ずあるのです。
だからこそ、散々迷惑をかけ情けまでかけられている千鶴に対し、事ある毎に「自己中女」だの「性悪」だのといった言葉が口を突いて出るのでしょう。

その勘違いっぷりは凄まじく、「自分が元カノの麻美とヨリを戻したら千鶴が気を悪くするんじゃないか」と千鶴本人に面と向かって言うレベル。
完全に見下しが入っているからこその発言ですね。

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