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泣けるアニメ映画TOP30! 最も感動できる作品はどれ?
20位 心が叫びたがってるんだ。
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2015年9月19日公開のオリジナルアニメ。
『あの花』のスタッフが再集結して、ノイタミナムービーの1作として制作されました。
子供の頃のトラウマから声を出すと腹痛がして、言葉を発することができなくなった女子・成瀬順(なるせ じゅん)が「地域ふれあい交流会」実行委員に指名されてしまい、親しくないクラスメイトたちとオリジナルのミュージカルを作り上げていくストーリーです。
最大の感動シーンはやはりミュージカルでしょう。
一度逃げ出しながらも戻って来て歌う順、そんな彼女を優しく迎えるクラスメイト、そして見守る母親。
様々な人間ドラマが凝縮されたシーンでした。
ブリュッセル・アニメーション映画祭 「ANIMA」BeTV最優秀長編アニメーション賞など、数多くの賞を受賞しました。
19位 思い出のマーニー
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2014年7月19日公開、米林宏昌監督によるジブリ映画です。
イギリスの作家、ジョーン・G・ロビンソンの児童文学作品を原作とした映像作品。
天涯孤独の身となり、プレストン夫妻に引き取られた薄幸の少女・アンナと、不思議な少女・マーニーの出会いと突然の別れ、そして意外な真実が描かれています。
ジブリ映画は考えさせられることが多く、素直に感動するというタイプの作品はほとんどありませんが、この作品はダイレクトに感動できる内容です。
第38回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞優秀賞を受賞しています。
18位 劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~
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2019年4月19日に公開された、『響け!ユーフォニアム』の劇場版です。
テレビシリーズの続編で、久美子(くみこ)たちが2年生に進級して以降の物語。
新しく入った1年生たちに手を焼く中、様々な問題が勃発する北宇治高校吹奏楽部の新たな日常を映像化した作品になっています。
テレビシリーズから共通しているところですが、ユーフォの最大の見所はやはり演奏シーンで、本当に演奏のみで各部員の成長や変化、これまでの努力と積み上げてきたものを表現している点にこそあります。
本作もそこは同じで、ラストの自由曲「リズと青い鳥」は希美(のぞみ)とみぞれのサプライズ的な登場も含め、ここまでのドラマを凝縮したシーンと言えます。
ファンなら泣かずにはいられませんね。
17位 ペンギン・ハイウェイ
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2018年8月17日に公開された、森見登美彦先生の第31回日本SF大賞受賞作の映像化作品。
ペンギンの群れが出現する奇妙な現象が発生した街で繰り広げられる青春ファンタジー劇です。
動物ものの皮を被ったヒューマンドラマであり、死について描いたお話。
ある程度人を選ぶ点はいくつかありますが、この作品に登場する「ペンギン」をどう捉えるかによって大きく見方が変わってきます。
16位 ノーゲーム・ノーライフ ゼロ
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2017年7月15日公開のアニメ映画。
ラノベ原作アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』の劇場版で、テレビシリーズ(原作1~3巻)の直接的な続編ではなく、過去編である原作6巻を映像化した物語です。
本編の6000年前を舞台に、機凱種の少女シュヴィと人間の少年リクの戦いを描いています。
番外編的な位置付けでありながら、原作でも指折りの人気エピソードだけあって、非常にドラマティックで感動的なストーリーです。
15位 言の葉の庭
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2013年5月31日に公開された新海誠監督5作目の劇場アニメ。
靴職人を目指す15歳の少年・タカオと、生徒の嫌がらせで精神を病み退職した27歳の元教師・ユキノの儚い邂逅を描いた、ヒューマンドラマでありラブストーリーです。
新海作品と言えば当然『君の名は。』や『天気の子』が有名ですが、泣けるアニメというカテゴライズであれば、染み入るような感動があるこの作品が最も相応しいでしょう。
雨の中、お互い感情をぶつけ合うラストのシーンは、それまでのどこか淡々としていて疲れ切った雰囲気が一変することもあって、胸に迫るものがあります。
14位 冴えない彼女の育てかた Fine
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2019年10月26日公開、テレビアニメ『冴えない彼女の育てかた』1~2期の続編で、本シリーズ完結編。
詩羽(うたは)先輩、英梨々(えりり)がblessing softwareから離れ、新たな体制でゲーム作りに挑む倫也(ともや)たちの奮闘、そして恵(めぐみ)との関係の変化を描いた最終章です。
この作品は明るいラブコメですが、同時に恋に破れたヒロインたちの慟哭を描いてもいます。
詩羽先輩と英梨々の悲痛な思いが涙を誘いますね。
13位 ももへの手紙
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2012年4月21日に全国公開されたオリジナルアニメ。
本作の舞台である瀬戸内地域の広島県と愛媛県では先行上映されました。
架空の港町「汐島」を舞台に、心ない言葉を言ってしまった直後に父が事故死したことで心を閉ざしてしまった少女・宮浦もも(みやうら もも)が、妖怪の姿を見えるようになり、イワ・カワ・マメという3匹の妖怪と暮らすようになるお話。
ハートフルな作品で、ももの笑顔が飾るラストシーンは、とても気持ちの良い感動に包まれます。
12位 劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
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2013年8月31日公開、テレビアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の後日談として発表された続編です。
正確には「過去エピソード+後日談」で、テレビシリーズの最終回から1年後、めんまが成仏して以降のメインキャラのその後を、「めんまへの手紙」という形で描いています。
追加エピソードはあくまでも後日談であって、それ以上の内容ではありませんが、テレビシリーズを観て超平和バスターズの再結成を見届けた視聴者にとっては、かけがえのない「その後」です。
11位 Colorful
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2010年8月21日に公開された、小説原作のアニメ作品です。
一度死んだ主人公の「ぼく」が、中学生の「小林真」としてもう一度人生をやり直すことになり、二度目の人生で様々な困難に立ち向かうお話。
こうして書くと異世界転生ものと似たような印象になってしまいそうですが……中身はまるで別物で、非常に重く、悲しく、辛い作品です。
しかし最後は意外な事実、そしてハッピーエンドが待っていて、死生観について考えさせられる内容でありつつ、感動できるお話ですね。