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【鬼滅の刃】上弦の鬼・陸/堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)の強さ・過去を徹底解説まとめ
大人気漫画鬼滅の刃。2016年から週刊少年ジャンプにて連載を開始し、2020年24号に堂々と完結しました。2020年の秋には映画無限列車編を公開予定となっています。
2020年5月13日時点で、シリーズ累計発行部数は6000万部を突破した大人気漫画です。
その中から今回は鬼舞辻無惨の精鋭十二鬼月の上弦の陸堕姫と妓夫太郎について紹介していきたいと思います。
アニメだけをみている方にとってはネタバレとなってしまいますので注意してください。
プロフィール
鬼舞辻無惨の精鋭十二鬼月の上弦の陸。堕姫・妓夫太郎の二人に対して上弦の陸の数字を与えられています。吉原遊郭に縄張りを作り、100年以上も人を喰らい続けました。堕姫が7人、妓夫太郎が15人と合計22人の歴代の柱たちを葬ってきた鬼なのです。
上弦の鬼の中でも一番弱いとされている堕姫・妓夫太郎でもこの強さのため、上弦の鬼は柱3人分に匹敵するといわれています。
堕姫と妓夫太郎は血の繋がった兄弟で、2人同時に鬼となり、鬼なってからも兄弟の絆が強く、片方の首を切られても死にません。そのため、2人の首を同時に切らないと倒せないというのが特徴です。
堕姫
堕姫の強さ
堕姫だけでは他の上弦の鬼と比較すると弱いです。しかし、兄妓夫太郎がいると違います。
兄弟で共闘することで強さが補われています。
また、2人同時に首を切らないといけないため、複数人いないと倒せないという厄介な鬼であること間違いないです。
堕姫の能力、血鬼術
堕姫は帯を自由に操ることができ、帯の中に人間を閉じ込めることが出来ます。人間を食べるこだわりとして、美しく若い女性のみを食料としています。そのため、多くの女性を帯に閉じ込め地下に貯蔵していました。
血鬼術の八重帯斬りは刃物のように研ぎ澄まされた帯で、敵を囲み逃げ道をなくして切り裂く技です。
また、首も帯のようにしなっていてなかなか切れないため、炭治郎たちはなかなか切ることが出来ずに苦戦しました。
引用:i.pinimg.com
妓夫太郎
妓夫太郎はあばらが浮きでるほどやせていて、顔にはシミのような痣があり「奪われる前に、取り立てる」を口癖に、他人にやられて嫌なことをやり返し、取り立てるといった歪んだ考えを持っています。
人間の時は、幼いころから醜い容姿と周りの人たちから蔑まれてきたため、妹は例外に整った容姿をした人間たちを憎んでいるのです。
妓夫太郎の強さ
上弦の鬼ということもあって、戦闘能力では他の上弦の鬼と同じ強さを持っています。毒の鎌を使って、一度斬るとじわじわと毒によって弱らすことが出来ます。
そのため音柱である宇髄天元は毒で瀕死の状態にまでなってしまいます。本来なら毒によって死んでいるところ、禰津子の血気術によって毒を抜くことができ、なんとか一命を取り留めることができたくらい妓夫太郎の毒は強力なのです。
それに加えて、兄弟の首を同時に斬らないといけないため、必ず持久戦になり、毒でじわじわと敵を弱らしていく厄介な鬼です。
これを攻略することが出来ずに歴代の柱たちは22人やられてしまったのではないでしょうか。
妓夫太郎の血気術
妓夫太郎の血気術は、自分の血を斬撃のようにして戦います。自分の血を薄い刃にして飛ばす斬撃飛び血鎌や螺旋状の血の斬撃を両腕にまとう円斬旋回・飛び血鎌などがあります。
その威力は強く、感覚の鋭い伊之助が死の予感をするほどのものなのです。
堕姫・妓夫太郎の過去、鬼になったきっかけ
堕姫の人間時の名前は梅です。妓夫太郎の人間時の名前は親から名付けてもらえず、遊郭で客呼びや集金をしていたことから妓夫と呼ばれるようになりました。
遊郭の最下層で生まれ、梅の母親は子供を邪魔者扱いをし、兄の妓夫を何度も殺そうとしていました。母親が患っている病気から梅と名付けられ、母親からの愛情がないのことが見て取れます。
梅はそれでも大丈夫でした。兄である妓夫がいたからです。母親の死後、妓夫と梅は一緒に暮らし、兄に育てられました。もともと素直で染まりやすい性格だった梅は兄の歪んだ考えに染まり、傲慢な性格になってしまいました。
梅が13歳になるころまでは兄弟で仲良く暮らしていたのですが、ある時事件が起きてしまいます。
客としてきた侍の目をかんざしで突き指し失明をさせます。兄の妓夫がいない間に、梅は報復として縛り上げられた後、生きたまま焼かれてしまうのです。焼かれたときに帰ってきた妓夫は、生きたまま焼かれた妹を見て「やめろやめろ!!俺から取り立てるな、元に戻せ!俺の妹を!!神も仏もみんな殺してやる」と泣き叫びました。
その時、後ろから梅を焼いた侍に斬られます。妓夫は倒れずに、逆に梅を殺そうと画策した侍とおかみを斬り殺します。
そして上弦の鬼である堂磨に出会い、
2人同時に生きるために鬼になる道を選びました。
引用」:/i2.wp.com
まとめ
上弦の陸堕姫と妓夫太郎について紹介してきました。
●堕姫は他の上弦の鬼と比べると弱いですが、帯を自由自在に操り、人間を閉じこむことができるので食料の保管管理ができる
●妓夫太郎は他の上弦の鬼と同じ強さを誇り、毒を塗られた鎌でたくさんの柱たちを葬る。加えて、妹想いの一面もある。
●二人三脚でお互いの首が同時に斬られない限り死なず、お互いにお互いを大切にしている
●人間時代に親からの愛情を受けずに育ちますが、そのおかげで兄弟愛がより強くなり、2人で生きるために鬼になる決断をしました。
これらのことより、堕姫と妓夫太郎は深い信頼で結びついており、炭治郎や禰津子たちの2人にも理解を示していました。