10位：ちはやふる

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末次由紀先生がBE・LOVEで連載している、「競技かるた」を題材にした少女漫画のアニメ化作品です。
2011～2012年に1期、2013年に2期、2019～2020年に3期が放送されました。
原作も12年以上続き、2020年5月に44巻が発売される超ロングラン作品になっています。

部活もの自体が珍しい少女漫画にあって、かるた漫画という漫画界全体でもほとんどない分野を、スポ根的な見せ方で描くという、少女漫画としては異例ずくめの作品ですが、
登場人物の苦悩やコンプレックスをメインに描いたヒューマンドラマでもあるので、競技かるたのルールを知らなくても十分に楽しめます。
アニメではその原作の魅力をしっかり表現しつつ、試合シーンの迫力がより増していて、見応えのある作品になっています。

9位：NANA

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少女漫画史上最高の勢いでヒットした、Cookie掲載の超有名作品ですね。
ただし連載は10年以上ストップしています。
興行収入40億突破、主題歌「GLAMOROUS SKY」＆劇中歌「ENDLESS STORY」も大ヒットした実写映画版が有名ですが、アニメ版も2006～2007年に1年間放送されました。

タイプが違う2人の「NANA」の恋愛と友情を、時に生々しく、時に刺激的に、センチメンタルに描いたエモーショナルな物語。
かなりドロドロしたお話ですが、どうしても引き込まれてしまう魔力を持った名作です。

8位：BANANA FISH

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1985～1994年に別冊少女コミック連載された吉田秋生先生のレジェンド作品を、2018年にMAPPAがアニメ化。
ストリートキッズグループのボスで頭脳明晰なカリスマ、アッシュ・リンクスの壮絶な人生が描かれています。

時代設定を現代に変更したことによって、整合性の面で若干強引な場面もありましたが、それも世界観を優先した結果と思われ、原作ファンからも若い世代からも高い評価を得て大ヒットに結びつけました。

7位：君に届け

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原作は椎名軽穂先生が別冊マーガレットで連載していた大ヒット作で、少女漫画界におけるラブコメの金字塔。
アニメ版は2009～2010年に1期、2011年に2期が放送されました。

他人からの中傷や皮肉に鈍く、自分を否定的に、他者を肯定的に捉える“貞子”こと黒沼爽子（くろぬま さわこ）と、彼女の内面の美しさに惹かれた爽やかイケメン・風早翔太（かぜはや しょうた）の不器用な恋愛を描いたお話。
重いシーンもありますが、全編を通して爽やかに描かれているため、青春ものとして丁度良い塩梅のアニメです。

6位：のだめカンタービレ

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少女漫画の枠を飛び越え、音楽を題材とした漫画の代表格となった大ヒット作。
月9で放送され高視聴率をマークした実写ドラマ版があまりに有名ですが、2007～2010年の期間に3期にわたって放送されたアニメ版もヒットし、多くのアニメファンに愛されました。

圧倒的な音楽の才能を持つピアニストながら、私生活はずぼらで頻繁に奇声を発する不思議な女性・野田恵（のだ めぐみ）と、面倒見の良い俺様系指揮者の千秋真一（ちあき しんいち）が織り成す奇妙な音楽＆恋愛物語。
才能豊かでありながら、何度も現実の壁にぶつかり、その度に奮起して乗り越える2人の勇姿が見所です。

2020年4月、作者の二ノ宮知子先生がご自身のTwitter上で久々に2人の姿を描き、それに急遽2人の声を担当する川澄綾子（かわすみ あやこ）さん、関智一（せき ともかず）さんが声をあて公開されたショート動画が話題になりました。

「のだめカンタービレ」
Caesurae(チェズーラ)
声:関智一　川澄綾子 pic.twitter.com/Cc6i5FEkWJ

— 二ノ宮知子 (@nino0120444) April 22, 2020

5位：カードキャプターさくら

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オタク界に革命を巻き起こした作品です。
CLAMPがなかよしで連載していた、魔法のカードを集める木之本桜（きのもと さくら）の奮闘を1998～2000年にアニメ化。
「萌え」の普及に多大な貢献を果たしました。

2018年には新作「クリアカード編」もアニメ化されています。

4位：夏目友人帳

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少女漫画史上、最も多くアニメ化されている作品です。
2008年、2009年、2011年、2012年、2016年、2017年と6期にわたってテレビアニメ化。
2018年にはアニメ映画化も果たしました。

妖怪が見える主人公・夏目貴志（なつめ たかし）の交友録を描いた伝奇もの。
胸キュン要素はほとんどありませんが、奇妙だけど優しい、そして穏やかな雰囲気の「触れるだけで幸せになれる」作品です。
緑川ゆき先生がLaLaで連載している原作の25巻は2020年6月発売予定。

3位：ハチミツとクローバー

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羽海野チカ先生の出世作で、代表作の1つ。
元々は「CUTiE Comic」という雑誌で連載を開始しましたが、休刊に伴いヤングユーへ移籍……も再び休刊となり、最終的にはCocohanaの前身の雑誌コーラスでラストを迎えました。
美術大学を舞台に、男女5人の切ない片想いと青春を描いたラブストーリーです。

アニメ版はノイタミナ枠の第1弾作品という大きな役割を背負い、大ヒットを記録。
現在のノイタミナがあるのは本作のおかげです。

2位：フルーツバスケット

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原作は、高屋奈月先生が花とゆめで連載していたファンタジー漫画。
連載中にアニメ化された2001年版と、あらためて映像化した2019年版（2期は2020年放送）があります。

恋愛も描いていますが、ジャンルとしてはホームドラマ、ヒューマンドラマの方がしっくりくる内容。
透き通るような心を持つ本田透（ほんだ とおる）と、彼女がお世話になる草摩家、そして十二支の呪いにまつわる悲劇と救済を描いています。
大ヒットしたのは2001年版ですが、2019年版も非常に丁寧に作られています。

1位：耳をすませば

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1995年に公開されたジブリアニメで、既に10回以上テレビ放送されています。
ジブリ映画としての知名度があまりに高いですが、原作は柊あおい先生による少女漫画です。

放送される度に、登場人物たちの甘酸っぱい恋愛と青春にあてられた視聴者が「死にたくなる」と呟くのは、ラピュタの「バルス祭り」に次ぐお約束。
胸キュン要素が散りばめられつつ、夏の終わりのような切なさと爽やかさに溢れた恋愛アニメ映画の決定版です。

順位

*1位　耳をすませば
*2位　フルーツバスケット
*3位　ハチミツとクローバー
*4位　夏目友人帳
*5位　カードキャプターさくら
*6位　のだめカンタービレ
*7位　君に届け
*8位　BANANA FISH
*9位　NANA
10位　ちはやふる
11位　神様はじめました
12位　彼氏彼女の事情
13位　暁のヨナ
14位　ヴァンパイア騎士
15位　赤髪の白雪姫
16位　アオハライド
17位　となりの怪物くん
18位　会長はメイド様！
19位　イタズラなKiss
20位　海月姫
21位　スキップ・ビート！
22位　俺物語!!
23位　それでも世界は美しい
24位　オオカミ少女と黒王子
25位　私がモテてどうすんだ
26位　orange
27位　3D彼女 リアルガール
28位　好きっていいなよ。
29位　東京ミュウミュウ
30位　思い、思われ、ふり、ふられ

まとめ

少女漫画は実写の方でヒットするケースが多く、アニメ化は近年減少傾向にありますが、それでも良作はあります！
今後も胸キュンアニメをどんどん生み出して欲しいですよね！