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【ポプテピピック】2期はイケるのか? クソアニメの未来を徹底検証
ストックとアニメ化後の状況
出典 : Amazon.co.jp
ポプテピピックのアニメは「☆色ガールドロップ」「POP TEAM STORY」「POP TEAM EPIC」「POP TEAM 8BIT」「ポプテピクッキング」など様々なコーナーを設けていて、原作再現パートもあれば、完全オリジナルストーリーのパートもあります。
その中で消化された原作は2巻まで。
アニメ放送当時は2巻までしか発売していなかったので、ほぼストックを使い切った状態でした。
そのアニメ放送が終了して2年が経過した2020年3月現在、3巻(シーズン3および4収録)までリリースされています。
現在まんがライフWINでシーズン5を連載中ですが、これまでの傾向を考慮すると、4巻リリースは2020年末~2021年春になると予想されます。
よって、1期のように2巻分のストックが必要な場合、それが溜まるにはもう少し時間が必要となるでしょう。
しかしこの作品、前述したようにアニオリも多く、匙加減次第では原作のストックがあまりなくても十分1クール作れます。
よって、ストック面はあまり気にしなくて良いでしょう。
重要なのは現在の人気です。
というのも、ギャグ強めのアニメは元々円盤が売れにくいジャンルで、仮に売れてもその後飽きられやすく、大きくセールスを落とすことが結構あるからです。
本作のように様々なパロディネタや仕掛けを駆使した『おそ松さん』も、爆発的ヒットとなった1期と比べ2期の売上は大幅ダウンとなりました。
では、アニメ放送後のポプテピピックがどのような状況なのかを見ていきます。
2019年に放送されたテレビスペシャルのOVAは5300枚のセールスを記録し、テレビシリーズとほぼ横ばい。
原作3巻の売上も、2巻と同じくらいのセールスを記録しています。
よって、2019年の段階では飽きられることなく根強いファンが付いていると言えるでしょう。
一方、懸念要素となるのが本作のアニメ化を企画した須藤孝太郎プロデューサーのインタビューでの応答ですね。
「2期や劇場版やりますか?」という問いに対し、やらないと即答しています。
ただこれは、いろんな意味で挑戦的な企画だったため、2期をやる気力が残っていないというニュアンスのように感じられます。
そもそも、原作自体が何度も最終回詐欺をやっている訳で、その点を踏まえても「2期はやらない」という発言はむしろフラグとさえ言えるでしょう。
それ以上に問題なのは、このアニメが製作委員会方式ではなくキングレコード一社による単独出資という点です。
つまり、2期をやるかどうかはキングレコード次第。
上坂さんが歌うOP曲「POP TEAM EPIC」は10万DLを超えるヒット曲になっており、アルバム「ポプテピピック ALL TIME BEST」も週間2位を記録するなど音楽面でも十分な成果が出ているので、2期は十分期待できると思われます。
まとめ
アニメでは思いのほかヘルシェイク矢野がバズってビックリしましたね!
とにかくいろんなチャレンジができるアニメだと思うので、声優の皆さんやクリエイター陣が自由に遊べる枠として定着して欲しいです!