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【新サクラ大戦】望月あざみはスパイ!? 疑惑を徹底解説
2020年4月よりテレビアニメの放送が始まる『新サクラ大戦』のメインキャラの1人、望月あざみについてまとめました!
帝国華撃団の中では最年少かつ異色の存在でもある彼女の基本的なデータ、そして作中でスパイ疑惑をかけられた経緯を徹底解説します!
望月あざみ(もちづき あざみ)キャラクター紹介
『新サクラ大戦』に登場する女性キャラクターで、本作のヒロインの1人。
降魔大戦から10年が経過し、再結成されることになった新生「帝国華撃団・花組」の一員として活動しています。
ただし特殊任務などによって一人だけ抜けることが多く、単独行動が目立ちます。
年齢は13歳で、花組では最年少。
次に若いのは16歳のクラリスなので、10代前半は一人だけです。
黒髪のショートカットで、短めの眉とジト目風の切れ長の目が特徴。
年齢相応に身長は低めで、身体もかなり細めです。
イメージカラーは黄色。
普段の服装はフリフリの薄黄色エプロンドレス+網タイツという独自路線の格好です。
忍者を自称し、実際に凄まじい跳躍力を見せ、袖には苦無を忍ばせています。
普段から故郷の里に古くから伝わる「108の掟」を口にし、それを守るよう心掛けているようです。
性格は真面目で純粋。
忍者であることを誇りに思っており、常に忍者らしい行動をとるため、時折奇異な行動に出ることも。
ただし実際の中身は、好奇心旺盛で甘い物に目がなく正義感に溢れたとても優しい少女です。
担当声優は山村響(やまむら ひびく)さん。
鍵を握るのは「仮面の男」! スパイ疑惑の真相
本作のゲーム版は、新生「帝国華撃団・花組」の隊長に任命された元海軍特務艦艦長の神山誠十郎(かみやま せいじゅうろう)が、戸惑いつつも大帝国劇場(帝劇)を訪れる場面からスタートします。
そこには既に花組として活動している天宮さくら(あまみや さくら)、東雲初穂(しののめ はつほ)、クラリスの3人はいましたが、あざみの姿はありません。
彼女は別の任務で不在だったのです。
あざみが誠十郎の前に現れるのは、彼が就任してしばらく経ってから。
ただし、初めての出会いは誠十郎が帝劇のからくり宣伝人形「ゲキゾウくん」に変身している時だったので、あざみの方は彼の存在を認識せず、ゲキゾウくんとして接していました。
その後、2人はちゃんと邂逅を果たし、花組の隊長と隊員として接するようになります。
誠十郎の就任に対しては、若干の警戒心はあったようですが、割とすんなり受け入れていました。
そんなあざみにスポットが当たるのは、ゲーム第4話「仮面の下」です。
世界華撃団大戦において、新生・帝国華撃団は事前の評価は最低だったにもかかわらず、上海華撃団を下し二回戦に進出。
華撃団および歌劇団への周囲の評価も大きく上がり、花組完全復活への気運が高まる中、水を差すかのようにあざみにスパイ疑惑がかけられます。
疑惑をかけたのは、華撃団大戦を創設し、主催している世界華撃団連盟「WLOF」。
あざみが屋上遊園地で怪しい仮面を付けた爺さんとコンタクトを取っている写真を証拠に、彼女がスパイであると主張してきました。
これだけでスパイと決めつけるのは横暴ですが……彼等の言い分も一応、複数の理由があってのものでした。
1つは、あざみが普段から単独行動をしていて、何をやっているのか隊長の誠十郎も把握していない点。
そしてもう1つは、華撃団大戦の開幕式を「夜叉」と名乗る仮面を付けた降魔(本作における敵勢力)が襲撃しており、その直後に謎の仮面の爺さんと密会していた点。
確かにあざみの行動は怪しげですし、それ以上に仮面の爺さんが怪し過ぎるのは否めません。
とはいえ、どちらも証拠には程遠いもの。
WLOFはあざみをスパイと断定し、身柄の拘束を要求しますが、当然誠十郎は反発します。
そしてその後、彼はあざみと仮面の爺さんが会話している場面に出くわします。
爺さんは望月流忍者頭領、望月八丹斎(もちづき やったんさい)と名乗りますが……あざみだけを先に返した後、「自分は忍者でもなんでもない農家のジジイ」と告白。
親に捨てられたあざみに「両親は任務でしばらく帰って来られない」と優しい嘘をつき、あざみに希望と生き甲斐を与えるため、彼女を忍者として育てた……と述懐します。
これで疑惑は晴らせると思われた矢先、WLOFは「あざみだけでなく誠十郎まで疑惑の爺さんと密会していた」と一方的に主張。
抵抗すれば他の花組の面々にまで被害が及ぶと判断した誠十郎は、大人しく拘束されることを選びます。
彼だけでなくあざみも拘束されており、2人は心ならずも連行中の車内で再会を果たしました。
幸いにも脱出できた2人はその後、WLOFの事務総長・プレジデントGの右腕ミスターIとその部下の黒服部隊によって取り囲まれ、絶体絶命の危機に瀕しますが……駆けつけた八丹斎の忍術によって無事撃退に成功します。
八丹斎はやはり忍者だったのです。
こうして、あざみのスパイ疑惑は晴れ、二転三転した彼女の出自も「望月流忍者の末裔」と確定しました。