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Mar
【あんスタ】朔間兄弟の不仲説は嘘?本当?真相とは修正
宵の宴♪ バンドアンサンブル(2016年前半)(本編内時系列時系列:5月)
こちらのイベントは弟の凛月と幼なじみの真緒がメインのイベントとなっています。シナリオとしては幼なじみの物語ですが、ゲーム内のシナリオとしては真緒の所属する「Trick Star」と零の所属する「UNDEAD」の音楽祭のイベントのため、兄弟のシナリオも存在するという形になっています。
日の光が苦手なために、普通の人とは同じように生活ができない凛月を、サポートしてきた幼なじみの真緒。彼の負担になっている後ろめたさから、凛月は、彼の元を離れようとしますが・・・。努力家で、お日様のような性格をした真緒は「積み重ねた毎日だけは消えてなくなったりはしないよ」と言い、二人はこれからも共に生きていくことを決めます。
そして音楽祭当日、凛月は(恐らく)真緒のために音楽祭のステージに登場し、ぶっつけ本番でキーボードを担当します。ぶっつけ本番でも弾ける理由が、今回の曲が兄である零の好きな曲であるから、という部分に、二人の家庭内事情が見え隠れしています。
途中で凛月と零が連弾をするシーンもあり、零が凛月を終始サポートし、導いていることが伺えました。本編内の時系列としてはハロウィンより前ですので、凛月の意思とは関係なく、兄である零がいかに弟の凛月のために普段から心を砕いているかがわかります。
鬼と兄弟の節分祭(2017年前半)(本編内時系列時系列:2月)
ボーダーの推移に恐怖した節分祭でした。またまた過去の最高ボーダーをあっさりと塗り替え、やはり人気の兄弟です。
今回は「2wink」に所属する双子の葵兄弟のシナリオと同時に進行します。
イベントは鬼ごっこの形式をとっており、朔間兄弟の兄零と、葵兄弟の兄ひなたが逃げる側。朔間兄弟の弟凛月と、葵兄弟の弟ゆうたが鬼として豆を持って兄たちを追いかけます。シナリオとしては、葵兄弟のすれ違いをフォローする朔間兄弟という形になっており・・・。朔間兄弟の関係性の成長を感じられます。
まずは鬼サイドである凛月とゆうたですが、
「アニキ、すごいんですよ。何でも、俺より上手にできるんです。むしろ俺なんて、いなかった方が良かったのかも・・・な~んて♪」
と兄に対するコンプレックスを吐露するゆうたに対して
「『兄』という生き物は、『弟』が存在しなければ生きてる価値がないの。『弟』のために生きて、努力して、それで死ぬのが役目の憐れな存在なの」
とフォローを入れています。憎まれ口なため非常にわかりにくいですが、「お兄ちゃんが自分のために色々してくれることに対して、申し訳ないと思う必要はない。胸を張っていれば良い。」ということを伝えたかったのかと思います。朔間兄弟の仲は、円満なようです。
一方の零とひなたですが、
「こういう外道なやりくちというか、裏技はあまり『UNDEAD』の子らには教えたくないからのう」
と言う言葉を、零は口にしており、外道なやりくちをひなたにだけは教えます。
かつて完璧な兄であり、スーパーアイドルであり、教祖であり、生徒会長でもあった零には、兄であるために全てを捨ててきたひなたの気持ちがとてもよくわかるようでした。弟のために全てを捨ててきた兄のひなたを、弟であるゆうたは、きっと許しません。ゆうたは、自分のためにひなたが犠牲になることを望まないからです。そのため零は、どこにも行き場のない『捨てすぎて空っぽになった兄、ひなた』をありのままに受け入れているようとしたのかと思います。
(葵兄弟は、双子でそっくり過ぎたために、親から気味悪がられていました。そのため、兄であるひなたは、自分の好きじゃないものを好きと言うなどして、自分自身の個性を捨ててきた過去があります。)
「かわゆい凛月♪ 添い寝しておくれ、ちいさな子供のころのように・・・⭐︎」
葵兄弟の仲直り中、バックステージで談笑する二人。そこには、兄弟としての絆が確かにあるように思えました。
スカウト!悪魔の館(2018年前半)(本編内時系列時系列:5月)
今回はガチャ! 前回の節分祭では和装の鬼でしたが、今回は洋装の鬼。ヴァインパイアに扮装した二人です。本編内の時系列的にはバンドアンサンブルの直後くらいですね。
凛月がつむぎ(零の同級生)のことをお兄ちゃんと呼んだり、反対に、つむぎのことを弟として扱ったりするので、零が拗ねて後輩のひなたの弟ごっこをする話です。シナリオの中で零のキャラクターがくるくると変わるので、器用な人だなと思わされます。気になった方は本編をぜひ読んでみてください。
・コーラス⭐︎始まりのオペレッタ(2019年前半)(本編内時系列:本編が終わった翌年)
新しく始まった未来編の最初のイベントに選ばれたのは朔間兄弟でした。凛月は進級、零は卒業してそれぞれの道を歩き始めた二人ですが、今回は仲睦まじく登場。
朔間家は日に弱い体質をした一族の当主です。零は長男なため、長年当主として君臨してきましたが、そのことを重荷に感じていました。しかしながら、零が逃げれば、そのお役目が凛月に回ってしまうことがわかっていたために、これまでは当主としての役目をきちんとこなしてきていました。
昼間の活動を苦手としながら、零も、凛月も、少しの無理をしながらも、人の輪の中に混ざって生活しています。零は一族の儀式とアイドルのステージを融合させ、一族を日の指す場所に導きます。そして凛月もまた「俺たちの一族を人の輪の中に戻そう」と言って、兄の手助けをします。背中を預けあって二人でアイドル活動をする二人の姿に、成長を感じさせられます。
守られるばかりではない対等な兄弟関係に
弟を守るお兄ちゃんであることを重荷に感じながらも背負ってきた零と、兄に守られるばかりの自分自身が許せないでいた凛月。言葉が足りず、すれ違った事から不仲説が流れていましたが、多くのイベントや本編を通じて話し合う場を得て、二人は和解しました。
零は弟に頼ることができる兄になり、凛月は兄に頼られる弟に成長しました。これからの二人が一体どんな苦難を乗り越えていくのか。また、喜びを分かち合うのか。楽しみですね。興味の出てきた方は是非、あんさんぶるスターズをダウンロードしてみてください。