28
Feb
【防振り】サリー(白峯理沙)によって「私Tueeee」が流行る?
メイプルとのコンビで「きらら風なろう」を実現
出典 : ©2020 夕蜜柑・狐印/KADOKAWA/防振り製作委員会 : TVアニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」公式サイト
なろう作品は男主人公が無双するパターンが多いですが、この防振りではメイプルとサリーの女性最強コンビで勝利を重ねていきます。
その時点で典型的な「なろう作品」ではありませんが、それ以上に本作をなろう作品っぽくしていないのは、女の子同士の友情や思わず癒やされるシーンがたくさん描かれている点にあります。
この部分だけを切り取ると、なろう作品というよりも「きらら作品」に近い印象です。
とはいえ、もしサリーが主人公だったら、そこまできらら感はなかったでしょう。
サリーの性格や戦い方は、なろう系の主人公に比較的近いからです。
よって「主人公の性別が女であること以外はなろうらしい作品」になっていたと思われます。
逆にサリーがいなければ、それはそれでなろうっぽい作品になっていたと考えられます。
メイプルは人懐っこく誰とでもすぐに仲良くなり、あまりいろいろと考えず行動するので、そこはなろう作品の主人公らしくないですが、「偶然と幸運によって様々なスキルを獲得し、初心者かつそれほどレベルが高くなくても大きな戦果をあげる」という彼女の活躍ぶりはまさになろう作品の主人公そのもの。
その場合「主人公の性格以外はなろうらしい作品」という印象になったでしょう。
しかしメイプルが主人公、サリーが主人公を支える立場で描かれている本作は、「天然系の女の子主人公を親友の女の子がフォローする」という構図になっていて、これはきらら系作品によく見られます。
その部分の印象もかなり強いため、この防振りは「なろうっぽさ」「きららっぽさ」が程よいバランスで共存しているのです。
サリーの存在があってこそ、メイプルの魅力も、防振りという作品の魅力も引き立っていると言えます。
そういう意味でも、彼女は防振りになくてはならない存在と断言できます。
ただし「もう1人の主人公」ではなく、あくまでメイプルの相棒というポジションだからこその輝きなのです。
まとめ
メイプルの相棒としてのカッコ良さが目立つサリーですけど、随所で可愛い面も見せてくれています。
何より、メイプルを上手に導いて自分は縁の下の力持ちに徹している感が強キャラ感あって良いですね。
今後もっともっと人気が出るキャラだと思います!