ストックは問題なし！ 配信限定の可能性は？

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文ストのアニメは、3期の時点で原作の13巻までを消化しています。
1～3期のいずれも1クールの放送で、1期で4巻分、2期で5巻分、3期で4巻分を消化しており、4期が制作される場合も原作の4～5巻分を使った1クールでの映像化が有力です。

2020年2月現在、文ストのコミックスは18巻まで発売されているので、未映像化は14～18巻の5巻分。
4期を制作するストックは十分に貯まっています。

また、文ストのアニメを制作しているボンズは続編に積極的な会社で、文ストの他にも『僕のヒーローアカデミア』『SHOW BY ROCK!!』『モブサイコ100』『血界戦線』など数多くの作品で続編を手がけています。
特にヒロアカは既に4期まで制作されているので、文ストの4期も十分現実的と言えるでしょう。

ちなみに、ボンズはA・B・C・D・Eという5つのスタジオを持つ5ライン体制で、文ストはその中のDスタジオが作っています。
Dスタジオは文ストの放送が始まった2016年以降、他の作品は手がけておらず、文ストに専念している状況。
よって、生産力という点でも全く問題はありません。

ただし、ボンズは映像配信サービス「Netflix」と業務提携を結んでおり、近年はNetflix配信用のアニメも定期的に作っています。
今後Dスタジオのリソースがこちらに割かれる場合は、4期の着手が遅れるかもしれません。

また、場合によっては『斉木楠雄のΨ難』のようにNetflixでの独占配信に移行するケースも考えられます。
海外のアニメファンによる視聴が多いNetflixはアクションシーンの多い作品が好まれる上、海外の文豪をモチーフにしたキャラも出て来るため、文ストが「海外向けコンテンツの強化」という使命を帯びてNetflix独占のアニメになる可能性は一応あります。

とはいえ、その可能性は微々たるもの。
やはりこれまで同様、テレビアニメを主軸として配信も行う形態が妥当でしょう。

4期が作られるアニメはどれくらいある？

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文ストの4期が制作される可能性は十分にありますが、4期ともなるとハードルがかなり高い印象は拭えません。
それこそ何万枚も売れているアニメしか達成できない……くらいのイメージですよね。

では、実際に4期を放送した深夜アニメの一覧を見てみましょう。（配信や深夜以外に放送されたアニメは除く）

フルメタル・パニック！
魔法少女リリカルなのは
地獄少女
ゼロの使い魔
みなみけ
ひだまりスケッチ
夏目友人帳
てーきゅう
探偵オペラ ミルキィホームズ
うたの☆プリンスさまっ♪
ジョジョの奇妙な冒険
闇芝居
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
戦姫絶唱シンフォギア
弱虫ペダル
ハイスクールDxD
進撃の巨人
食戟のソーマ
シンデレラガールズ劇場

こうして並べてみると意外と多いようにも感じますが、深夜アニメは毎年200本ほど放送されており、その全体数の中で占める割合はせいぜい1～2％程度。
主に配信の『ヘタリア』、夕方放送の『ヒロアカ』、途中まで朝・夕方枠だった『銀魂』『ハイキュー』『ハヤテ』なども含めても、この数字はあまり変わらないでしょう。
4期まで制作されるアニメは、それだけ稀少なのです。

ただ、3期までずっと大ヒットしているアニメだから4期まで作られているのかというと、意外とそうではありません。
この中で3期の円盤売上が平均1万枚を越えているのは『なのは』『友人帳』『うたプリ』『ジョジョ』『シンフォギア』のみ。
なら他は原作が圧倒的に売れているからこそ可能かというと、原作売上が1000万部を超えているのは『フルメタ』『弱虫ペダル』『進撃』『ソーマ』だけで、それ以外の作品は該当しません。

円盤や原作が圧倒的に売れていなくても、4期が作られる作品は結構あります。
よって文ストの4期が制作される可能性は十分にあると言えるでしょう。

まとめ

2020年に入ってからもコラボや各種イベントがずっと続いている状態で、どの角度から見ても文ストの4期はありそうな印象ですね。
ストックも貯まっているので、早ければ2020年以内には実現するかもしれません！