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Feb
【文豪ストレイドッグス】4期の可能性を徹底検証! 原作・グッズの好調で脈アリ?
出典 : Amazon.co.jp
女性を中心に厚い支持層を抱える人気アニメ『文豪ストレイドッグス』の続編が制作される可能性についてまとめました!
3期も多くのファンに支えられ、グッズ売上も好調だった本作の4期が果たして現実的にあり得るかどうかを徹底検証します!
新人コンビの異色作がアニメ化作品へ成長
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今でこそ“文スト”の愛称で大勢のファンから愛されている『文豪ストレイドッグス』ですが、当初は決して約束されたヒット作ではありませんでした。
原作者の朝霧カフカ先生はニコニコ動画で人気動画を手がけていたものの、本作が商業デビュー作。
作画担当の春河35先生もラノベのイラストこそ手がけていましたが、漫画家としては本作がデビュー作でした。
つまり、文ストは新人コンビによる漫画だったのです。
当然、事前に大きな宣伝が行われるはずもなく、連載を開始させたヤングエース2013年1月号の表紙は文ストではなくエヴァ一色。
当時のヤングエースはコミック版エヴァが絶対的な存在だったとはいえ、新連載の文ストはタイトルすら表紙に載っていませんでした。
そんなひっそりとしたスタートでしたが、文豪をイケメン化して異能バトルを繰り広げるという独特な設定と、文豪たちのエキゾチックで美しい容姿で着実にファンを掴んでいき、1巻発売時には早々に売り切れ店が続出し、緊急重版がかかります。
直後にエヴァが完結を迎えたこともあり、雑誌の新たな看板候補として白羽の矢が立ち、2013年9月号では初の表紙を飾りました。
以降も文ストは発行部数を大きく伸ばしていき、2014年3月の時点で80万部を突破します。
更には創刊4周年号で表紙を飾るなど、すっかりヤングエースの看板作品へと成長し、メディアミックスも開始。
そして2015年8月、ファン待望のテレビアニメ化を果たしました。
円盤売上は堅調。原作売上も好調を維持
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文ストのアニメ化は十分に成功したと言えます。
イベント最速優先購入申し込み券を封入した1期1巻のBlu-ray・DVD(円盤)売上は8000枚を越え、イベチケのない2巻以降は大きく売上を落としたものの、平均で5000枚を突破。
2期もほぼ同様の売上推移を見せ、約5000枚を記録しました。
2期放送から2年半後に放送された3期は、平均約3300枚という堅調な数字を残しています。
2期は、1期から1クール挟んでの放送という実質的な分割2クールだったので、売上のキープは妥当な結果でしたが、それから2年以上空いたにもかかわらず3割減程度に留めた3期のセールスは健闘と言えるでしょう。
それだけ根強い固定ファンが付いている証であり、4期も売上を大きく落とさないだろうという信頼感があります。
また、原作へのアニメ効果も顕著です。
文ストの原作漫画の発行部数は、アニメ化発表時の2015年8月に累計170万部、1期放送開始時の2016年4月に250万部、2期の放送を終えた2017年1月に410万部という推移を辿っています。
アニメ放送前は1ヶ月に10万部増加するペースですが、アニメ放送期間中はその倍のペースになっていることがわかります。
その後、2018年には映画化もされ更に数字を伸ばし、2019年2月の時点で600万部に到達。
そして3期放送中の2019年5月には750万部に達しました。
3期以降も売上はほとんど落としていないので、いずれ1000万部に到達するかもしれません。
原作が数百万部売れている作品は円盤売上に関係なく続編を作られるケースが多く、まして文ストは円盤も十分に売れているので、4期は十分にあり得ます。
また、この作品は原作や円盤だけでなくグッズ売上も非常に好調で、商品によっては即完売となることもあるほど。
文ストの出版社であるKADOKAWAはグッズも含めたトータルでのメディア戦略を得意とする会社なので、グッズ売上が強い作品は必然的に力を注がれます。
あらゆる面から検証しても、4期制作は脈アリです。