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Feb
【青ブタ】テレビシリーズ2期の可能性を徹底検証! 映画も好調で死角なし!?
現在の状況&ストックは?
出典 : Amazon.co.jp
青ブタの2期がしばらく来ないと思われる理由として、レーベル以外にもストックの問題があります。
1期は1クールで5巻までを消化しました。
ラブコメや日常系のラノベ原作アニメとしては、かなりのハイペースです。
実際、さくら荘は2クールで6巻まで(厳密には7巻の一部も)の消化ですし、エロマンガ先生も1クールでほぼ3巻分の消化に留まっています。
これは恐らく、テレビアニメと劇場版が同時進行で企画されていたためと思われます。
劇場版で6巻および7巻の内容をやると決まったため、テレビアニメでそこまでのエピソードを全て消化することになったのでしょう。
そのため、原作の幾つかのシーンがカットされていますが、それでもストーリーとしてしっかり成立させたところに増井壮一監督の手腕が光ります。
このような事情が想定されるため、2期を制作するためには1期同様に5巻分のストックが必要……とは限りません。
平均的なラノベアニメの原作消費ペースは1クールで3巻前後なので、3巻分のストックがあれば2期は作れます。
2020年2月、豊浜のどか(とよはま のどか)が所属しているアイドルグループ「スイートバレット」のメンバー、広川卯月(ひろかわ うづき)をヒロインとした第10巻「青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない」が発売され、映画化以降のエピソードだけで3巻分のストックが貯まりました。
これで一応、1クール分が確保されたことになりますが……この10巻までをアニメ化する可能性は低いと思われます。
というのも、10巻は新章となる「大学生編」が開幕したばかりの巻で、いわば第2部の1巻目。
新たに登場したキャラも多く、そんな新章に突入したばかりのエピソードで2期を終了するのは少々考え難いですね。
とはいえ、花楓(かえで)のその後を描いた8巻、咲太の重要なエピソードを描いた9巻を飛ばして10巻からスタートというのも非現実的な話。
よって、以下の3パターンが有力です。
1. 8巻~11巻または12巻まで2期としてテレビアニメ化
2. 8巻、9巻は劇場版第2弾で映像化、10巻から2期
3. 8巻、9巻はOVAで映像化、10巻から2期
1は最もスタンダードな展開ですね。
よって十分にあり得ます。
2も、1作目の劇場版が成功しているので可能性はあります。
その場合は、高校生完結編と銘打っての映画化となるでしょう。
ただ、電撃文庫の劇場版は2作目が作られたことがほとんどないため、確率は高くありません。
同じレーベルで同じ制作会社(CloverWorksはA-1 Picturesの高円寺スタジオ)のエロマンガ先生が1期の後にOVAをリリースしているので、3の展開も考えられます。
仮に1だった場合、2020年末~2021年にはストックが貯まるものと思われます。
2や3の場合は、12~14巻までのストックが必要となるので、2021年~2022年まではかかりそうです。
そのため、2期は早くても2021年、場合によっては10周年となる2024年までお預けということも考えられます。
まとめ
内容が高く評価され、濃いファンもかなり多く付いている作品なので、2期は必ず来ると思います!
劇場版以降のエピソードも軒並み面白いので、絶対映像化して欲しいですね。
何年かかってでも実現してくれると信じましょう!