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弱虫ペダル 泉田塔一郎が自分の筋肉に付けた名前の由来を解説します #弱虫ペダル #弱ペダ #yp_anime
出典 : 秋田書店 渡辺航 (著) : Amazon.co.jp
弱虫ペダルに登場する泉田塔一郎(いずみだ とういちろう)君は、箱根学園在籍のスプリンターで、全身に鎧のような筋肉を纏っていることでもお馴染みですね。
彼がスプリントをするときの「アブアブ」という掛け声は、一度見ると忘れられないようなインパクトがありますよね…!
さて、そんな泉田君ですが、彼は自分の筋肉に名前を付けています。
実はあの名前には由来があるんです!
今回はそんな泉田塔一郎が自分筋肉に付けた名前について解説していきたいと思います!
1.右胸 「アンディ」
出典 : (c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル04製作委員会 : TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト
泉田君は、右胸には「アンディ」という名前を付けています。
弱虫ペダルの1年目のインターハイの時に、その事実が明らかにされました。
その時には、「彼大丈夫な人なのかな…」と思わず感じてしまいました…が!彼の筋肉に対する思いが語られるうちに、なんとなく彼の愛着が理解できるようになりました。
さて、右胸の「アンディ」についてですが、これはルクセンブルグ出身の元自転車ロードレーサー「アンディ・シュレク」を表しています。
アンディ・シュレクは、世界最大の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」の2010年大会の総合優勝者でもある名選手です。
スタイル的に言えば、スプリンターの泉田君に対して、アンディ・シュレクはクライマーでしたが、なぜ泉田君は右胸にアンディという名前を付けたのでしょうか。
それは、左胸の名前を聞くと理解することができます。
2.左胸 フランク
泉田君は左胸に「フランク」という名前を付けています。
一見、右胸のアンディとは、何の関連もなさそうですが、実はこの「フランク」という名前は、ルクセンブルグ出身の元自転車ロードレーサー「フランク・シュレク」がもとになっているといわれています。
名前から見てわかるとおり、アンディとフランクは兄弟で、かつ両方とも自転車ロードレーサーでした。
フランク・シュレクは、弟のアンディと同チームに在籍し、自信も輝かしい成績を収めながらも、弟アンディのためにアシストを務めるなどしました。
アンディ同様、フランクもクライマーなのですが、アンディとフランク、という兄弟選手がセットになって、泉田君の両胸に宿っているという訳です。
3.広背筋 「ファビアン」
出典 : (c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル04製作委員会 : TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト
筋肉に名前を付けるのが気に入ったのか、泉田君はさらに別の筋肉に名前を付けます。
自分の背中の部分、いわゆる広背筋に「ファビアン」という名前を付けました。
このファビアンは、スイス人の元自転車ロードレーサー「ファビアン・カンチェラーラ」からきています。
カンチェラーラはタイムトライアルの元世界チャンピオンで、現役時代はその異次元の走りから、宇宙人とまで呼ばれていました。
タイムトライアルやワンデーレースで数々の栄光を獲得してきたファビアン・カンチェラーラが泉田君の背中に宿ります。
4.右腿 「マーク」
ここまでくると定番になってしまった泉田君の筋肉ですが、今度は自分の腿に名前を付けました。
右腿に付けた「マーク」という名前は、イギリス人の自転車ロードレーサー「マーク・カヴェンディッシュ」からきています。
カヴェンディッシュは泉田君と同じスプリンターで、キャノンボールと呼ばれるような強烈な加速力が持ち味の選手です。
5.左腿 「ペテル」
右腿とセットで名前が付けられた左腿の「ペテル」は、スロバキアの自転車ロードレーサー「ペテル・サダン」からきています。
サガンも同様にスプリンターとして活躍しており、2015年から2017年までの3年連続で世界選手権を制しているほどの実力を持っている選手です。
まとめ
筋肉キャラとして個性を発揮している泉田君ですが、その名前を付けた筋肉には、このような背景が実はあったのです!
弱虫ペダルを好きな方は、今後も泉田君の筋肉に要注目ですね!