休載の原因とされる4つの理由

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読者にとって『ハンターハンター』の休載はある種の恒例行事となっており、連載再開まで待ち続けるなんてお手の物。連載されていることの方が珍しいですからね。
そんな読者の多くが気になっているのが休載が多い理由。660回の休載を誇る『ハンターハンター』ですが、その理由は一体なんなのでしょうか？
読者の間では下記4つの理由が休載に関係しているのでは？と噂されています。

重度の腰痛

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休載理由の最有力候補として考えられているのが、作者である冨樫義博先生の腰痛。腰痛の悪化が著しく、漫画の執筆が困難なのでは？と言われています。
『週刊少年ジャンプ』の巻末コメントにも「重度の腰痛により執筆が困難」と掲載されたことがあり、腰痛が一因であることは間違いないと考えられています。
現在は座って漫画を執筆することが不可能となり、這って生活しているとの噂も。腰痛の状態は明かされていませんが、良好とは言えないでしょう。
過去にアシスタントをしていた人の話によれば、腰痛が発症したのは『幽☆遊☆白書』の連載中とのこと。そこから年月が経ち、当時よりも腰痛の状態が悪化していてもおかしくありませんね。
持病や急病で休載したり、移籍したりする漫画家もいます。腰痛が原因で週刊連載が難しいのであれば、月刊誌に移籍するなど自分に合ったペースで連載してほしいですね。

1人で描いている

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冨樫義博先生が『ハンターハンター』を1人で描いているというのも休載理由の1つと考えられています。
漫画はアシスタントを雇い、複数人で完成させるのが一般的。週刊連載ともなれば締切に間に合わせるためにアシスタントは必須です。
しかし、冨樫義博先生はアシスタントを雇っておらず、『ハンターハンター』はネームから原稿完成に至るまで1人で仕上げています。奥さんが手伝うこともあるそうですが、それでも2人。わずか2人で週刊連載を乗り切るのはあまりにもハードです。
さらに重度の腰痛があるとなれば休載なしで週刊連載をこなすのは不可能でしょう。

ゲームにハマっている

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ゲームにハマり、漫画を描くよりもゲームをしていたいがために休載していると言われることも。読者の間では「冨樫病」と呼ばれ、ネタにされることがありますね。
なぜこのような噂が流れてしまったのか？それは休載を発表するタイミングが関係しています。
『ハンターハンター』が休載を発表するタイミングは数々の有名なゲームが発売される時期であることが多いのです。
『ファイナルファンタジー』・『ドラゴンクエスト』・『スマブラ』・『ポケモン』などビッグタイトルが多く、遊ぶために休載しているのでは？と考えている読者もいます。
有名なタイトルの発売が発表されると『ハンターハンター』の掲載を諦めるファンもちらほら。ゲームと休載の因果関係が不明なので、ネタとして楽しまれている休載理由です。

稼ぐ必要がない

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漫画家は漫画が売れなければ収入を得られず、生活をすることが難しくなる職業です。
しかし、絶大な人気を誇る『ハンターハンター』は漫画を描かなくても収入が入ってくるもの。休載中にも単行本が売れ、ゲーム・アニメ・映画と多くのメディアに展開することも珍しくありません。
他のメディアに展開することで描かなくても印税が入ってくる状態ができているのです。
また、冨樫義博先生の奥さんは『美少女戦士セーラームーン』の作者である武内直子先生。夫婦2人が生み出した作品の国内外で高い人気を誇っています。
働かなくても暮らしていけるだけの印税が入ってくるため、休載が多いと考えられているのです。
「冨樫病」と合わせ、不名誉な休載理由が考察されていますね。

連載再開はいつ？

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2018年11月26日の休載から音沙汰のない『ハンターハンター』ですが、気になる連載再開はいつなのでしょうか？
休載前の巻末コメントには「10週分のネームはできているので体調や状況と相談しつつ原稿を進めていきます」と掲載されています。単行本1巻分ストックがあることになりますね。
10週分の原稿完成までにどれだけかかるのか？編集部がどのタイミングで連載を再開させるのか？2020年内には連載を再開してくれることを願うばかりです。

まとめ

今回は休載の多い『ハンターハンター』についてまとめたところ下記のようなことがわかりました。

・現在390話で、単行本は36巻
・21年間の休載回数は660回
・様々な休載理由が考察されている

『週刊少年ジャンプ』での発表を考慮すると「重度の腰痛」によって執筆が難しくなり、休載が増えたと考えるのが1番自然ですね。
2020年1月現在、連載再開の発表はされていません。10週分のネームはできていると語っていたので、どうにか原稿を完成させて10週だけでも連載してほしいものです。