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Jan

【ようこそ実力至上主義の教室へ】2期はあり得る? 軽井沢恵の人気沸騰で新アニメ化の芽も

アニメ2期の現実的な可能性は?

出典 : Amazon.co.jp

よう実のアニメ1期は「円盤売上は2期ラインに遠く及ばず」「原作への効果は抜群」と纏めることができます。
これは漫画原作のアニメではよく起きる現象で、このケースでは円盤売上が1000枚程度でも2期、それどころか3期、4期と続編が作られることも珍しくありません。
特にジャンプ、ヤンジャン、マガジンなどの人気作品でこういった状況が生まれやすいようです。

これは単純に、圧倒的な単行本売上によって出版社がアニメ用の資金を捻出できるからと思われます。
つまり、原作売上次第では円盤売上が低くても2期の芽はあるということですね。

数は多くありませんが、ラノベでも同じようなケースは存在しています。

1990年代に大ヒットし、累計発行部数は1400万部に達している『魔術士オーフェン』は、かつてアニメ化された際にあまり良い成果は得られませんでしたが、長い時を経て2020年に再アニメ化が行われます。
他にも820万部の『キノの旅』、472万部の『ブギーポップシリーズ』などが再アニメ化を果たしました。

近年の例でいうと、1200万部を売り上げているダンまちが、2期の円盤売上3000枚未満ながら早々に3期が決定。
780万部の『盾の勇者の成り上がり』は円盤売上2000枚強にもかかわらず、2期どころか3期の制作が発表されました。
更に、2019年夏放送の『ありふれた職業で世界最強』はシリーズ累計発行部数250万部、円盤売上約3000枚で2期が決まりました。

よう実の発行部数は11巻を発売した2019年5月の時点でシリーズ累計270万部
巻平均25万部のラノベはそうそうなく、大ヒット作と言える数字ですが……『ありふれた』と比べると円盤売上が半分程度なので、現時点で2期の可能性は低いと言わざるを得ません。
既に一度芳しくない結果に終わっている以上、1期を手がけたLercheが2期制作を積極的に行うとは考え難いのが現状です。

しかし、原作がこのまま順調に売れ続け500万部に迫るようなら、再アニメ化の可能性が出て来ます。
とはいえ実際に今のペースで売れ続けたとしても、500万部に到達するのは3~4年後
仮に実現するとしても、かなり先の話です。

軽井沢恵が新アニメ化に導く?

出典 : Amazon.co.jp

短期間でシリーズ累計発行部数が500万部に達するためには、原作小説以外の力が必要
そこで、注目したいのがコミカライズです。

現在、一乃ゆゆ先生が月刊コミックアライブで本編の漫画版を連載中ですが、今後更に新たなスピンオフ作品が生まれる可能性があります。
というのも、アニメ放送後にも原作人気は衰えるどころか増しており、特に軽井沢恵の人気が急騰しているからです。

よう実はアニメ放送で原作売上が大幅に伸びた年、「このライトノベルがすごい!」でTOP10にランクインすることはありませんでした。
しかし2018年に発表された「このラノ2019」で6位に入ると、その翌年の「このラノ2020」では4位にランクアップ。
更に凄いことに、「女性キャラクター部門」で軽井沢恵が堂々1位を獲得しました。

このラノの女性キャラクター部門は、とあるシリーズの御坂美琴が4連覇中で、しかも過去10年で9回の1位を獲得するなど独占状態が続いていました。
その彼女を上回って1位になったのは、まさに快挙
最早、軽井沢はラノベヒロインを代表する存在になりつつあります。

実は彼女、当初から別格の人気だった訳ではありません。
序盤はむしろ一之瀬帆波(いちのせ ほなみ)の方が上回っていた印象です。
しかし表紙を飾った4巻で一歩抜け出すと、その後は徐々に独走態勢を築き、アニメ放送のすぐ後にリリースされた7巻でその人気を決定的なものにしました。

この軽井沢人気は一過性のものではなく、作品の看板ヒロインとしてコラボや特典などで最も描かれるようになっており、今や完全にメインヒロインの風格。
このラノで1位になったことで、彼女の人気はよう実以外のラノベファンにも知れ渡るようになり、彼女を目当てに原作を手に取った人も大勢いるようです。

このような状況なので、御坂美琴を主人公とした漫画『とある科学の超電磁砲』のような、軽井沢をメインにしたスピンオフ作品が今後誕生する可能性がかなり高いと言えます。
そして今の軽井沢の人気であれば、ヒットする確率も相当あると思われます。
もしこれが現実となった場合、再アニメ化やスピンオフ作品のアニメ化といった展開は十分にあり得るのです。

まとめ

普通なら「新たなアニメ化の可能性は低い」と言い切ってもいいくらいなんですが、今の軽井沢の人気はその状況をひっくり返すくらいのところまで来ている気がします。
アニメの不遇が却ってファンの心に火を点けたのかも?
いろんな意味で今後の動向に注目していきたい作品です!

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