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【ib インスタントバレット】かぐや様作者の名作を丸ごとネタバレ!急展開の原因は打ち切り?

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魔女の最後

「COLORUL」では「魔女を殺す」作戦が進行していました。
これについては、すでに魔女自身もib能力で予知済みであり、それが避けては通れないことで自分には時間があまり残されていないことを悟っているのでした……。

そんなある日、クロと同じクラスに転入生の田中花子として魔女がやってきます!
そして魔女はクロに、「私と付き合ってください」と告白しますが、魔女を信じきれないクロは返事を保留にしてしまいます。
告白後、ぎくしゃくしてしまった関係をもとに戻そうとした魔女は「告白はなかったことにするかわりにデートしよう」と誘うのでした。

楽しいデートの後、魔女はクロを自宅へ誘います。思ったよりも普通の部屋で拍子抜けするクロに、奥の部屋には妹がいるという魔女。
部屋にふたりきりになった魔女は、なんとかクロといいムードになろうとしますが、「こういうことはもっと時間をかけるべきだ」と拒絶するクロ……。

すると魔女は、「じゃあ時間がない人はどうすればいいの?3日後の夕暮れどき、私は死ぬの……死ぬのは怖いけど、木陰や諸木、クロがいて幸せだった。だから失恋の1つくらい平気」と言うのでした。
そんな魔女にクロは「本当の名前」を尋ねます。
「古い砂に込めた夢って書いて、古砂夢(ふるすなゆめ)」
こうして夢に残こされた3日間、ふたりは恋人として過ごすことに決めるのでした。

2日目の夜。最後の1日を過ごす約束をして別れる夢とクロ。
しかし、まだ夜の暗いうちに「COLORUL」のリーダーと対峙する夢の姿が!
実は、夢が「3日後の夕暮れどきに死ぬ」とクロに伝えたのは嘘……本当は「3日後の朝焼け」の中で自分が死ぬことを予知していましたが、あえてクロには半日遅く伝えていたのです。

「COLORUL」のリーダーは夢に「なぜ、クロに嘘の時間を教えたのか」と尋ねます。
それに対して、「絶望を与えることでクロのibは威力を増して強くなってくれるはず」と答える夢……。
そして夢はリーダーに銃を突きつけ引き金を引きますが、なぜか銃の弾丸は消えており、逆にリーダーの弾丸が夢を貫きます!
夢の銃から弾を消したのはセラ……。
怪我をした夢を取り囲む「COLORUL」のメンバーたち……。
そんな絶体絶命の夢の前に突然、クロが現れます!

「おまえの考えてることくらいわかる」と言いながら魔女帽子を夢の頭に被せるクロ。
しかし、すぐに逃げようと言うクロに夢は「もういい」と答えます。
「本当はクロが来てくれるって最初からわかっていた。予知でクロがいるのが見えたから……。それに戦う力がなくなっちゃった。ibは悪意の力。クロが助けにきてくれて、今の私には幸せしかない」

それでもまだ抗おうとするクロに夢は、やさしく口づけます。
「最後にクロ君から聞きたい言葉がある」という夢に、クロは泣きながら「好きだ、夢」と伝えます。
そして夢は頭を弾丸で撃ち抜かれ帰らぬ人となったのでした……。
動かなくなった夢を抱いたクロ……ibが暴走を始めます。
そこに諸木と木陰が合流し、木陰のib能力でクロを一時的にマヒさせ、その場から撤収するのでした。

やり場のない怒りと喪失感を抱き帰宅したクロでしたが、脱いだ服の中から見つけた夢の手紙を読むと、慌てて夢の自宅へと向かいます。
夢が手紙に綴った真実。それは、夢が未来からきたタイムトラベラーであったこと、現在の夢は自宅にいること。
幼い頃、親に捨てられ周囲からも見放された子供の自分を助けられるのは、未来の自分しかいなかったのだ、と……。

「はじめまして深瀬さん。古い砂に込めた夢って書いて古砂夢。9歳の頃の魔女、って言ったほうがわかりやすい?」

こうしてクロは、亡くした夢とは違う夢と出会い、9歳の夢が存在していることがわかったことで諸木や木陰も喜ぶのでした。

20人目のib

帰宅途中のクロの前に、いろはが姿を現します。クロはいつもの自分の空想したいろはだと思いますが、そのいろはが突然言葉を発します。

「クロ兄ぃは、もう私たちはいらない?」
驚いて振り返ったクロは何者かに殴られ、倉庫に連れ込まれてしまうのでした。

クロの前に現れたいろはは、自分が「共感」のibを持っていることを明かします。
そして「いろはのことを忘れるのはいいけど、お姉ちゃん(十色)のことを忘れるのは許さない」と言う、いろは……。
十色が死んだ火事のあの日、燃え盛る炎の中で十色の差し出した手を払いのけひとりで逃げだしたクロは、そのことをずっと後悔していたのでした。
そして、十色を失ったクロは寂しさから自身のibによって十色を無意識に「創造」していたのです。

単なるクロの空想ではなかった、十色といろは……。そこに突然、セラが現れます。
セラは、クロが創造した「獣」の存在が十色の存在を希薄にしているのではないかと推理。
そして、十色を助ける手伝いをしてほしいと言ういろはの頼みを断ったセラは、意識を失っているクロの上にいきなり爆弾を降らせるのでした。

いろはがクロをかばおうとしますが、本体ではないいろはに爆弾を防ぐ術はありません……。
しかし、爆発と煙がおさまった中でセラといろはが目にしたのは、光の輪に囲まれ無傷のクロを抱いた十色の姿だったのです。
それを見たセラは「20人目、最後のib「英雄」の持ち主、綾倉十色」と言うのでした。
驚くいろはに「ibは人の精神によって生み出される。ibで生み出された人格にも、また精神は宿リ得る」とセラは説明しますが、自分は「破壊」のibなのに、紛い物の十色が「英雄」なのが気に入らないと言います。

そこに「COLORUL」のリーダーと他メンバーが現れたことで、いろははさらに驚きます。
実は「COLORUL」のリーダーは以前から「英雄」のibの持ち主が綾倉十色であることを把握しており、魔女(夢)の殺害やいろはの介入など、これらすべて十色のib覚醒のために仕組んでいたことが判明するのでした。
そしてリーダーは、クロに「綾倉十色を譲り渡せ」と要求します。

途中から意識を取り戻していたクロは、「譲り渡せるものじゃない」と反論しますが、「COLORUL」のメンバー雁金はib「契約」によって簡単に行えると主張し、要求をのまなければ病院にいるいろはを傷つけると脅すのでした。
結局、クロは「綾倉十色を譲り渡す」と言いますが、「契約内容不十分」となり雁金のibがはじかれてしまいます!

驚く雁金に「綾倉十色なんてどこにもいないんだから当たり前だ」と言うクロ。
「何も言わず、ずっと側にいてほしい」という身勝手な願いから十色を創造したクロ……。しかし、そんな自分を恥じたクロは、やがて「自分をちゃんと責めてほしい。喋ってほしい」と十色に願うようになりました。
そんなことを繰り返すうち、やがてクロは「十色が喋らないのは、自分だけが願った設定ではない」こと、これは「十色自身が願った設定である」ことに思い至ったのでした。

クロが「創造」した十色に人格が宿った。けれど、それは本物の十色とは似て非なるもの。
一方、人格が宿った十色自身も「喋ると自分がニセモノだとクロにばれてしまう」ことを恐れていたことから、「自分は綾倉十色」ではあり得ないことを自覚していました。
このように「英雄」のibを持つ十色は「綾倉十色」ではなかったため、「綾倉十色を譲り渡す」という契約は成立しなかったのです。

しかし「綾倉十色」ではない「十色」は、自分の存在がクロやいろはを苦しめていた事実を認め、いろはの解放を条件に自分を十色だと認め、契約に同意することを決意します。
「契約」のibが発動する中、クロは「十色がニセモノだなんてわかってた!それでも話せる日が来るのを待っていた!僕たちの家に帰って話をしよう!」と十色を救おうとします。
「この十色はホンモノじゃなくてもいい。こいつは僕の家族『深瀬十色』だ!」

クロによって新しい名前を与えられた十色は、「契約」のibから抜け出し、クロの腕の中へ飛び込みます……。
驚く「COLORUL」達ですが、いろはが雁金の五感を奪ったことで「COLORUL」を退けることに成功するのでした。
こうして傷つきながらもクロは、十色といろはと一緒に「家」に帰ることができたのでした。

正義はどっちだ!?

「COLORUL」が「英雄」のibを持つ十色を手に入れたい理由、それは「英雄」の能力である「ヘブンズ・ドアー」を行使するためであることが判明します。
「ヘブンズ・ドアー」とは、死者を魂という形で還元する魔法であり、「COLORUL」は「魂の行く先は飢えも争いもない世界で、なにより失われた人々がいる世界。それこそが天国だ」という願いと希望に賛同した者たちの集まりだったのです。
そのためには、何としても十色の「英雄」のibが必要であり、世界全人類を滅する必要があるのだと「COLORUL」のリーダーは語ります。

そんなある日。世界中の兵器が一斉に消えるという現象が起こります。
あまりの異常事態に連日のトップニュースとなる中、いつどこで爆弾が使われるかわからないという恐怖から、世界中が恐慌をきたしてしまうのでした。
仕組んだのはもちろん「COLORUL」で、セラのibによるもの。
クロは、半年ぶりにセラに電話をします。

かつて正義に憧れていたセラでしたが「自分には悪の本質があるから悪者。クロがヒーローになるのがちょうどいい」と言い、さらに「明日の夜明け頃に核を落とす」と言うセラ。
しかし「セラを見つけて出して止める!」とクロも宣言したことで、世界の滅亡を賭けた「かくれんぼ」がはじまります!

セラを探すのをやめさせようとする「COLORUL」のリーダーと殴り合いになったクロは、「望み薄な希望のために世界中の人間を殺すのが正義の味方のすることか?」と問います。
それに対して答えようとするリーダーにクロは、「おまえじゃない、もちろん僕でもない。セラは正義の味方になりたいんだよ。世界は僕が壊してやる」と言うのでした。
それを聞いたリーダーは「セラを救ってやってくれ」とセラのいそうな場所のメモをクロに渡します。

生まれつきセラには「他人に共感する」という感情が欠落していました。しかし、セラの両親はそれを踏まえた上でセラを正しく育てようと奮闘します。
セラの父親は、テレビのヒーロー番組をセラと一緒に見てセラに正義を説いていたのです。
そんな父の影響で「ヒーローになりたい」と憧れを持つようになったセラでしたが、ある日、父が交通事故で死んでしまいます。
号泣する母の横で「お父さんのヒーロー帽もらってもいい?」と無邪気にはしゃぐセラ……。そんなセラを悲しそうに責める母を見たセラは、自分が普通の人と違うということを自覚したのでした。

居場所を突き止め、やってきたクロにセラは、「悪い事をしても心が痛まない私には悪の資質があるの。悪はここにいる。ヒーローとして私を殺して世界を救いなよ」と言います。

それを聞き、「お前は勘違いをしている。僕は世界を救わない。お前は世界を壊さない」と言うクロ。
「僕の本当の願いは最初からひとつだ。世界を終わらせるのは僕だ」と言うクロの背後には、恐ろしいほど巨大になった「獣」の姿が!

そしてクロは続けます。
「この数カ月で幸せの輪郭に触れた気がした。だからこそ、なんの苦労もなく当たり前のように幸せを持っている人々、僕からそれを奪ってきた世界が、そしてこんな微かな幸せさえいつか奪っていくであろう世界が憎くて堪らない!僕はお前の敵だ。僕を止めるなら、セラ、お前がヒーローになるしかない」
そう言うとクロは、セラがいつも被っていたヒーロー帽を差し出すのでした。

それを聞いたセラは、悪として生まれても正義になれるのか?と自身に問います……。
そして、クロの落としたヒーロー帽を拾って頭にかぶると、「やっと見つけた。私の敵」と泣きながら笑顔を見せるのでした!

こうして、世界を破壊しようとするクロの「獣」と、それを止めるために爆弾を落とすセラの戦いがはじまります!
地上では、他のibがふたりの戦いを見守ります。
心に悪意を持つ者だけが所有できるibの能力……ささやかな願いすら叶えられなかった者の憎しみと悲しみ……。
9歳の夢はクロとセラの戦いを見守りながら、皆が幸せになってほしいと願います。そして、このままではクロが死んでしまうことを恐れ、最後の手段をとることに……。

セラの爆弾は残りひとつ。しかし、そのひとつは特大級の悪意の塊で、「この爆弾を作った人は、きっと世界すら壊す気だったんじゃないかな?」とセラは言います。
「誰だってこんな世界壊れてしまえと思っている。だけど僕にはそれができなかった。でも正義の味方が近くにいるって知ってたから、僕はようやく何かになれた。ありがとうセラ」と答え、手を差し伸べるクロ。
「君が悪でいてくれたから、私は正義でいいんだって思えた」とクロの手を握るセラ。

「役割を与えあって、誰かのおかげで何かであり続けられる。こんな簡単なことで孤独は消えるってことにもっと早く気づければよかった」とセラが言い、手を放すとふたりで空を見上げます。
セラはクロに「時間だね。私も一緒に消えてあげる。最後にようやく私たちは何かになれた。それだけで十分だから。もう1回握手してくれる?」と言いながら手を差し出したそのとき!

「そんな心中みたいなの、絶対に認めない!」とふたりの握手を阻止したのは、死んだはずの魔女の姿をした夢でした!
驚くクロに「今日、この日、この時をあの子(9歳の夢)が覚えていたの。だから過去から飛んできたの」と夢は説明します。
そして「ほかの女と一緒に死ぬなんて超無い。だから、あの爆弾の中身は花火と入れ替えておいた」と怒りながら話す夢に、クロとセラは茫然とします。

しかもセラは、「これからもっと悪者が出てくる」という夢の言葉を聞いて大喜び!
そんな様子を見ていたクロは一気に気が抜けてしまうのでした……。
そして、クロとセラを海に突き落とす夢……「隣にはいられないけど、過去から見守ってるから。辛くても孤独でも、未来があるうちはしがみついていいんだよ」と呟くと、魔女帽子をだけ残し姿を消します。

波打ち際で、9歳の夢は倒れているセラを見つけます。傍らには見覚えのある魔女帽子と、そして足跡……。9歳の夢は、帽子を拾い頭にかぶると、クロのものであろう足跡を追いかけます。
こうして「終わる世界の物語」は続くのでした……。

まとめ

孤独な少年少女のやり場のない悲しみや怒りを描いた漫画作品、『ib インスタントバレット』。その登場キャラクターやストーリーをネタバレしてきました。『かぐや様は告らせたい』とは、また違う魅力に満ちた名作です。
残念ながら打ち切りになったこの『ib インスタントバレット』は、単行本5巻の裏表紙に綴った作者・赤坂アカのあとがきによると不完全燃焼とのこと。いつの日か、完全版の『ibインスタントバレット』が読める日がくるかもしれません。
その日が来るまで、ぜひこの『ibインスタントバレット』で予習しておいてくださいね。

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