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【ごちうさ】は本当に何も起こらないのか? 映画やOVAを徹底検証

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出典 : Amazon.co.jp

ココア役で知られる佐倉綾音さんが日常アニメについて当初「何も起こらないのに大丈夫なんだろうか」と思っていたというコメントを受け、徹底検証!
ごちうさテレビアニメ1~2期、映画やOVAを観直した上で、本当に何も起こっていないのかを確認しました!

意外と何か起こってはいるが……

出典 : Amazon.co.jp

ごちうさの物語は、ココアが高校入学に際し、木組みの家と石畳の街に引っ越した場面からスタートします。
普通、主人公級のキャラがこのような導入で登場した場合、その背景となる引っ越しの理由が語られるものですが……そのような説明はここでは一切行わず、ノンブレーキでラビットハウスで働くチノとの出会いを果たしました。

その後、ココアがラビットハウスで居候することになり、チノやアルバイトとして働いているリゼと交流を深めるシーンが緩やかに描かれ、アニメ第1話は終了。
メインキャラ同士の顔合わせというイベントこそあるものの、それ以外は目立った動きはなく、1話目にして「ラビットハウスでの日常」が大半を占めています。
いわゆる起承転結の「起」が訪れることはなく、ひたすら女の子の可愛い掛け合いが続きます。

では、「起」に辿り着く前に1話目が終わったかというと、そういう訳でもありません。
2話目はのちにココアの大親友になる千夜(ちや)と出会い、3話目では最後のメインキャラであるシャロと出会い、以降はずっとメインキャラ5人による「きゃっきゃうふふ」な日常が描かれます。
中盤以降はチノの友達であるマヤメグ、ラビットハウスの常連客の青山ブルーマウンテンも準レギュラーに加わり、より賑やかな日常になります。

ここで、テレビアニメ1~2期の主な出来事をまとめてみます。

・ココアと千夜が公園で倒れていた(1期5話)
・リゼがロゼになった(1期6話)
・ココアがケチャップで死んだ(1期7話)
・シャロ無念の実家バレ(1期7話)
・ココアが幼少期に生前のティッピーと出会っていたことが判明(1期9話)
・タイトルの由来が判明(1期9話)
・青ブルマ先生とティッピーの関係が明らかに(1期9話)

・何故か原作より先にチノ母の顔が判明(2期1話)
・ココアの姉モカが登場し無双(2期5話)
・メインキャラの大半がストーカー被害に遭う(2期8話)
・ココアの悲鳴が汚い(2期9話)
・メインキャラの大半がゾンビになる(2期11話)

こうして文字に起こすと、大惨事のような出来事が幾つも起こっているような気がしますが……実際に観返してみると、これらの出来事をもってしても「ごちうさには何も起こらない」という定説を覆すのは難しいでしょう。

「何も起こらない」が日常アニメの定義

出典 : Amazon.co.jp

2017年、ごちうさは新作アニメとして『ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~』の劇場公開を行いました。
公式では「スペシャルアニメ」「映画館で上映のスペシャルエピソードと紹介されており、上映時間は60分と一般的な映画よりは短めですが、紛れもなく映画です。

映画はテレビアニメ版よりもスケールの大きいエピソードを持ってくるのが常
それは日常アニメであっても例外ではありません。
例えば『のんのんびより』の劇場版は、沖縄旅行といういつもとは違う場所を舞台とした非日常の数日間が描かれていました。

『Dear My Sister』も例外ではありません。
ココアが帰省する一週間を、ココアとチノの視点から二次元中継方式で描写しており、最後は花火大会で再会するという、テレビアニメのエピソードよりもエモーショナルなお話になっています。
ココアサイドでは普段登場しない実家のパン屋での生活、チノサイドではココアのいないラビットハウスの日々という、これも普段とは異なる生活がそれぞれ描かれています。

ただ、この映画でも1~2期同様「何かが起こっている」とするのは難しいかもしれません。
ココア帰省という普段と違う出来事があっても、実際に観てみると、いつものごちうさという印象を多くの人が抱くと思われます。

これはOVA『注文はうさぎですか?? ~Sing For You~』でも同じです。
チノが音楽会のソロパートに抜擢されるという事件を発端に、各キャラが美声を披露するエピソードが映像化されており、とても賑やかでまったりとした「いつものごちうさ」がそこにはあります。

ごちうさは、テレビアニメ1~2期、映画、そしてOVAと、全ての映像作品が「可愛い女の子たちの掛け合い」で成り立っています。
例えいつもとは違う舞台、いつもとは異なるシチュエーションであっても、そこは変わりません。
ココアたちメインキャラが明確な目標に向かって何かを成そうとするお話ではありませんし、敵対するような存在もいません。

視聴者が「物語が大きく動いた」と実感する機会は皆無。
そしてそれは、日常アニメの定義と言っても差し支えありません。

佐倉さんが最初に「何も起こらないのに大丈夫なんだろうか」と感じたという懸念は、アラサー、アラフォー世代がオチのない4コマ漫画を最初に読んだ時「これで成立してるのか?」と思ったのと同じ感覚だと思われます。
それが良いか悪いかの問題ではなく「オチがないのなら何処に面白さを見出せばいいのか」という手探りの感じで、誰もが共感する心情でしょう。

勿論、今ではオチのない4コマ漫画は幾らでもあります。
何処に面白さを見出すのかが定まったからです。
それと同じように、日常アニメは他のジャンルのアニメとは違い「変わらないこと」が魅力であると認知され、それを求める視聴者が増えたからこそ一大ジャンルとして定着したのです。

よって、「ごちうさは何も起こらなくても大丈夫」というのが本来の結論であるべきなのですが……

実は、ごちうさは何も起こっていない訳ではありません。

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