23
Nov
【鬼殺の刃】我妻善逸のキャラ設定・能力・善逸視点のネタバレ
人と鬼、相容れないもの同士が繰り広げる、切なくも鬼気迫る物語『鬼殺の刃』ーーー。
今回はそんな新たな激闘譚でヘタレキャラとして独特な個性を発揮し、読者からの人気も高い:我妻善逸(あがつまぜんいつ)のキャラクター設定や能力、彼視点でのストーリー構成やネタバレを余すことなくまとめてみた。
【我妻善逸とは】小心者だけど女好き。個性豊かな彼がビビりながらも戦う理由とはーーー?
プロフィール
■主人公:炭治郎(たんじろう)と同期の鬼殺隊の一員、16歳。過酷な入隊試験で見事生き残った5人の1人。
■「死ぬわ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ ここで生き残っても結局死ぬわ俺」と入隊試験で生き残った精鋭にも関わらず自分の力を卑下して弱音を吐く臆病者。非常にネガティブ。
■金髪を短く切り揃え、太い垂れ眉がくっきりとわかるパッツン前髪に陰鬱なクマの目立つ目元。
■金髪は修行中に雷に打たれた突然変異で元々は黒髪。
■女に騙されて借金を背負った自分を助けてくれた人が「育手(鬼殺隊を育てる者)」であったことから候補剣士となり、才能を見出されて鬼殺隊となった。親はいない(孤児か捨て子かは不明)。
■鬼殺隊として任務を受けた際に炭治郎と出会い、鬼怖さに炭治郎に助けを求めたヘタレ。
■ヘタレな自分に自信を持てず、また。誰にも期待されないことも自覚している。本当はそんな自分を嫌悪し、自分の性格を変えたい、「人の役に立ちたい」と願っている。
■ネガティブな性格が表立って見えるが性根は優しい。炭治郎が鬼を庇っている(正確には鬼化した妹の禰豆子(ねずこ))を出会ってすぐに気づいたが、炭治郎たち兄妹の事情を知らないうちから、身を呈して禰豆子を庇った(その後、禰豆子の愛らしさにベタ惚れとなり、率先して守ろうとしている)。
■聴覚が異常に優れており、人から聴こえてくる音で人柄・心理状態すら感じ取れる。だが、「自分の信じたい人を信じる」という性分のせいで人によく騙される。
■女性関係になるとすぐに嫉妬してキレるし、嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)と炭治郎とトリオでいると激しいツッコミ役に回るため個性が強い。変顔もすごい。
■鬼を前にしては鼻水も涙もダラダラで終始ビビりあがってしまうが、初対面の女性を前にして「いつ死ぬか分からないんだ俺は!だから結婚して欲しいというわけで!頼むよォ――――ッ」とアプローチできる。ある意味ポジティブ。
■緊張や恐怖ですぐに気絶してしまうが、意識を失うことで極度の緊張状態から開放され、眠りながらにして本来の実力を発揮する。眠って戦うスタイルを取るが、本人は目覚めた時に事情を理解せず、自分の実力をいまいち理解していない。
能力
優れた聴覚…呼吸音、心音、心拍数など微小なものまで聞き取れ、音の違いから鬼と人間すら区別できる。炭治郎に初見から信頼を寄せるのは「今まで聞いたこともないような泣きたくなるような優しい音」がするからである。また先でも述べたように昏睡状態で戦うスタイルを持つ彼は、聴覚に頼って戦闘をしていると言える。
呼吸の流派…全集中/雷の呼吸 (基本の五大呼吸の一つ)。全六種の型があるが、善逸は「壱ノ型」しか取得をしておらず、極めた「壱ノ型」を応用して戦闘している。
居合の達人…善逸は唯一「壱ノ型」を用いるが、彼はその1点を極めたことにより鬼の目にも止まらぬ瞬速の居合で一刀両断する。正確には善逸の切り札は「壱ノ型 霹靂一閃 神速」という。この技は超速度を出すことができるが 一方で身体的負荷が大きく、連続して2度使うことは厳しい。限度を超えて酷使すると重度の骨折を起こし脚が変形するほど。もちろん、1度目を外しても善逸にかかるダメージは大きく諸刃の剣である。