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【ランウェイで笑って】主人公・都村育人は才能溢れる期待のホープ!躍進まとめ
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『ランウェイで笑って』の主人公・都村育人は高校生でありながらも、プロからも高く評価される服飾センス・腕前を持つ人物です。今回の記事では、そんなデザイナーを目指す都村育人に関する情報や活躍を一挙にまとめました。
キャラクター概要
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都村育人は『ランウェイで笑って』に登場するキャラクターです。
高校3年生で、幼い頃から服を作るのが大好き。
服作りの趣味が発展し「ファッションデザイナー」という夢を志しています。
髪型はおかっぱで、髪色は真っ黒。
愛称は特にありませんが、1人だけ「おかっぱ」と呼ぶ人物がいます。
大抵の場合は「育人」と下の名前で呼ばれる機会の多いキャラクターです。
そんな育人は母子家庭という状況で育っています。
そのうえ、1男3女、4人兄妹の長男。
そのため当初は「妹たちが進路を自由に選べるように」という思いから、デザイナーの夢は諦め、高校を卒業したらそのまま就職するつもりでした。
しかも、家計を担っている母親は病に倒れ入院中。
妹たちへ負担をかけず、自分が家計を支えるために新聞配達のアルバイトもこなす苦学生の面も持ち合わせています。
妹たちがそれぞれ何かしらに秀でた才能を持っているのも大きな特徴です。
長女・ほのかは勉学に励んでいて超優等生。大学進学を目指しているほか、家計をコントロールする役割も担っています。
次女・葵は運動神経抜群で、特にバレーボールでは推薦を狙えるほど。
三女(末っ子)・いち花はまだ幼いですが、育人の服が大好きで、心の底からデザイナーになってほしいと純粋無垢に望んでいます。
デザイナーを目指すためには、基本的には服飾系の専門学校へ通い、様々な技術を身に着ける必要があります。
専門学校に進学するとなると、経済的に苦しい都村家にはあまりにも大きすぎる負担になります。
だからこそ、育人ははなからデザイナーの夢を諦めて就職を決意していたのでした。
都村育人の転機
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そんな都村育人に転機が訪れます。
クラスメートでモデルを志す「藤戸千雪」にデザイナー志望であることが「バレて」しまったのです。
彼女もまた、モデルを志しながらも身長という壁に阻まれて足踏みをしている状態で、何度オーディションを受けても不合格が続いていました。
そんな彼女は状況を打破すべく、育人へ「似合う服を作ってほしい」と依頼してきたのです。
依頼を受け実際に作ってみたところ、彼女はオーディションに合格。
そのうえ、ファッションブランドを経営している千雪の父親から、服のデザインを買い取らせて欲しいという提案、そして「うちでデザイナーをしてみないか?」というスカウトまでしてもらえたのです。
結果的に「まだ高校生」という理由から実際にデザイナーになることは叶いませんでしたが、彼は「諦めかけていたデザイナーという夢」がそう遠くないことを目の当たりにしたのでした。
ファッション業界でアルバイトを始める
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デザイナーになるチャンスを得たものの高校生という理由から叶わなかった都村育人ですが、そのままでは終わりませんでした。
千雪の父親の紹介で「HAZIME YANAGIDA」というファッションブランドでのアルバイトを始めることになったのです。
代表の柳田一は非常に厳しく性格も悪いと言われる人物でしたが、どれだけ厳しい言葉をかけられても育人は決して諦めたり、挫折しません。
真っ向から自分の問題点や弱い部分と向き合い、成長を続けて行ったのでした。
「僕」から「俺」へ
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都村育人は、デザイナーとしてのみならず、人間としても常に前へ前へ進み、成長を続けていくキャラクターです。
そのことがよく表れているのが一人称の変化。
あるきっかけで育人は「僕」という一人称を小馬鹿にされてしまいます。
その時は流していましたが、物語が進むにつれ「俺」へ一人称を自ら意識して変えるようになりました。
彼の決意の表れであると同時に、様々な経験を重ねていくうちに「ファッションデザイナー志望」としての「自覚」と「自信」が彼の心の中に根付きつつあるのです。