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8

Nov

【名探偵コナン銀翼の奇術師】唯一の蘭からの告白シーンあり!?あらすじと人気の理由を徹底解説!【ネタバレ】】

出典 : Amazon.co.jp

『名探偵コナン』劇場版作品の8作目にして、人気キャラクター・怪盗キッドが劇場版に登場する2作目の『銀翼の奇術師』
怪盗キッドだけのとどまらないこの作品の見どころを、内容解説をふまえて考察してみました。

あらすじ①キッドからの予告状。蘭のもとに新一登場!?

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怪盗キッドといえば暗号の入った予告状。それが女優の牧樹里のもとに届き、樹里が毛利小五郎に宝石の護衛を依頼するところからスタートします。
怪盗キッドが登場すると必ずワンセットで登場する中森警部ももちろん登場。中森警部と毛利小五郎の子供のような喧嘩は、キッドが登場するとき限定のお楽しみ。序盤から怪盗キッドありきの展開です。

『銀翼の奇術師』序盤の最大の見せ場にして、「キッドが出てくるとき限定の展開」は、「工藤新一とコナンが一緒にいるところ」です。まあ、新一の正体は変装した怪盗キッドなんですけど(笑)
劇場版3作目『世紀末の魔術師』で「キッドがコナン=工藤新一だと認識していることをコナンが知っている」描写があります。
なので、「キッドがコナンの目の前で新一に変装する」ということは、キッド視点で見ると「コナンがそこにいるから本物の工藤新一とブッキングすることはないので余裕」、コナン視点で見ると、「コナンを目の前にして工藤新一に変装するってことはおちょくられている!なのに蘭や小五郎に正体を知られるわけにはいかないからキッドを新一兄ちゃんとして扱わなければならない!ストレスがたまる!」という、圧倒的にコナンに不利な状況になるのです。
今までコナン=工藤新一と知っているのは阿笠博士や服部平次などのコナンの協力者ばかりだったので、「工藤新一の姿を使っておちょくってくるキッドと慌てているコナンの図」は当時とても珍しいものでした。

あらすじ②キッドとコナンの空中戦

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厳戒態勢の中、キッドは劇場の警備員に変装を変えます。しかし、正体をコナンに見破られ、宝石を盗む前に逃走。キッドとコナンは、劇場の屋上で対峙します。キッドといえばハンググライダー。空を飛べるキッドに対してのコナンの武器は、今までは知恵と阿笠博士が発明したメカでした。
しかし、『銀翼の奇術師』ではキッドに対抗してパラグライダーを使ってキッドを追います。スケボーやキック力増強シューズを使わず、コナンが空中戦を行うのはこれが初めて。空を飛ぶ相手なんてキッドくらいしかいないので、これもキッドがいるからこその演出ですね。しかし空中戦の経験の差か、あと一歩のところでキッドを取り逃がしてしまいます。

あらすじ③飛行機の中で殺人事件

後日、宝石を守り切ったお礼として、舞台のメインキャストとともに樹里の函館の別荘の打ち上げに招待される毛利一行。大雨の中、羽田発函館行きの飛行機に乗り込む面々ですが、その飛行機の中で依頼人である樹里が何者かに毒をしこまれ殺されてしまいます。『名探偵コナン』の「探偵もの」らしさが、中盤にきて出てきました。『銀翼の奇術師』はキッドが活躍するシーンと殺人事件がしっかり別れています。キッドファンもキッドにキャーキャーいいつつ、事件のシーンでは謎解きに集中できるのが特徴です。

あらすじ④妃英理の推理ショー

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殺人事件の謎を解いたコナンは腕時計型麻酔銃を毛利小五郎に構えますが、そのタイミングで飛行機がゆれ、狙いがそれます。麻酔針はよりによって今まで演じたことのない蘭の母・妃英理に当たってしまいますが、コナンはぶっつけ本番で妃英理の声を使って見事演じきり、真犯人を自供させます
これで事件は解決。あとは宝石をキッドから最後まで守り抜くだけかと思われましたが
…。ここからが『銀翼の奇術師』のクライマックスまでの怒涛の展開の始まりなのです。

あらすじ⑤機長が毒をのみ、操縦できない状態に。コナンとキッドの共同戦線!?

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樹里の毒のついた指にキスをしてしまった機長と副操縦士が毒を摂取してしまい、操縦できない状態になってしまいます。
そんなに都合よく飛行機を操縦できる人なんでいるはずがないと絶望する一同に、「多少の操縦経験がある」と名乗り出たのは俳優の新庄功。しかも彼は助手としてコナンを指名します。
みんながいなくなり2人になった操縦室で、コナンは新庄功に「お前キッドだろ」と話しかけます。キッドはあっさり正体をばらし、函館につくまでの共同戦線をはります。キッドの操縦とコナンのアシストで無事函館に到着しますが、雷などの気候トラブルで函館空港に着陸する直前に着陸中止、エンジンも1つおちてしまい、しかもキッドは腕を負傷して着陸の操縦ができない状態に。絶体絶命な中、キッドが操縦士にと指名したのはでした。

あらすじ⑥蘭から新一への告白

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乗客全員の命を背負っている。極限状態で操縦する蘭ですが、着陸予定の埠頭には明かりがなく真っ暗。焦るコナンや蘭をしり目に、キッドはハンググライダーで飛行機を降りてしまいます。指示してくれていたキッドがいなくなり、燃料もほとんどなく、着陸もできない。絶望する蘭に、インターホンを使って新一の声で鼓舞するコナンですが、蘭は張りつめていたものがあふれたように今までの思いを吐き出してしまいます。
そして、『名探偵コナン』の作中で初めて新一に告白をします
『名探偵コナン』の作中唯一の超貴重なレアシーンです。

あらすじ⑦パトカーの滑走路

飛行機を降りたキッドは逃げたのではなく、わざと警察に見つかるようにハンググライダーで飛び、パトカーを埠頭へ誘導していたのです。埠頭にはパトカーの滑走路ができ、それを目印に蘭が操縦する飛行機は無事着陸することができました。
そして蘭は、電話してきたのは新一のふりをしたキッドだと思い込み、あの告白はなかったことになってしまいます。そして原作の鈍感な蘭に戻るのですね(笑)

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