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Nov

【ファイナルファンタジー】ナンバリングタイトルを総まとめ! 旧作から新作まで全部名作

ファイナルファンタジーVI

出典 : Amazon.co.jp

SFC期の末期となる1994年にリリースされた6作目。
その為、ソフトの価格が高騰しており、特典付き初回版等ではないにもかかわらず定価は11,400円(税抜) もしました。
ただしその分グラフィックは2Dドット絵の最高峰と言われて、演出面も充実しており、SFC用ソフトの最高傑作に推す声も多くあります。

セールスは前作を上回る255万本を記録。
現在はスマホアプリで遊ぶことができます。

偶数のシリーズということで、再びストーリー&キャラクター重視でドラマ性豊かな作風になっており、誰が主人公なのかを明確にしていない群像劇になっています。
そのため、各キャラの生い立ちや目的にまつわるエピソードを中心に描かれていますが、物語全体としては「世界を支配しようとするガストラ帝国と、それに抗う組織との対立」が軸となっています。

本作最大の特徴は世界観で、中世ヨーロッパをモチーフとした王道のファンタジーRPGだったこれまでから一転、スチームパンクのような世界が描かれており、以降のFFシリーズに影響を与えました。
幻獣(召喚獣)が「魔導」の力を得る為の物扱いにされるなど、これまでとは大きく違った設定になっていて、人間と幻獣の共存と対立も大きなテーマの1つになっています。

セッツァーが過去に好敵手で親友のダリルを亡くし、彼女が持つ飛空艇「ファルコン号」を継承するシーンは、BGMの「仲間を求めて」と共にFFシリーズ屈指の名場面として知られています。

ファイナルファンタジーVII

出典 : Amazon.co.jp

前作から3年近くが空き過去最高のインターバルになったこと、シリーズを重ねる毎に評価を増し国民的RPGになっていたこと、初のPS用ソフトだったこと、まだプレステに目玉と言えるソフトがなかったこと……等から、かつてない期待を寄せられていた7作目。
そしていざ発売されると、その期待を更に上回る人気と話題性を獲得し、社会現象を巻き起こす大盛り上がりとなりました。

セールスは328万本に達し、初のトリプルミリオンを達成。
インターナショナル版、アルティメットヒッツ版も売れ、合計するとFFシリーズ最高となる407万本の売上となっています。
その凄まじい人気から様々な派生作品が生み出されており、2020年からはPS4でフルリメイク版の発売も決まっています。
オリジナル版もPS4、Nintendo Switch、Xbox One、スマホでプレイ可能です。

ポリゴンを使用したグラフィックは賛否あるものの、グラフィック自体の進化は過去最高で、ゲーム中にムービーが流れる演出もプレイヤーを驚かせました。
「神羅カンパニーの元ソルジャー・クラウドが反神羅組織アバランチに雇われ、戦いの渦に巻き込まれる」というあらすじがあまりに表層的なほど中身は複雑で、各キャラおよび世界観設定は当時のゲーム史上最も深く掘り下げられ、多くの考察マニアを生み出しました

システム面では、アビリティを進化させた「マテリア」が話題になる一方、装備品はかなり簡易化されています。
「奇数はゲーム性重視」というこれまでの流れが本作で切れました

FFシリーズの転換期であり、日本のRPGを大きく変えた歴史的な作品です。

ファイナルファンタジーVIII

出典 : Amazon.co.jp

人物のグラフィックに限れば、VI→VII以上の進化を遂げた8作目。
前作VIIの歴史的ヒットに加え、キャラクターのビジュアルをリアルにグッと寄せたことで大きな話題になり、1999年に発売された本作はFFシリーズ史上最高(廉価版除く)となる370万本を売り上げました。
しかし同時に賛否両論の作品で、ここまでずっと右肩上がりだった評価は落ち着きを見せ、問題作とも言える作品になりました。
現在はPS4、Nintendo Switch、Xbox One、PC(Steam)、スマホアプリでプレイできます。

グラフィック面および演出はとても高評価で、ミニゲームとして搭載されたカードゲーム「Triple Triad(トリプルトライアド)」も中毒性があると人気を博しました。
しかし、MPが存在せず「ドロー」という敵から奪う形で使用魔法を得る戦闘システム、スキップできないのに長尺の戦闘ムービー、武器以外の装備品の排除(武器も新調ではなく改造)、買い物の必要性の希薄さ、レベル上昇に比例して雑魚敵もパワーアップ……など、かなり尖ったシステムを採用したため、プレイし辛いと感じる人が続出。
ストーリーに関しても賛否あり、全体としてはシビアな評価になっています。

ただ、発売当時はマイナス面ばかりが強調されていましたが、近年はプラス面を指摘する声も増え、再評価されつつあるようです。
また主題歌「Eyes On Me」は全英詞ながら大ヒットを記録しました。

ファイナルファンタジーIX

出典 : Amazon.co.jp

9作目にして「原点回帰」をテーマに制作された、PS最後のFF。
そのテーマ通り、世界観は以前のファンタジー色豊かな路線になり、キャラクター、ストーリーも王道で、システム面もJRPGらしいものになっています。
これまで常に走り続けてきたFFシリーズが、初めて一旦立ち止まった作品と言えるでしょう。

2000年発売で、セールスは280万本と前作から大きくダウンしましたが、まだまだ国民的RPGに相応しい数字です。
現在はPS4、Nintendo Switch、Xbox One、PC(Steam)、スマホアプリでプレイできます。

あらゆる面で王道のFF、王道のJRPGで、自己犠牲や苦悩を描いている点も過去のFFを踏襲しています。
特に黒魔道士の少年ビビは悲しく切ない運命を背負っており、明るい主人公のジタンでさえ終盤には深く思い悩みます。
そんな彼らが迷い、苦しみながらも世界を救おうと足掻く姿は感動を呼び、王道ならではの良さがしっかり伝わった作品になりました。

キャラによって見せ場に大きな差がある、戦闘突入をはじめとしたロード時間が長すぎる、ラスボスがポッと出すぎる……など、ツッコミ所も少なからずあります。
しかし概ね好評で、特にジタンが徐々に立ち直っていくシーンはBGMの「独りじゃない」と共に人気が高く、FFシリーズ屈指の名場面です。

ファイナルファンタジーX

出典 : Amazon.co.jp

PS2初のFFで、記念すべき区切りの10作目。
圧倒的に美しいグラフィックが話題になったものの、発売した2001年はPS2がまだ普及していなかったこと、システムや世界観を一新しキャラクターボイスの採用したこと、恋愛面が強調され過ぎていたことから見送るファンも結構いたようで、年間セールスでは前作を下回る230万本程度でした。
しかしストーリー面での評価が非常に高かったこともあり、後追いでインターナショナル版、廉価版、リマスター版を購入する人が多く、トータルでは300万本を売り上げました。
現在はPS4、Nintendo Switch、Xbox One、PC(Steam)、スマホアプリでプレイできます。

主人公の青年ティーダが、召喚士ユウナや仲間たちと共に世界最大の脅威「シン」を倒すための旅に出る物語ですが、その終盤の1シーンがオープニングで先に流れ、実際にそこまで辿り着いた時に再びそのムービーが流れ、これまでの旅は全て回想だったことが判明します。
オープニング時は何気ないように見えたそのシーンが、長い冒険を経て全ての事情を知ってからあらためて見ると、とても切ないシーンになる……という構成の妙とBGMで流れる「ザナルカンドにて」の美しい音色によって、非常に印象的なものになっています。
FFらしさを存分に発揮しつつ、これまでの名作に負けない力を持った人気作で、現在最も多くの支持を得ているFFかもしれません。

初めての正統続編となる『ファイナルファンタジーX-2』が制作・発売されましたが、こちらはガラリと作風が変わっていて、賛否両論の評価になっています。

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