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Nov

【ファイナルファンタジー】ナンバリングタイトルを総まとめ! 旧作から新作まで全部名作

出典 : Amazon.co.jp

海外でも高い評価を得ている国民的RPG『ファイナルファンタジー』全ナンバリングタイトルをまとめました!
今なお語り継がれるFC・SFC時代の名作から近年の作品まで、あらゆる時代のFFについておさらいしていきます!

ファイナルファンタジー

出典 : Amazon.co.jp

FFシリーズの近年すべき第1作です。
ファミリーコンピュータ(FC)用のオリジナル版は1987年に発売され、その後も様々な機種でリメイク・移植が行われています。
発売当時はそこまで大きな話題にはなりませんでしたが、口コミでジワジワと広まり、52万本の売上を記録しました。
現在はスマホアプリで遊ぶことができます。

1980年代のRPGということで、ストーリーは非常にシンプル
プレイヤーキャラクター(PC)のクリスタルに導かれし光の4戦士が、失われたクリスタルの輝きを取り戻し平和をもたらすために旅に出る……というお話です。
しかし設定はかなり凝っていて、実はループものであり、ラスボスもかなり意外な人物でした。

FFシリーズでおなじみの「ジョブ」はこの1作目の時点で登場。
初期の数は6つと少ないですが上位のジョブも用意されていて、戦士はナイト、シーフは忍者、モンクはスーパーモンク、白・黒・赤魔術士は白・黒・赤魔道士へとクラスチェンジが可能です。

戦闘はこの時代におけるスタンダードなターン制のコマンドバトル
魔法はレベルアップで覚えるのではなく、店で購入することで習得します。
飛空船(飛空艇)も既に登場し、徒歩の4倍で移動できる性能を有していました。

最大の売りは演出で、この時期のRPGでは珍しくキャラがかなり動きます
この点が、のちのFFの方向性を決定付けたと言っても過言ではありません。

ファイナルファンタジーII

出典 : Amazon.co.jp

前作の1年後、1988年に発売されたFFシリーズ2作目。
前作よりセールスを上げ、FC版のみで76万本を売り上げました。
その後、PSPなど複数の機種でリメイク・移植が行われています。
現在はスマホアプリで遊ぶことが可能です。

1作目とシステムをガラリと変え、ストーリーとキャラクターを重視した作りになっているのが最大のポイント。
前作はPCに個性はなく名前も任意でしたが、本作は各キャラそれぞれに名前や性格、設定があり、世界征服を目論む帝国の皇帝に抗う反乱軍に加わった主人公たちの視点で重厚なストーリーが描かれています。

最大の特徴はシステムで、前作や当時のRPGの常識を覆す「レベルや経験値の存在しないRPG」を実現しています。
PCは戦闘中の行動やダメージ、戦果などで能力が上昇し、プレイスタイルに応じて各キャラのステータス成長の方向性が定まるという斬新なシステムで、のちにSa・Gaシリーズにて継承されました。
FC時代の作品なので、かなり荒削りではありますが、ゲームとしてはしっかり成立しています。

演出もより磨きがかかり、「ストーリー、キャラ、演出重視」「既存の作品に囚われないシステム」はFFシリーズ全体の特徴として踏襲されていきます。
音楽面もフィールドBGM「メインテーマ(アレンジ版)」「反乱軍のテーマ」など人気曲が出て来ており、FFの強みの1つとして認知され始めました。

ファイナルファンタジーIII

出典 : Amazon.co.jp

FFシリーズ3作目にして最後のFC用ソフト。
1990年に発売された本作は発売前から期待度が高く、評判も上々だったため140万本のセールスを記録。
シリーズ初のミリオンセラーとなり、FFの知名度を飛躍的に上昇させました。
現在はスマホアプリでプレイできます。

IIのシステムは継承せず、1作目を進化させた形
ジョブは22種類に増加し、風・火・水・土のクリスタルから力を得ることで新たなジョブが習得されるようになりました。
キャパシティポイントを消費する代わりにいつでもジョブチェンジが可能で、ボスやダンジョンによっては特定のジョブが非常に有利になるため、攻略する上でもジョブチェンジはかなり重要で、自由度の高さが本作の大きな特徴となっています。

PCも1作目同様、性格の個性はありませんが、NPCが非常に多く、王道のストーリーが展開されます。
その分、IIのようなドラマ性や重さはありませんが、交流を深めたキャラとの死別が多く、のちのFFシリーズの特徴を固めた1作となっています。
召喚魔法が登場したのも本作が初です。

音楽面では幻想的なBGMが目立ち、特にフィールド曲の「悠久の風」はシリーズ屈指の人気を獲得しています。
ワンダースワン(WS)やゲームボーイアドバンス(GBA)への移植が相次いで立ち消えになった影響で長らく移植・リメイクが行われず、2006年にようやくニンテンドーDSで初リメイクとなりました。

ファイナルファンタジーIV

出典 : Amazon.co.jp

前作から約1年後に発売された4作目は、シリーズ初のスーパーファミコン(SFC)用ソフト
グラフィックも当然向上し、前作のミリオンヒットもあって注目度は一層増しており、まだSFCが普及しきれていない段階にもかかわらず144万本を売り上げ、前作を上回りました。
その後、難易度を下げた「イージータイプ」やプレイステーション(PS)への移植が行われ、以降も頻繁に移植・リメイクが行われています。
現在は本編、更に正統続編『ファイナルファンタジーIV THE AFTER 月の帰還』がスマホアプリでプレイできます。

今度は一転してIIの路線を踏襲し、当時のRPGとしては異例かつ画期的なほどキャラとストーリー重視の作品になっています。
バロン国飛空艇団「赤い翼」の初代団長で暗黒騎士のセシルが、非情な国王、そして祖国と袂を分かち、追われる身となりながら世界の謎に迫っていく壮大なスケールの物語で、レギュラーキャラをはじめ各キャラが非常に濃く描かれています
チップキャラの感情表現がより豊かになり、演出面もパワーアップしました。

ドラマ性の高さと双璧を成す本作の特徴として、新たなバトルシステム「アクティブタイムバトル(ATB)」が採用されました。
これまでのターン制から、各キャラの待機時間がゼロになることによって行動が可能になる方式となり、リアルタイムバトルが展開されるようになっています。
このシステムはのちのFF、更にはRPG全般において多大な影響を及ぼしました

BGMもドラマティックなものが多く、特に各バトルの曲やラスダンのBGM「巨人のダンジョン」は人気が高いです。

ファイナルファンタジーV

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1992年12月に発売され、シリーズ初のダブルミリオンを達成した5作目。
同年9月に発売された『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の280万本に肉薄する245万本を売り上げたことで、FFシリーズをドラクエと並ぶ国民的RPGに押し上げた会心の1作です。
前作がシステム面や内容でのちのFFシリーズの礎になったのに対し、本作は人気・知名度においてFFブランドの確立を果たしました。
現在はスマホアプリでプレイできます。

この頃には既にFFのナンバリングタイトルが「ゲーム性重視の奇数、ドラマ性重視の偶数」と言われるようになっており、それを証明するかのようにゲーム性に重きを置いた作品です。
前作では採用されなかったジョブシステムを再度起用し、更に本作最大の目玉として、各ジョブの固有能力を他のジョブにチェンジしても使用できる「アビリティ」を採用。
これによって育成・戦闘における自由度がかなり増しています。

その分キャラクター描写やストーリーは薄めで、パーティキャラはバッツ、レナ、ファリス、ガラフ(離脱後はクルル)で固定
彼らが、砕かれたクリスタルや落下した隕石の謎に迫るストーリーが展開されます。

攻略する楽しさに重きを置いたFFで、リメイクもほとんどないためか、評価が高い一方で語られることは少ない作品になっています。
BGMは「ビッグブリッヂの死闘」が圧倒的な知名度を誇っていますが、他にも「メインテーマ」「新しき世界」など粒揃いです。

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