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【アニメ化決定】異色のラジオコメディ『波よ聞いてくれ』の注目ポイントまとめ
出典 : Amazon.co.jp
『無限の住人』で知られる沙村広明さんによる最新作『波よ聞いてくれ』のアニメ化が決定しました!今回は、『波よ聞いてくれ』がどんな作品なのか、その魅力やアニメのキャストについてご紹介していきます。
沙村広明のドタバタ「ラジオ」コメディ
https://twitter.com/namiyo_official/status/1181389292729319430?s=20
『波よ聞いてくれ』って?
『波よ聞いてくれ』の原作は、月刊「アフタヌーン」で連載されている青年漫画です。主人公は、北海道のスープカレー屋で働く「鼓田(こだ)ミナレ」。サバサバ系という言葉で表すには破天荒すぎるミナレが、ひょんなことから「ラジオパーソナリティー」として活躍していく物語となっています。
舞台はラジオ局
本作の主な舞台は、ミナレの地元の「藻岩山ラジオ局(MRS)」。ラジオ局が舞台の作品は珍しいですが、沙村さんの入念な取材により普段私たちが目にすることのできない「ラジオの舞台裏」を楽しむことができます。
切れ味鋭い妙齢女トークが見どころ
『波よ聞いてくれ』の魅力は、「先の読めない展開」と「テンポの良いストーリー」、そしてなにより主人公であるミナレの歯に衣着せぬ赤裸々トークです。原作漫画ではこれでもかというほどの台詞量で軽快なトークが炸裂します。アニメ版『波よ聞いてくれ』でミナレの声優を務めるのは、ミナレと同じく北海道出身の杉山里穂さん。実際に声がつくアニメ版ならではのギアが上がりまくったトークが期待できそうですね!
『波よ聞いてくれ』のあらすじ
出典 : Amazon.co.jp
交際していたダメ男「光雄」に金を持ち逃げされてしまった「鼓田ミナレ」。バーでやけ酒をあおるミナレは、そこで偶然知り合ったラジオ局のディレクター「麻藤兼嗣」に絡み愚痴をこぼしていました。
すると翌朝、仕事中に流れていたラジオからなぜか自分の声が聞こえてきます。実は、ミナレのトーク力に興味を示した麻藤がその話をこっそり録音していたのです。ラジオで流れ続ける光雄の愚痴に焦ったミナレは、仕事場を飛び出しラジオ局に乗り込みます。
放送を止めろと迫るミナレに対し、麻藤は「止めたければ放送事故にならないよう代わりに間を持たせてみろ」と返します。初めてマイクの前に立つミナレでしたが、麻藤の期待通り素人とは思えないアドリブトークで場を繋ぎました。
そしてその才能に目をつけた麻藤に言いくるめられたミナレは、あれよあれよという間に「ラジオパーソナリティー」として20分の深夜番組を担当することになるのでした。