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29

Oct

【カゲプロ】2020年新作アニメ上映決定!第1作『メカクシティアクターズ』と新情報をまとめてみた!

出典 : Amazon.co.jp

楽曲を始めとして小説・漫画・アニメと様々なメディア展開を見せてきた『カゲロウプロジェクト』がとうとう再始動!議論を呼んだ2014年放送のアニメ『メカクシティアクターズ』を振り返りつつ3年後を舞台にした新作『カゲロウデイズ No.9』の情報をまとめました。

『カゲロウプロジェクト』とは?

じん氏が手掛ける『カゲロウプロジェクト』では、不思議な力の赤い目を持つ独りぼっちで個性的な少年少女たち「メカクシ団」楽曲、小説、漫画、アニメと様々な形で表現されています。

メカクシ団の面々は実は何百何千回と黒幕によって殺されており、そのたびに世界が巻き戻されてループしている、という物語となっています。

エモーショナルな楽曲や魅力的なキャラクター達はもちろん、「ループもの」であるがゆえにメディアごとに異なるルートが描かれ、メディアによって人間関係や性格がガラッと変わるキャラクターも居るというところが面白いプロジェクトです。

『メカクシティアクターズ』とは?

アニメ『メカクシティアクターズ』の脚本はじん氏が手掛けています。設定がなぜか近未来っぽくなっているだけで、始まりは小説・漫画とほぼ同様。ヒキニートの如月シンタローがAI少女・エネと共に二年ぶりに外出し、テロに巻き込まれたことでメカクシ団に出会うところから物語はスタートします。

最初や重要なところは小説をベースにしながらも、小説や漫画とは微妙に異なるルートを描いた『メカクシティアクターズ』。『カゲプロ』初見の人達にはやや分かりにくい構成だったものの、他のメディアではなかったキャラ同士の絡みがあったり、制作会社・シャフトの作風とも上手くマッチしていたりと、新しい『カゲプロ』の世界をファンに見せてくれました。

『メカクシティアクターズ』に批判殺到?

出典 : Amazon.co.jp

アニメ『メカクシティアクターズ』は、バッドエンドを何百何千と繰り返してきた少年少女たちがようやく掴み取ったハッピーエンドを描いています。
アニメ放映時は小説も漫画も完結しておらず、ここでハッピーエンドが描かれることに衝撃を受けた人も多いでしょう。
ところが、これを『カゲロウプロジェクト』のエンディングだとは認めるにはいろいろと問題点があります。

その中でも最大のものは、やはり冴える蛇の倒し方でしょう。冴える蛇に大切な仲間たちを傷つけられたマリーは、彼らの命の代わりとなっている能力(蛇)を自らに集め、メデューサの力を使って世界を巻き戻そうとします。
小説版・漫画版共に、蛇を抜かれた人間は例外なく死に瀕し、「カゲロウデイズ」に飲み込まれ現実世界に帰ってくることは叶いません。ところが、『メカクシティアクターズ』でマリーに蛇を抜かれたメカクシ団の面々は当たり前のように生きており、世界を巻き戻そうとするマリーを温かい言葉で説得し始めたのです。
蛇を抜いても生きていられるなら他のメディアルートでもハッピーエンドを迎えることは難しくないのですから、この矛盾には説明がないと物語として成り立ちません。

他にも、「カゲロウデイズ」に居るアヤノを連れ戻すためにシンタローが自殺したのはいつなのか、小説や漫画では容赦なくメカクシ団を殺していた冴える蛇がなぜアニメでは止めをささなかったのか、などといった疑問点が目立ちます。

初見殺しのアニメな上、楽曲・小説・漫画を追っているファンも納得のできない結末を迎えた結果、『メカクシティアクターズ』は結構な物議を醸すことになりました。

しかしながら、じん氏は新作の前に『メカクシティアクターズ』の小説を執筆すると宣言しており、長年の疑問がようやく解消されることが期待できます。

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