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Oct
【宇崎ちゃんは遊びたい!】宇崎花はウザい&巨乳だけのヒロインじゃない!
出典 : Amazon.co.jp
ウザキャラ界のニューカマーとして注目を浴び、献血ポスターで社会問題にまでなった『宇崎ちゃんは遊びたい!』宇崎花をピックアップ!
ウザいだけじゃない、彼女のヒロインとしての魅力や可愛さについてまとめました!
ウザカワ系ヒロイン
出典 : Amazon.co.jp
『宇崎ちゃんは遊びたい!』に登場する女性キャラクターで、本作のヒロイン。
ショートカットの大学2年生。
桐(きり)という名前の弟がいます。
身長は150cmと小柄ですが、かなりの巨乳の持ち主で、バストサイズは96cmのJカップ。
八重歯とよく見せる挑発的な顔が特徴です。
基本的には「ウザい」「アホ」「可愛い」の三成分で出来ており、特に「ウザい」一面は名前の由来になっているほど。
ただしウザい行動の大半は高校で部活が同じだった主人公の“先輩”こと桜井真一(さくらい しんいち)に対してのみ発揮します。
「ッス」口調も特徴的。
口数が多く、先輩に対しては常に矢継ぎ早に話しかけ、弱味を握ると一気に煽り口調で主導権を取ろうとします。
その反面打たれ弱く、恥ずかしいことをされると途端に縮こまってしまう可愛い面も持っています。
アホさに関しては筋金入りで、「バッティングセンターで柔軟もせずフルスイングして腰を痛める」「猫を追いかけてグリーンフェンスに突っ込んでパンツ丸見えのまま抜けなくなる」「五円玉で催眠術にアッサリかかり2時間元に戻らない」など、エピソードには枚挙に暇がありません。
ボイスコミックのキャストは大空直美(おおぞら なおみ)さん。
献血ポスター問題で話題のキャラに
というわけで今回お邪魔するのは「akiba:F献血ルーム」さん!
JR秋葉原駅の電気街口改札を出て左にまっすぐ2.3分進んだ突き当たりにあります!好立地!
宇崎ちゃんのコラボポスターもしっかり貼ってもらっています!
※今後一連のツイートで出てくる写真は全て許可を取っています。#宇崎ちゃん献血 pic.twitter.com/fsZWlsalwY— 「宇崎ちゃんは遊びたい!」公式 (@uzakichan_asobi) October 16, 2019
『宇崎ちゃんは遊びたい!』は元々、作者である丈先生がpixivやTwitterに投稿していたイラストおよびショート漫画でした。
2017年に投稿を開始したところ非常に大きな反響があり、ドラドラしゃーぷ#(当時はドラドラドラゴンエイジ)での連載が決定。
第4回次にくるマンガ大賞で10位に選ばれるなど好評を博し、3巻までの累計発行部数が50万部を突破するヒット作品となっています。
そのため、漫画好きの間では既に知名度が高く、特にヒロインの宇崎ちゃんは『からかい上手の高木さん』のヒット以降ブーム化している「からかい系ヒロイン」の1人として頻繁にネット上で取り上げられ、有名なキャラになっています。
しかし2019年9~10月、そんな宇崎ちゃんが漫画好き以外からも知られるようになる出来事が起こります。
次のアニメ化候補にも名前が挙がるようになった『宇崎ちゃんは遊びたい!』はメディア露出も活発になり、宇崎ちゃんがバーチャルYouTuberになってボンバーマンとコラボするなど、活躍の場を広げていました。
そんな折、新たな企画として日本赤十字社の実施する献血コラボキャンペーンへの参入が決定します。
キャンペーン期間中、対象の献血会場で献血した人に対し、3巻の表紙絵を用いたキャンペーン用ポスターを配布するという内容です。
二次元の萌えキャラを献血キャンペーンに起用する試みはかなり以前から行われていて、特にコミックマーケットには1997年から献血バスの配車を行い、2011年冬開催のC81からは献血を行った人にポスター等を配布するキャンペーンがスタート。
以降、現在までほぼ毎回実施されるほど定着しています。
宇崎ちゃんのケースはコミケとは関係ありませんが、その流れの中で起用された一例で、献血した人にポスターが配られる点も同じ。
美少女キャラが献血を呼びかけるポスターはこれまで何十枚も作られており、今回の宇崎ちゃんのイラストがこれまでのイラストと比べ何か問題があるとも思えませんが……
何故か炎上騒ぎになってしまいました。
事の発端は、日本を訪れている外国の方が街中で宇崎ちゃんのポスターを見かけ、それをTwitterにアップし「公の場で、日本赤十字社の公式ポスターとしてこのイラストを用いるのは正しいことなのか?」と疑問を呈したことのようです。
以降、「これは過度に性的だからダメ」「女性を馬鹿にしている」といった賛同意見もあれば、「いや全く問題ない」「この宇崎ちゃんのイラストに問題があるのなら、過去にコミケで配布されたポスターの中にもアウトな物が結構あるんじゃ……」という反対意見もあり、ネット上の各所で激論が行われる事態に発展。
良くも悪くも宇崎ちゃんは一躍時の人となったのです。
この問題は、2015年に起こった美濃加茂市観光協会と『のうりん!』のコラボ企画が近いですね。
当時も使用イラストが胸元を強調している点が問題視され、最終的には撤去されました。
今回の宇崎ちゃんの炎上騒動は、衣服の露出に関しては全く問題ありません。
ただ、宇崎ちゃんの巨乳を前面に出したポーズが「公の場、日本赤十字社という責任ある認可法人が公式ポスターとして採用するのはどうなのか」と問題視されたようです。
なお、2019年10月24日現在、日本赤十字社はこの問題に対して「指摘は真摯に受け止め、今後の参考とさせて頂きます」とのコメントを発表していますが、ポスターおよびキャンペーンの取りやめは予定していないようです。
巨乳という点は確かに宇崎ちゃんの特徴の1つですが、彼女の魅力はそこだけではありません。
この炎上騒動や、コミックスの表紙から受ける印象は「巨乳煽りキャラ」かもしれませんが、宇崎ちゃんの可愛さはむしろその先にあります。
作中、宇崎ちゃんは何かにつけて先輩をイジり、からかいます。
1人でいるのが好きで、映画も1人で観に行く先輩をぼっちイジリし、普段目付きが悪い先輩がバイト先で接客する姿をイジリ、居眠りしていてビクッとなった先輩を恍惚の表情でイジり倒す。
どんな下らないことでも、それはもう楽しそうにイジっています。
それが先輩への好意の裏返しなのは言うまでもありません。
彼女は先輩にベタ惚れしてるのです。
そして宇崎ちゃんの場合、基本アホで打たれ弱いのでイジる側に徹することができず、エピソード後半では「間接キスしてることに気付いて照れまくる」「スイカ割りしている先輩に間違えて胸を揉まれてしまう」などのオチがしっかり付きます。
どれだけイキっていても、ちゃんとスキのあるヒロインはとても可愛く映るもの。
宇崎ちゃんの魅力は外見だけでなく、その中身にこそあるのです。