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20

Oct

【セガ】常に時代の主役になれなかった家庭用ゲーム機の歴史!主役機と徹底比較!

1980年後半その2ゲームギアVSゲームボーイの携帯型ゲーム機

出典 : ⓒSEGA : セガ製品情報サイト | セガ

この時代の携帯型ゲーム機は主に2機種によって競合され、ソフト交換型の携帯型ゲーム機として初めて発売された任天堂の「ゲームボーイ」に対抗して、セガからカラー画面で遊べる携帯型ゲーム機「ゲームギア」が発売されました。
携帯型ゲーム機のシェアは、既にゲームボーイが圧倒的に占めていましたが、カラー画面で遊べる携帯型ゲーム機あるゲームギアの登場は当時大変話題となりました。
ゲームギアの性能は家庭用ゲームであるファミコンやセガ・マークⅢなどの第3世代の家庭用ゲーム機とほぼ同様のスペックであり、またポータブルTVとしても使えたため、性能だけでいえばゲームボーイを遥かに上回ります。
しかし、当時のカラー液晶の技術は未熟であったため、消費電力は多く、バッテリーも高額であったため、コンパクトで長時間稼働できるゲームボーイに対して苦戦を強いられ、結果最後までゲームボーイの牙城を崩すことはできませんでした
因みにゲームギアは、専用のチューナーを接続すればポータブルTVとして使えるだけではなく、AV端子がついているため、ゲームギアにスーパーファミコンを接続してプレイすることもできます。

1990年代前半 セガサターンVSプレイステーション 次世代ゲーム機時代

出典 : ⓒSEGA : セガ製品情報サイト | セガ

1990年代に入り、ゲームで使うメディアはロムカセットから光ディスクの使用が主流となります。ロムカセットよりもコストを削減できること、データ容量大きいこと、本格的な3Dグラフィックが採用できることなどから、この頃に発売されたゲーム機は次世代ゲーム機と呼ばれています。
「コンソール・ウォー(ゲーム機戦争)」と呼ばれるようになったのもこの時代からで、特にこの時代を牽引したのはセガの「セガサターン」とソニーの「プレイステーション」の2機種になります。セガが家庭用ゲーム機において一番輝きを放ったのもこの時代です。

「セガサターンVSプレイステーション」詳しくはこちらの記事から!

実は名機!?【セガサターン】の歴史と時代を代表する名作4選! #セガサターン

2000年以降 ドリームキャストVSプレイステーション2

出典 : wikipedia

3Dグラフィックの表現力が格段に向上し、オンラインゲームが世に認知され始めたのもこの頃からです。
対応メディアもこれまでのCDから、よりグラフィック制度の高いDVDや、DVD技術を用いた独自ディスクが主流となります。
この頃の主要機種はセガのドリームキャストとソニーのプレイステーション2、さらにはマイクロソフトのXboxの登場など、なにかと話題性が豊かな時代でもありました。
これら3機種はどれも後のオンラインゲームの広がりを見据えた開発がされていて、特にドリームキャストに関しては、アナログモデムが内臓されているなど、他の機種に比べより本格的なオンライン仕様でした。
しかし、当時はオンラインゲームが一般的にまだまだ普及してなかったため、一般的なゲームユーザーにとって、オンラインゲームは敷居が高いイメージがあり、本格的なオンライン機能を搭載したドリームキャストが、家庭用ゲーム機として一般受けすることはあまりなく、ソフトもセガサターン時代から続いたシリーズものも多かったため、プレイステーション2との差は開く一方となります。
最期まで競合機に勝つことがなかったセガは、2001年1月にドリームキャストを含む家庭用ゲーム機の製造とプラットフォームからの撤退を表明し、ドリームキャストは事実上セガ最後のゲーム機となりました。

まとめ

性能はどれも悪くないのに、セガはどうして最後まで主役になれなかったのでしょう?
今回セガや家庭用ゲーム機の歴史を振り返って一番に思ったことは、「セガは時代を進み過ぎた」と感じました。
TVや小説などでもよく言われることですが、「時代は2歩3歩と先取りし過ぎず、1歩くらいがちょうど良い」とされていて、セガのハードの歴史にはまさにこれが当てはまります。
ゲームギアは液晶技術があまりなった時代だったため、消費電力やコストがかかってしまい、結局一般普及しませんでしたし、ドリームキャストに至ってはもう5年程我慢すればもっと完成度高いゲーム機になり時代にも合っていたかもしれません。

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