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18

Oct

幅広い年齢層に愛されるアーケードゲームの歴史や懐かしのタイトルを解説!

出典 : ©BANDAI NAMCO Amusement Inc. : バンダイナムコアミューズメント

1978年に登場した『スペースインベーダー』が社会現象とまでになるほど大ヒットを記録し、それをきっかけにゲームという一つのカテゴリーが一般定着しました。
その後TVゲームの普及によってアーケードゲームの人気には陰りが見え始めましたが、それでも家庭用ゲームでも親しまれるアクションゲーム・シューティングゲーム・格闘ゲームなどの人気タイトルの発祥は、アーケードが始まりであると言っても過言ではありません。
ここでは、ゲームの原点でもあるアーケードゲームの歴史や、懐かしの人気タイトルなどを解説してきます。

1978年スペースインベーダーの登場

出典 : wikipedia

アーケードゲームを語る上で外せないのが、ゲームを世間一般に定着させたタイトーの『スペースインベーダー』の存在です。
『スペースインベーダー』はアーケード史上最大の大ヒットゲームであり、売上台数は20~30万台と、これは現在でも抜かれていません。
『スペースインベーダー』の登場によってゲームセンターの収益は一気に増加し、また、ゲームセンターだけでなく、町の喫茶店や駄菓子屋、ボウリング場などもブーム乗じて次々と設置したことから、町の至るところに『スペースインベーダー』のユーザーが溢れかえり、まさに社会現象と言えるに相応しい一大ブームメントを巻き越しました。
しかし、社会現象となったのも束の間で、稼働開始の1978年の翌年、1979年にからは徐々にインベーダーブームは終息へと向かっていきます。
またブームの終息と合わせたように、「ゲームセンターは不良のたまり場」と言われるほどに、ゲームセンターやアーケードゲームを設置した喫茶店やボウリング場の客層が悪化、さらには、PTAなどの批判によってゲームセンターへの立ち入りを禁止にする学校なども増え、アーケードゲームの史上規模が落ち込んでいきます。

当時の人気タイトル

 スペースインベーダー
 ブロック崩し
 平安京エイリアン

1980年代 ファミリーコンピュータの登場

任天堂が発売した家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」が登場したことによって、ユーザーのアーケード離れはさらに加速することになります。
ファミコンの発売当初はアーケードで人気のあった『ドンキーコング』や『ゼビウス』『マッピー』などのアーケード移植ゲームが主流として人気があり、自宅にいてもゲームを楽しめるとして、ファミコンは爆発的にヒットしました。
当時のファミコンとアーケードゲームの性能の差は、比較にならないくらいアーケードの方が勝っていましたが、複雑なゲームが無かった当時は、性能で劣るファミコンでも十分に移植ゲームを楽しむことができたので、当時のゲームユーザーは「ファミコン派」と「ゲーセン派」に完全に二分化されることになりました。

当時の人気タイトル

 熱血硬派くにおくん
 ラリーX
 ギャラガ

1980年代 クレーンゲームやメダルゲームなどビデオゲーム以外で差別化を図る

ファミコンが一般家庭に定着し始めたころには、ゲームセンターの主流はこれまでのビデオゲームから、専用のメダルを使ったメダルゲームや、お菓子やぬいぐるみなどを景品としてゲットできるクレーンゲーム機が主流となります。
特に、ビンゴゲームやスロット、競馬ゲームなど賭博をモチーフとしたメダルゲームが大ヒットし、またこれといった年齢制限がなかったため、幅広い年齢層に支持されることになります。
しかし、このような疑似カジノ的なスタイルは、前述でもあった「ゲームセンターは不良のたまり場」といったネガティブなイメージに拍車をかけることになり、新たな風営法の導入や、学校による規制など、さらに厳しいルールなどが生れるきっかけとなりました。
しかしこのスタイルが、ゲームセンターが今日まで生き残った要因とも言え、家庭では遊べないゲームを楽しめるスタイルが、ファミコンなどの家庭用ゲーム機との差別化に成功したことも確かで、この疑似カジノ的スタイルは、現在も多くのゲームセンターユーザーに支持されています。

当時の人気メダルゲーム

 ワールドダービー
 キッズ向けメダルゲーム
 ビデオポーカー

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