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Oct

【ゆうべはお楽しみでしたね】ゴロー(おかもとみやこ)はゲーオタ理想のヒロイン? 徹底検証

ゲーオタ理想のヒロイン像

出典 : Amazon.co.jp

ゲーム好きな男性にとって、一緒にゲームしてくれる女性の存在は憧れであり、理想の女性像……かどうかは人それぞれですが、一度くらいはそういう恋人ができないかなと夢見てしまうもの。
特にRPGに関しては男性プレイヤーが圧倒的に多く、比較的女性プレイヤーが多いドラクエ10でも男女比率は7:3~8:2。(2013年のスタッフインタビューで男性75%、女性25%が明言されています)
同じゲームを一緒に楽しんでくれる女性と知り合うのは、かなり厳しいのが現実ですね。

そういう意味で、ゴローさんはゲーム好き、特にRPG好きにとって理想のヒロインと言えます。
ルームシェアとはいえ、同じ屋根の下で生活し、時間が合えば一緒に食事をして、隣の部屋で同じゲームをプレイする。
しかもメチャクチャ可愛い……となれば、パウさんを羨ましがる男読者は星の数ほどいることでしょう。

しかもゴローさんは、ゲームに対する姿勢も理想的です。

彼女は廃人レベルではない範囲のガチ勢ではありますが、自分の価値観を人に押しつけることは一切なく、むしろ他プレイヤーのスタイルを尊重するタイプ。
キャラを可愛くするのに腐心するエンジョイ勢のパウさんとは対照的なプレイスタイルなので、パウさんの参加するイベントや行動に興味がない時もありますが、カドが立たないようフワッとスルーする感じです。
時間がある時には、さりげなくパウさんに付き合ってあげることも多々あります。

一方で、ゴローさんの歯に衣着せぬ発言には肝を冷やす読者も多いと思われます。
本人に悪気はないようですが、平気で「キモい」と言ってきますし、作中でもパウさんが妹のイメージ(ラノベ的な)を語った際には本気で気持ち悪がっていたらしく、かなり辛辣でした。
傷付きやすい人にとっては、ちょっと怖い女性かもしれません。

しかし近年、ギャルをヒロインにした漫画が急増するなど、二次元界隈では空前のギャルブームが到来しています。
そのため前述したゴローさんのギャルっぽい要素は、今のゲーオタにはマイナス要素にはならないと思われます。
つまり、ゴローさんは死角なき「ゲーオタ理想のヒロイン像」なのです。

そして最大のポイントは、標準的なゲーオタのパウさんを異性として意識するようになるところ。
いくら外見や性格が理想のヒロインでも、ゲーオタを恋愛対象と見ていないキャラは別の世界の住人って感じですよね。

『ゆうべはお楽しみでしたね』はドラクエ10をプレイする男女のお話ですが、同時にその2人が少しずつ意識し合っていく様子を描いたラブコメディでもあります。
パウさんとの距離が縮まったゴローさんの可愛さは、それまでの比ではないくらいです。

友達のあやのをパウさんに紹介した後、あやのがパウさんを狙っていると知った際のゴローさんのちょっと焦った様子は必見です!

オタ女子の変化

出典 : Amazon.co.jp

ゴローさんも代表的なキャラの1人ですが、女性キャラとオタクの組み合わせは一昔前から人気が高く、オタ女子は今や定番のヒロイン属性になりつつあります。

その火付け役となったのは『らき☆すた』泉こなたですね。
彼女の出現によって、暗いというイメージが先行していたオタ女子キャラに光が射しました。
また、翌年にアニメ化された『乃木坂春香の秘密』のヒロイン、乃木坂春香も容姿端麗・才色兼備なお嬢様が実はオタク……という設定で人気を博しました。

そして、オタ女子の人気を決定付けたのが『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』ですね。
隠れオタクの高坂桐乃、中二病キャラの黒猫が共に人気を博し、大ヒットを記録した作品です。

本作のヒット以降、オタ女子のヒロインが登場する作品が急増。
『冴えない彼女の育てかた』『ヲタクに恋は難しい』などのヒット作を多数生み出しました。
近年は『女子高生の無駄づかい』ヲタも人気キャラの仲間入りを果たしています。

オタ女子のキャラとしてのタイプは、オタであることをオープンにしているか否かで大別されます。
昔は後者、つまり隠すタイプのキャラが多かったようですが、近年は自分がオタであることを隠さないキャラが増えている印象です。
ゴローさんも自分がゲーム好きなのを隠しておらず、それが遠因で元カレとも別れているくらいです。

これは「オタクであることが恥ずかしい」という認識が世の中から大分薄れてきた現状の反映といえる変化で、歓迎すべきことではありますが、「オタクなのを隠すヒロイン」に魅力を感じている人にとっては複雑かもしれませんね。

まとめ

『ゆうべはお楽しみでしたね』というタイトルがドラクエファンにおなじみのセリフで、実際本作もドラクエ10プレイ日誌的な内容なので、ドラクエ三昧の漫画と思われがちですが、実はかなりラブコメ成分強めです。
そしてゴローさんは非常に魅力的なラブコメヒロインで、きっと多くのゲーオタにとって彼女は理想的な女性だと思います。
まだ読んだことがない人は、ぜひゴローさんの可愛さに触れてみてください!

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