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【名探偵コナン】ベイカー街の亡霊が15年以上たっても人気の理由は新鮮さ!?放送禁止だった!?

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2019年1月現在、22作が映画化されているロングヒット作品『名探偵コナン』の映画シリーズ。
その中でも、ファンの間で高評価を受けているのが、6作目の「ベイカー街の亡霊」(2002年)です。
毎年映画シリーズでは原作で明らかになっていない伏線が回収されたり、原作に先駆けて新キャラが登場しており、22作目の『零の執行人』(2018年)では興行収入88億を突破。毎年クオリティもパワーアップしているにもかかわらず、いまだに『ベイカー街の亡霊』がファンの間で人気が高い理由はなんなのか?内容を解説しながら考察してみました。

【『ベイカー街の亡霊』が人気の理由①仮想空間】

『ベイカー街の亡霊』は、現実世界で起きた殺人事件の鍵は、仮想体感ゲーム機「コクーン」の中にあると確信したコナンが、「コクーン」内の仮想空間で、仲間とともに様々な困難を乗り超えながら謎を解くストーリーです。
2019年現在ではVRでリアルに仮想空間が体感できるようになってきましたが、『ベイカー街の亡霊』が放映された2003年は、すでにASIMOやP3が存在していたとはいえ、実際に遊べる仮想空間はゲームセンターのレーシングマシンくらいでした。
仮想空間での冒険を体験できるというロマンある設定に、大人も子供もわくわくしたに違いありません。
『ベイカー街の亡霊』以外で、仮想空間での冒険を描いた人気作品に『サマーウォーズ』(2009)『ソードアートオンライン(SAO)』(2012)がありますが、「ベイカー街の亡霊」はその先駆け的な作品といえます。

【『ベイカー街の亡霊』が人気の理由②ホームズの世界】

主人公・工藤新一がシャーロキアンなこともあり、『名探偵コナン』にはホームズネタがたびたび登場します。
シャーロックホームズシリーズは巻数が多いうえに、『名探偵コナン』にでてくるホームズネタは「ホームズはバイオリンをやっていた」などマニアックなものが多いので、興味はあるけどなかなか手を出せなかったファンも多いです。しかし、『ベイカー街の亡霊』の舞台は19世紀のロンドン。しかも工藤新一の父親が、架空の物語であるホームズの世界とごちゃまぜにしてつくった仮想世界です。
『名探偵コナン』の作中では「ホームズはモリアーティ教授とライヘンバッハの滝に落ちた」くらいの情報だったのが、『ベイカー街の亡霊』では、「モリアーティとは誰なのか?」「どういう人物なのか?」「ライヘンバッハの滝に落ちたのはどういう状況だったのか?」が描かれているので、シャーロックホームズシリーズを手に取らなくても、シャーロックホームズの世界に親しむことができます。
また、『ベイカー街の亡霊』で有名なシーンの1つに、「ホームズの部屋でホームズの真似をしてポーズをとるコナン」があります。
実際にロンドンにある「ホームズ博物館」には、『ベイカー街の亡霊』に出てきたようなホームズの部屋があるので、「コナンのポーズ」を真似することができ、聖地巡礼ができるのも人気もポイントの1つです。

【『ベイカー街の亡霊』が人気の理由③命を懸けた冒険もの】

『名探偵コナン』は黒の組織との対決での銃撃戦など、ハラハラドキドキする場面もたくさんありますが、その舞台はすべて現代です。命の危機に瀕することは何度もありますが、大枠が「探偵もの」なこともあり、95巻までで、作中で亡くなった主要キャラクターはいません(過去話にて殉職したキャラを除く)。しかし、『ベイカー街の亡霊』は仮想空間の中が舞台なので、仮想空間の中で本当に命を落とすキャラクターも出てきます。歩美・元太・光彦・オリジナルキャラクターの滝沢 進也は中盤の酒場で、灰原・オリジナルキャラクターの江守晃・菊川清一郎は中盤の劇場で命を落とし、現実世界に戻りました。
そして蘭は、コナンとオリジナルキャラクターの諸星秀樹を助けるため、終盤の汽車の上から身を投げます。
ファンタジーもののアニメで見るような「仲間を助けて命を落とす」シーンが感動的に描かれ、『名探偵コナン』の世界観と組み合わさることにまるでパロディ作品を見ているかのような新鮮さを感じるのです。
なにより、コナンと灰原が黒の組織と命がけの駆け引きをしているときは「追い詰められている」切迫感がつきまとって、視聴者も息苦しさを感じるような演出がされますが、『ベイカー街の亡霊』は、緊迫感はあるものの、「仮想空間で死んでゲームオーバーになってもコナンがなんとかしてくれる」という信頼からの行動が主なので、非常に前向きな空気があり、素直に次の展開を楽しみながら感動できます。
蘭が「信じてるから」と言って汽車から飛び降りるシーン、灰原が「あなたが私たちのホームズなんだから」と言って現実世界に戻るシーンは、2019年現在も『名探偵コナン』映画シリーズにおける名シーン1つとされています。

【『ベイカー街の亡霊』が人気の理由④子供だけでの冒険】

仮想体感ゲーム「コクーン」の完成披露パーティーなので、ゲームをプレイするのはもちろん子供。命がけでゲームをプレイするのに、大人の手を借りることができません。
このシチュエーションは、『十五少年漂流記』『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』など、有名文学から平成アニメにいたるまで人気が高いです。
しかも、いつもギャグ担当のおっちゃん(毛利小五郎)がメインストーリーに絡んでこないせいか、終始シリアス路線。「ゲームをクリアしてみんなを助ける」ことにストーリーが集中し、脇道にそれることなく始めから終わりまで本筋を突っ走っていることで、視聴者も集中して物語に没頭できるのです。

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