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23

Sep

【ベルセルク】フェムト?絶対者?グリフィスの野望とは!

出典 : Amazon.co.jp

『ベルセルク』の物語上重要な人物であり、主人公のガッツとは並々ならぬ因縁を持つグリフィス
鷹の団の団長だったグリフィスが「闇の翼」フェムト、「絶対者」グリフィスとして転生までをネタバレを含めて解説していきます!

グリフィスのプロフィール

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グリフィスは三浦健太郎による漫画『ベルセルク』に登場するキャラクター。平民出身ではありますが、傭兵団「鷹の団」の団長を務め本物の貴族よりも貴族らしいと言われるほど雰囲気の持っています。「自分の国を持つ」という夢を果たす為であれば冷徹なことも平然とやってのける人物です。
ウェーブの掛かった銀色の綺麗な長い髪に中性的な美貌の持ち主で、戦場でも鷹をイメージした兜と甲冑が目を引きます。
そして、首には昔占い師から買ったという「ベヘリット」を首からかけて、大事にしています。

剣の腕前も一流以上で、武器は細身のサーベルを使っています。
戦場ではどんな状況でも敵の弱点を確実に切り裂いていき、1対1の戦いでも素早い剣捌きで敵を翻弄する戦いを得意としています。

鷹の団団長グリフィス

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鷹の団の団長としてのグリフィスは「白い鷹」という異名の持ち主です。
数多くの戦場で鷹の団を勝利に導く高い指揮能力だけでなく、自分自身が前線に出ても敵を圧倒する剣の腕前まで持ち合わせています。
グリフィスが声を上げるだけで味方の士気が上がり、その姿を見ただけで敵が恐れを抱く存在です。

カリスマ性も非常に高く、鷹の団の副官であるキャスカもまたグリフィスに対して崇拝や憧れのような感情を抱いています。
他の団員もグリフィスが団長だからこそと鷹の団に集まってきており、グリフィスに絶対的な信頼を置いています。

数々戦功を上げ続けたことでグリフィスはミッドランドから騎士の称号を獲得。それだけではなく子爵の地位までも賜ることに。
グリフィスはガッツに「オレはオレの国を手に入れる」という壮大な夢を語っており、夢の実現へと着実に進んでいきます。

ですが、グリフィスが子爵になることを喜んでいない貴族もおり、暗殺を企てられてしまいます。
しかし、グリフィスはこうなることを分かっていたようで、その犯人も気付いていた様子。逆にガッツへ犯人である貴族の暗殺を指示し、見事消す事に成功しています。

フェムトになった経緯は?

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少年のような表情から冷徹な表情までするグリフィス。
爵位まで手に入れたグリフィスがこのままミッドランド内で上り詰めていくのかと思いきや、予想外の事態が発生します。
それが鷹の団からガッツが抜けるということでした。

ガッツはグリフィスにとって親友であり、唯一「お前が欲しい」と執着している相手
そのガッツが抜けると言い出したことで失うくらいなら殺すと、一騎打ちをすることに。
しかし、その一騎打ちでグリフィスは負けてしまいガッツは鷹の団を去ってしまいます。

そこからグリフィスは人が変わったかのように今までの冷静に考えた策とは違う、無謀な手段に出るようになります。
そんな中、グリフィスは王女のシャルロットの寝室へと訪れ、そのまま身体を重ねてしまいます。
このことが王に知られたことで、グリフィスは囚われの身となり、鷹の団もまた追われることに。

その後ガッツと合流した鷹の団のメンバーによって助け出されたものの、投獄されていたグリフィスは皆が驚くほど酷い姿となっていました。
両手両足の腱は切られて動けなくなり、舌を抜かれてしまったことで喋る事もままならなくなっていたのです。

救出された後も追手によって激しい戦いが続き、ようやく一息入れられるというところで、夢への挫折や自分の無力さを感じたグリフィスは自殺を試みます。しかし、夢へと未練と死ぬ事の恐れによって未遂に終わりました。
そのとき、突如グリフィスの夢への渇望に呼応したかのようにベヘリットから血が流れだし「蝕」が起こりました。

蝕とは人間ではない魔の者たちの殺戮の宴であり、蝕を起こした者が使徒と呼ばれる魔の者になるための儀式です。
グリフィスが持っていたベヘリットは「覇王の卵」という魔の者を超越したゴッドハンドになるために必要な特別なベヘリットだったのです。
そして、ゴッドハンドとなるためにもう1つ必要な“生贄”としてグリフィスは大切な人たちである鷹の団のメンバーを捧げることで「闇の翼」フェムトへと転生しました。

グリフィスがゴッドハンドになった理由は?

ゴッドハンドとなるには条件があり、それは大切な人を“生贄”に差し出すこと。
グリフィスにとって大切な人というのは、親友という立場にあるガッツと、これまでの時間を一緒に過ごしてきた鷹の団のメンバーです。

最初は生贄に差し出すかどうかという質問に対して悩んでいたグリフィス。
そんな中、ガッツがグリフィスの元へとたどりつきました。そして、ガッツが手を差し出したときにグリフィスはある事に気付きます。

1つ目はガッツと親友となり一緒に歩んできたことで、目的であった自分の国を手に入れるという夢を忘れることがあったこと。
2つ目はこのままでは満足に身体を動かす事もできず、喋る事もできないこと。

自分自身の国を手に入れるという夢を忘れるわけにはいかないと考えたグリフィスは、ガッツと鷹の団のメンバーを生贄に捧げることに決め、人間から強力な力を持った存在ゴッドハンド「フェムト」へと転生をしたのです。

グリフィスがフェムトへと転生したのは夢を忘れさせたガッツと決別をするため。そして、自分の夢への渇望でした。

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