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【無職転生】シルフィエットとルーデウスが学生結婚!?2人の軌跡をまとめてみた
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小説投稿サイト「小説家になろう」でランキング1位に輝いた大人気作品『無職転生‐異世界行ったら本気だす‐』。
今回はそんな『無職転生』から、メインヒロインのシルフィエットの情報をまとめてみました。
シルフィエットの基本情報
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『無職転生』は35歳にして無職で引きこもりだった醜悪な見た目の主人公が、家族に家を追い出された直後に交通事故で死亡。
気が付くと他の世界で赤ん坊として生まれ変わっていた異世界転生系の作品です。
新たな生を授かり、ルーデウス・グレイラットとして生きていくことになった主人公。
前世での堕落した人生を後悔していたルーデウスは、この人生は頑張ろうと努力する物語です。
これから紹介するシルフィエットは、ルーデウスの幼馴染として登場します。
のちに魔術の天才として名を馳せるルーデウスの教えで魔術を使うようになったシルフィエットはいったいどのような女の子なのでしょうか。
まずはシルフィエットの詳しいキャラクター情報をみていきましょう。
シルフィエットのプロフィール
シルフィエットは主人公のルーデウスと同じく、アスラ王国のブエナ村に住む少女です。
愛称は「シルフィ」。
ほとんど人間と同じ見た目をしていますが、4分の1はエルフの血が入っているため尖った耳を持っています。
さらにシルフィエットの髪色は、この世界では恐怖の対象として存在している「スペルド族」の特徴である緑色。
シルフィエット自身は「スペルド族」ではありませんが、その髪色のせいで他の子供たちからイジメられていました。
そんな彼女もルーデウスの影響により、魔術の勉強を行うようになります。
シルフィエットは「ラプラスの因子」というこの世界で最強の存在である魔神ラプラスの魂の情報を受けついで生まれてきたため、常人よりも魔力量が多いです。
ちなみにシルフィエットの髪が緑色なのも、魔神ラプラスの身体的特徴を受け継いだため。
この因子は、大昔に滅んだ魔神ラプラスが自身の復活のために世界にばら撒いたものです。
しかし、幸いにも作中でシルフィエットが魔神ラブラスと関わりを持つことはありませんでした。
シルフィエットの性格
シルフィエットは、とにかくおしとやかで慈悲深い優しい女の子です。
誰に対しても礼儀正しく、魔法大学に通っていた時期には周囲から優等生として扱われていました。
そんなシルフィエットですが、幼少時の頃からルーデウスに恋心を寄せており、彼に対してだけはかなり甘いです。
ちなみに2人は魔術学校時代に恋仲になり、学生結婚することになります。
優しいシルフィエットは、ルーデウスがセクハラまがいのことをしても、場所をわきまえていれば怒ることはありません。
しかし、周囲に人が居るときにルーデウスがセクハラをすると、怒るのではなくとても悲しそうな顔をします。
性欲に溢れたルーデウスもその顔には弱いようで、シルフィエットを悲しませないよういつも注意している模様。
シルフィエットとルーデウスの出会い
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ルーデウスとヒロインの関係性も『無職転生』の魅力のひとつ。
メインヒロインのシルフィエットとルーデウスがどのように出会い、関係が発展していったのでしょうか。
続いてはシルフィエットとルーデウスの軌跡を時系列順にまとめてみました。
シルフィエットとルーデウスの出会い
2人が出会った場所は、シルフィエットとルーデウスの故郷であるブエナ村。
交通事故によって前世で死んだルーデウスは、そのトラウマによって自宅の庭から出ることができませんでした。
そのため同じ村に住んでいた2人でしたが、遭遇したのはルーデウスがトラウマを克服したあとのことです。
なので、そのときのルーデウスの年齢は既に5歳でした。
ある日、ルーデウスは村の周辺で一番大きな木が生えた丘へと出かけたときのことです。
そこでシルフィエットが「スペルド族」に似た髪色をしていたため他の子供たちにイジメられていたのです。
ルーデウスも前世で同じような目に合った経験がありました。
そのため目の前のシルフィエット助けるために魔術で泥玉を作って子供にぶつけます。
怒った子供たちは「魔族の見方すんのかよ!」と言い放ちました。
しかし、ルーデウスは「魔族の味方じゃありません。弱い者の味方なんです」とドヤ顔を披露。
魔術を使えるルーデウスに勝てるはずがない子供たちは、負け惜しみを言いながら去っていきました。
こうした経緯があってルーデウスとシルフィエットは、お互いが初めての友人を持つことになったのです。
友人になった2人
友人同士になった2人は、毎日一緒に過ごすようになりました。
魔術で助けてもらった経緯もあり、シルフィエットはルーデウスに魔術を教えてもらうことになります。
みるみる魔術の腕を向上させていったシルフィエットは、高等魔術である「無詠唱魔術」まで習得しました。
こうして友人であり師匠と弟子のような関係を築いてきた2人でしたが、2人の関係に、ちょっとした問題があることが発覚します。
離れ離れに
ルーデウスが7歳になった頃、彼は魔術も剣術も伸び悩んでいました。
ある日、そんなルーデウスに対してパウロが学校という単語を持ち出したのです。
この世界でも学校があることを知ったルーデウス。
しかし、シルフィエットを1人にできないという心配もあり、あっさりこの道を閉ざしました。
ですが、ある日ルーデウスが遠い国にある魔法大学に通うと勘違いしたシルフィエットが「行かないで」と言って大泣きしてしまいます。
そこで魔術に行き詰っていたルーデウスは、父のパウロに2人一緒に魔法大学に通いたいと提案。
金銭などいくつかの問題のせいで却下されてしまいましたが、ルーデウスはいつか自分で稼いだ金でシルフィエットと一緒に学校へ行くことを決意しました。
そこで発覚したのが、2人の依存関係。
これを問題視したパウロはルーデウスを親戚の貴族の家で働かせることを決意。
パウロはルーデウスを木剣で気絶させ、同じ国内にある親戚の屋敷へと送り出したのです。
これにより、のちに2人が再び出会うことになるのはルーデウスが青少年へと成長してからとなりました。