アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの気になるコンテンツ情報が盛りだくさん!

MENU

2

Sep

【とある科学の一方通行】菱形幹比古はマッドサイエンティストで妹思いの兄!【ネタバレ注意】

妹・蛭魅との関係

菱形の傍にいつも寄り添っているのは、彼の実妹・蛭魅
聖音高校に通っていた年頃の妹なのですが、距離感が普通の兄妹と比べてかなり近いことから、菱形が相当彼女を溺愛していたことが窺えます。
彼女が全裸であってもまるで気にしないのは、さすがにマッドサイエンティストである菱形の無頓着さ故だと思われますが…とにかく、兄妹仲は良かったようです。

しかし、蛭魅は事故で死亡
『とある科学の一方通行』で菱形に寄り添っているのは、エステルが疑似魂魄「檮杌」を定着させた蛭魅の死体であり、彼女本来の人格は持っていません。

しかし菱形は、自身で「かわいい妹が死んでしまったら僕は発狂していたはずだ」と言っている通り、蛭魅の死を受け入れておらず、蛭魅の死体に入った「檮杌」を完全に蛭魅だと思い込んでいます。

菱形の目的

菱形の目的は、蛭魅を前人未到の絶対能力者(レベル6)にすること。
恐らくこれは、蛭魅の姿を借りた「檮杌」に唆されたのだと思われます。

彼が実践した蛭魅を絶対能力者に至らしめるための方法は、「檮杌」に与えられた魔術的知見をもとにしたもの。
菱形が打ち止めやミサカ10046号を狙ったのも、絶対能力者(完全なる存在)に至るために、彼女たちが記憶する一万以上の死の記憶を疑似魂魄(「檮杌」)に植え付ける必要があったからです。

悪魔に利用された末路

完全なる能力を求める蛭魅のために、「棺桶」製作や、完全なる能力(絶対能力)の器たる完全なる肉体の精製に邁進してきた菱形。
しかし、それは蛭魅ではなく、ローゼンタール家の悲願を叶えるために動く「檮杌」の目的でした。
菱形は蛭魅の皮を被った「檮杌」に利用されていたのです。

しかし菱形は、「檮杌」を止めようと刃を向けてきたエステルから蛭魅を庇い、致命傷を負ってしまいます。
もう菱形の命が助からないと判断し蛭魅の振りをするのを止めて本性を表した「檮杌」を見て、ようやく菱形はそれが蛭魅ではないことに気付きました。

その後本当の妹を取り戻すため、瀕死の重傷ながら一方通行たちと行動を共にすることになります。
最終的に菱形は「檮杌」が引き剥がされた蛭魅の最期を見届けてから、自らも失血死しました。

まとめ

菱形幹比古は人皮挟美や「妹達」を利用した軽薄なマッドサイエンティストでありながら、妹を思う気持ちだけは歪みながらも一途だったという一面を持つ魅力的なキャラクターです。
そんな菱形の活躍や蛭魅との絡みをぜひアニメでもご覧ください。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です